« 2011年7月 | トップページ | 2011年9月 »

2011.08.29

スタジアムにほとんど行けてません

Dsc01008_1
一応、草津戦は見たよ。PKの直前からだったけど

 先月末、北九州に行ってから、岐阜はテレビ観戦で、草津戦は何とか仕事から抜け出したものの、味スタに着いたのはPK直前。あっという間に試合終了に。

 栃木戦は校了作業中で行けず。録画では見ましたが、やっぱり先制されると苦しいのねという感じ。ボランチが的にされると難しくなるのは、あそこで時間を作れないと、前線が流動的に動けなくなるからなのかな。1対1で来るプレスなら、個人能力で交わして数的優位が作れるけど、人数をかけてこられると後ろに戻すしかなくて、ボール回しのためのパスになってしまう。

 で、富山ももちろん行けなくて、とある店で飲みながら観戦してました。栃木ほどはやりにくくなさそうだったけど、ギャップで受けられる谷澤の不在が大きかったかも。いつものメンバーだとセザーがサイドに流れて、羽生が裏を狙いつつ守備陣を混乱させて、谷澤が空いたスペースでボール受けるというのが基本型。

 この試合は達也が1トップでルーカスがトップ下。羽生がサイドに回る形。前半はうまくボールが回らなかった。達也とルーカスがポジションなりの動きにとらわれがちだったような…。谷澤っぽく、もうちょっとサイドに出たり、ボールを受けに落ちてくるのも有りだったかと。この組み合わせだったら、2トップに近いポジションを取ったほうが流動的になったか。

 ここ5試合は2勝3敗。それまでが調子が良すぎたので、ちょっとずつプレーが雑になってるというか、動きが少なくなってる気もする。球際に行けてないとか、両ボランチの攻撃参加の回数が減ってる感じもするし。

 まあ、残り16試合は、ねじを巻き直すには良いタイミングだと思う。上位4チームの得点力はほぼ同じで、守備力は東京がちょっと上というレベル。上位陣で連勝しそうなチームは見当たらないので、3つぐらい続けて勝てれば頭一つは抜け出せそう。ここからの5試合で4つが今年負けなしのホーム(1つは熊谷開催だけど)というのは、有利だと思うけどね。

2011.08.03

2011年J2第23節北九州戦採点「引っかかり」

Dsc00906

Dsc00907

Dsc00909

Dsc00914

Dsc00919

リンク: 先制を許し相手の集中した守備に最後まで得点を奪えず敗戦 .

北九州 1-0 FC東京

 試合のペースは握ってたけど「なんかうまくいってないなあ…」という試合だったのは、現地に行った人ならある程度同意してくれるはず。前半は押し込んでいたのは間違いないし、攻められる気配も感じられなかった。PKこそ外したけど、それが致命傷になる展開じゃなかった。それでもなんとなくいやな感じは残っていて。いつもに比べてプレーに引っかかりがあるというか…。

 後半は谷澤と草民の位置を入れ替えた。確かに左サイドは北斗とのコンビに比べると、この日は草民がやりにくそうだった。クロスだけなら巧のほうがいいかもしれないが、北斗のほうが攻撃に入ったときの選択肢が多い感じ。中へ入っていったり、大外回って相手DFを引っ張ったり。草民はそれを使ったり捨てたりして、スペースを作って自由に攻撃できてる。巧は基本的に縦の突破しかないので、流動的な攻撃になりにくい感じ。そもそも中で合わせる選手が少ない今のチームだと巧のようなタイプは難しいのかもしれない。

 巧の守備については、あまり変わってないねーという印象。ポジショニングもあやふやな時があるし、そもそも相手選手との間合いをもう一歩詰めないと、体の小ささがそのままハンディになってしまう。北斗はコンタクトプレーを厭わないからね。

 池元のシュートそのものは見事としかいいようがなくて。あれで東京が気落ちした感じもなかったんだけどね。その後は北九州の守備が堅かった。ルーカス投入は間違ってないけど、本質的に短い時間で点を取るタイプの選手じゃないわけで。セザーや羽生も体力的に難しくて、攻撃のアイディアに反応できる余力がなかった。やっぱり短い時間で勝負できるタイプのFWが東京にそもそもいないのが…。

 要は先制しちゃえばいいんですけどね(汗)。先制された場合のオプションも必要だろうけど、それに注力するのも無駄というか、労力の割に収穫が少なそう。まあ来年のJ1では東京に先制したからって、そんなに引いて守ってくるチームはないだろうし。

 まあ、この試合は北九州がよかったのも確か。あまり深刻に考えないほうがいいのかもしれません。

 それでは採点です。

塩田 5.5 あれだけなんだけど、久しぶりの失点を喫してしまった
徳永 6.0 好調持続。この日も可能性のあるシュートを打っていた
森重 6.0 安定感のあるプレーを続ける。直接FKはサイドネットへ
今野 5.5 いつもよりちょっとだけ攻撃に入ってからのミスが多かった
阿部 5.0 攻撃はクロスしか選択肢がなく、守備は詰めが甘かった
梶山 5.5 前半はPK失敗も攻撃を牽引。後半はアンカーで目立たず
高橋 5.5 交代まで無難にプレーしていたが、攻撃はもうひとつ
田邉 5.5 調子はよさそうだったが、いつもより窮屈なプレーが多い
谷澤 5.5 いい位置でボールを触ることが少ない。失点シーンも絡む
羽生 6.0 ボールを呼び込む工夫はあった。終了間際に惜しいシュート
セザー 5.5 前向きに突破の場面がない。ボールの受け方を考えたい

ルーカス 5.5 ボールは収まったが、周りの動き出しと微妙に合わず
大竹 5.5 梶山が低い位置に入ったら、高い位置での仕事が必要だ
上里 --- 時間短く、評価なし

大熊 5.0 久しぶりの追いかける展開で最強パターンが崩壊。交代策も強固な守備をこじ開けるまでには至らず

« 2011年7月 | トップページ | 2011年9月 »