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2011.08.03

2011年J2第23節北九州戦採点「引っかかり」

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リンク: 先制を許し相手の集中した守備に最後まで得点を奪えず敗戦 .

北九州 1-0 FC東京

 試合のペースは握ってたけど「なんかうまくいってないなあ…」という試合だったのは、現地に行った人ならある程度同意してくれるはず。前半は押し込んでいたのは間違いないし、攻められる気配も感じられなかった。PKこそ外したけど、それが致命傷になる展開じゃなかった。それでもなんとなくいやな感じは残っていて。いつもに比べてプレーに引っかかりがあるというか…。

 後半は谷澤と草民の位置を入れ替えた。確かに左サイドは北斗とのコンビに比べると、この日は草民がやりにくそうだった。クロスだけなら巧のほうがいいかもしれないが、北斗のほうが攻撃に入ったときの選択肢が多い感じ。中へ入っていったり、大外回って相手DFを引っ張ったり。草民はそれを使ったり捨てたりして、スペースを作って自由に攻撃できてる。巧は基本的に縦の突破しかないので、流動的な攻撃になりにくい感じ。そもそも中で合わせる選手が少ない今のチームだと巧のようなタイプは難しいのかもしれない。

 巧の守備については、あまり変わってないねーという印象。ポジショニングもあやふやな時があるし、そもそも相手選手との間合いをもう一歩詰めないと、体の小ささがそのままハンディになってしまう。北斗はコンタクトプレーを厭わないからね。

 池元のシュートそのものは見事としかいいようがなくて。あれで東京が気落ちした感じもなかったんだけどね。その後は北九州の守備が堅かった。ルーカス投入は間違ってないけど、本質的に短い時間で点を取るタイプの選手じゃないわけで。セザーや羽生も体力的に難しくて、攻撃のアイディアに反応できる余力がなかった。やっぱり短い時間で勝負できるタイプのFWが東京にそもそもいないのが…。

 要は先制しちゃえばいいんですけどね(汗)。先制された場合のオプションも必要だろうけど、それに注力するのも無駄というか、労力の割に収穫が少なそう。まあ来年のJ1では東京に先制したからって、そんなに引いて守ってくるチームはないだろうし。

 まあ、この試合は北九州がよかったのも確か。あまり深刻に考えないほうがいいのかもしれません。

 それでは採点です。

塩田 5.5 あれだけなんだけど、久しぶりの失点を喫してしまった
徳永 6.0 好調持続。この日も可能性のあるシュートを打っていた
森重 6.0 安定感のあるプレーを続ける。直接FKはサイドネットへ
今野 5.5 いつもよりちょっとだけ攻撃に入ってからのミスが多かった
阿部 5.0 攻撃はクロスしか選択肢がなく、守備は詰めが甘かった
梶山 5.5 前半はPK失敗も攻撃を牽引。後半はアンカーで目立たず
高橋 5.5 交代まで無難にプレーしていたが、攻撃はもうひとつ
田邉 5.5 調子はよさそうだったが、いつもより窮屈なプレーが多い
谷澤 5.5 いい位置でボールを触ることが少ない。失点シーンも絡む
羽生 6.0 ボールを呼び込む工夫はあった。終了間際に惜しいシュート
セザー 5.5 前向きに突破の場面がない。ボールの受け方を考えたい

ルーカス 5.5 ボールは収まったが、周りの動き出しと微妙に合わず
大竹 5.5 梶山が低い位置に入ったら、高い位置での仕事が必要だ
上里 --- 時間短く、評価なし

大熊 5.0 久しぶりの追いかける展開で最強パターンが崩壊。交代策も強固な守備をこじ開けるまでには至らず

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