6月になったので、ユニオンオーナーズクラブの2021年募集馬の価格と予定厩舎が発表になりました。今年の変化は地方入厩予定馬が新しく加わったこと。詳細は発表されてないのですが、日高の牧場系クラブとしてはあってしかるべき取り組みだなと。で、少しずつ検討を始めているのですが、まずは候補になりそうな2頭の紹介から。
オルフェーヴル×ジャジャマーチャンの牡。総額3000万円(10万円×300口)。嶋田牧場提供で清水久詞厩舎入厩予定。

血統構成は上の画像通りですが、半兄で走っているトゥラヴェスーラとトオヤリトセイトはドリームジャーニー産駒なので、血統構成はまったく一緒なんですよね。オルフェーヴルの方が種牡馬実績あるので嵌まれば重賞狙えるかもと。モーリス産駒の半兄も募集されて、出資していたけど体調不良で募集取り下げになっています。カタログと動画見てからですけど、おそらく出資します。
地方入厩予定で、一目注目したのが、コパノリッキー×フィーリンググーの牝。総額800万円(4万円×200口)。グランド牧場提供で、道営の角川秀樹厩舎予定。

これは5代血統表を見てほしいのですが、これぞグランド牧場生産馬という感じ。コパノリッキーは誰でも知ってるダート界を一世風靡した名馬ですが、母系がグランド牧場の思いを極めた感じで。母父はデビューから4連勝で北海道2歳優駿を勝ったフェスティバルを米国に持って行ってG3ダリアHを勝った後、Afleet Alexを付けて未出走のまま種牡馬にしたセイントアレックス。母母父に希代の穴馬券メーカー逃げ馬スマートボーイがいて、グランド牧場御用達種牡馬アフリートのクロスまである…(血統表を出力したTargetではアフリートがクロスと表示されませんが)。この血統が地方のダートで走ったら熱いよなあ。
ユニオンで出資するってことはロマンを買うわけだから、こういうのに行かないとまずいでしょうw
まずは2頭を紹介しましたが、ほかの募集馬については、もうちょっとじっくり見ます。