« 2011年6月 | トップページ | 2011年8月 »

2011.07.29

2011年J2第22節熊本戦採点「浮かれましょう!」

 もう木曜の夜中なのに、まだ画像の整理ができてない。連日飲み過ぎたツケがここに…(汗)

リンク: 最後はルーカスの移籍後初ゴールで大量5得点で勝利!首位をキープ!! .

FC東京 5-0 熊本

 さすがにもう金曜日なんで手短に。

 今ちゃんさんには怒られそうですが、そろそろ浮かれてもいいと思います(笑) 鳥取戦を見た後、大分には行けず、岐阜戦も会社でやきもきしてました。で、この日の熊本戦はようやく国立に行けたけど、調子を上げてきた東京はJ2上位相手でもこんな内容の試合ができるのね。鳥取戦のレビューでも書いたけど「どこで1点取って終わらせるかという試合」だったなと。

 それでも序盤は熊本の守備がまだ機能してたかと。見てて思ったのは「梶山のタッチ数が少ないな」ということ。東京の前線は高さがないので、サイドは捨てて中央を固めるのは理にかなってる。4-4-2でブロックを敷いて真ん中で決定的なところはやらせないという感じ。

 ただ、東京のチェックが早いのが効いてた。相手ボールになれば羽生がスイッチを入れて、田邉、谷澤が追いかけるので、熊本にまったく攻撃をさせてない。前半からハーフコートマッチだったし、点が入らないことにもじれてない。「このまま続けていけば点は取れるだろう」という自信があるんだろうな。最初のPKは、ファールを取るなら前向きに突っ込んでいた谷澤の体勢から見ても得点機会阻止でレッドカードは妥当。

 で、そのあとはやりたい放題。2点目はなぜかオフサイドフラッグ上がったけど、相手のパスだからオフサイドないわけで。さらにヤザーの土下座とか、徳永キャノンとか、ルーカスによる夢スコアとか。

 細かい部分でミスを指摘できないことはないけど、それは無粋というか、意味がないこと。この調子でやっていれば、J2で東京を止める可能性があるのは個の能力である程度対抗できる千葉だけかなと。そこまではきっちり首位をキープしながら戦っていきたい。

 それでは採点です。

塩田 6.0 ほとんど守備機会がなくて、かなり暇だったかとw
徳永 6.5 ケガとは思えないパフォーマンス。弾丸シュートで2戦連発
森重 6.0 無難な出来。セットプレーではいろいろと工夫をしていた
今野 6.5 相手FWになにもさせず。2点目では見事なアシスト見せた
中村 6.0 良い意味で目立たず。しっかりと自分の仕事をしていた
梶山 6.5 守備でも効いていた。最後はルーカスに点を取らせた
高橋 6.0 攻撃にはあまり出てこなかった。きっちりポジション守る
谷澤 6.5 いいところでボール受けてPKを2回得る。土下座で笑いも
羽生 7.0 2人いるんじゃないかという動き。シュート意識も高くなった
田邉 6.5 可能性のあるミドルを撃っていた。守備もかなり上達した
セザー 6.0 決定機を決めていればハットトリックまであったかも…

ルーカス 6.0 あのゴールだけだが、あれは素晴らしいモノだ…
椋原 --- 時間短く、評価なし
柳楽 --- 時間短く、評価なし

大熊 6.5 試合中は選手は馬なりで動いている気もするけど、それで結果を出せる状態に持って行ったことは賞賛できる

2011.07.04

2011年J2第19節鳥取戦採点「完勝」

Dsc00781_1

Dsc00785_1

Dsc00799

Dsc00810

Dsc00819_1

Dsc00821_1

Dsc00825_1

Dsc00832

Dsc00833_1

Dsc00834

リンク: 後半に入りロベルト セザーのゴールを皮切りに合計3得点で勝利!破竹の5連勝を飾る!!.

FC東京 3-0 鳥取

 危なげのない試合というのは、こういう試合を指していうのでしょう。前半は拮抗してたようにも見えたけど、どこで1点を取って終わらせるかという試合だったのは間違いなくて。というのも、鳥取の攻めが一発を狙う感じじゃなかったから。あの攻撃だったら、東京の守備網が崩される可能性は限りなく低くて。パワープレーに来ることも考えづらかったので、先制すれば押し切れるというのは、ピッチやベンチの頭にもあったんじゃないかな。その割には交代策は慎重だったけどw

 久しぶりに上から見て思ったけど(なにせ羽生さんが泣いた富山戦以来だw)、羽生が非常に効いてる。あの運動量と気の利いたポジショニング、それに決定的なパス。最近、最終盤まで交代を引っ張ってるけど、外しにくいのはよく分かる。高橋の成長とか、梶山の落ち着いたゲームメイクとか、5連勝につながった要因はいくつもあるけど、羽生が評価を上げた連勝だったと思うのだ。

 まあ、羽生がこの調子を維持すると、ルーカスをどこで使うかが悩ましい。現実的には1トップに置いてセザーをサイドに出すのかねえ…。

 セザーはこの蒸し暑さもあるんだろうけど、一時期ほど守備で行けない。でもボールをもらいにサイドへ出たり、下がってきたりはする(苦笑)。ただ、点取るパターンはエリア内でのボレーばっかり。今の東京だったら下がってボールもらいに行かなくても、エリア内での仕事を狙っていれば点が取れるはず。誰かセザーに「真ん中にどんどん入ってくれば、点が取れるぞ」とアドバイスしてくれないものかw

 2列目の草民と谷澤についても少しだけ。足技のうまさなら草民がすごいけど、ゴールへ向かうプレーの実効性だと谷澤の方が上かな。自らがゴールへ向かって良い位置に入っていくプレーもそうだし、うまくSBの上がりを引き出すプレーもそう。この試合で徳永が効果的に上がって行けたのは谷澤の働きも大きかったかと。あとはシュートがうまければいうことないんだけど…。

 MDPの羽生のインタビューに若手選手へのアドバイスとして「まずランニングで一人かわしてから、ボールを持てば、ドリブルやワンツーで2人以上を交わすことができます」ってあったけど、明らかに草民に向けてるような(笑)。どこで得意の足技を出すのか。もっとエリアに近いところで出せば、ファールも取れるし、エリア内ならPKを恐れてもっと抜けるかもしれない。相手チームのスカウティングが進んできた現状だからこそ、自分のストロングポイントをどう使うか、頭を使ってほしいところ。ポジションをつかむには、これ以上ないチャンスを得ているわけで。

 それでは採点です。

塩田 6.0 ピンチらしいピンチはほとんどない。出場試合の連勝が続いている
徳永 6.0 右サイドを制圧。深くえぐってからのクロスで見せ場を作っていた
森重 6.5 謎のイエローもらったけど、3試合連続得点。格の違いを見せつける
今野 6.0 安定感抜群。このレベルの相手だと物足りないのではとも思うが…
中村 6.0 左足のクロスは練習したほうがいいが、守備はうまく対応していた
高橋 6.5 中盤を支配して楽にプレーしていた。得点は見事なシュートだった
梶山 6.0 余裕あるプレーを披露。草民へのスルーはちょっと痺れたね…
田邉 5.5 悪くはないけど、仕掛けるプレーを相手に少し読まれている印象
谷澤 6.0 シュートこそ決まらないが、攻撃の起点としてタメと時間を作った
羽生 6.5 1点目のアシストで勝負あり。運動量、ポジショニングが素晴らしい
セザー 6.0 先制点のボレーは見事。ドリブルもスピード増した。あとはシュート

大竹 --- 時間は短かったが、CKからのアシストという結果は残した
阿部 --- 時間短く、評価なし
上里 --- 時間短く、評価なし

大熊 6.0 連戦の最終戦だったが、先発を変更せずに結果を出した。石川と鈴木の離脱でやりくりは難しかったが、きっちり試合を終わらせた

« 2011年6月 | トップページ | 2011年8月 »