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2010.08.07

スルガ銀行チャンピオンシップ採点 「単純化」

 順番逆さまだけど、日曜の試合に関連しそうなスルガ銀行チャンピオンシップを先にアップ。

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間に合わない予定だったのに余裕で到着

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バック中央で飛び跳ねてたので、ゴール裏上方で観戦。風強くてタオマフ飛んでいきそうになった

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平山の同点ゴール後に花火が上がる。いや、神宮球場が5回終了なんだけど…

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大黒の技ありゴールで追い付いてPK戦に

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PK戦の行方をベンチも見守っていた

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5人目は梶山。蹴った瞬間の軌道を見て、頭抱えそうになった(汗)

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見ている方も思ったよりずっと嬉しかったこのタイトル

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選手が場内を回っているところですが、何か1人おかしな動きが…

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リ、リカ…(笑)。これはMJなんでしょうか?

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プロポーズ大作戦のテーマに合わせて、万歳三唱で締め

リンク: 試合終了間際に大黒の起死回生のゴールで追いつき、PK戦も制し初の国際タイトルを獲得! .

FC東京 2-2(PK4-3) Liga de Quito

 真夏の連戦中に行われたスルガ銀行チャンピオンシップ。エクアドルの Liga de Quitoとの対戦。さすがにベストメンバーで臨むというわけには行かなかったが、PK戦とはいえ勝てたことは精神面で良い効果を与えそう。

 時間も経っているので、気付いたことをちょっとだけ。

 東京は平山が入って攻撃がややシンプルになったことが、最近の試合との違い。東京のボール回しの中心になっているのは梶山で、2列目まではかなり流動的に動いてアタッキングサードを攻略するのが基本形。これにはどうしても難しい面がある。預けどころが1つしかないので、梶山のマークがきつくなり、最終ラインへのプレスを掛けられると、最後は蹴らざるを得ない状況に追い込まれることが多い。現状の前線の選手は大黒以外は小さな選手がほとんどなので、こうなると苦しくなる。

 平山が入ると、もう1列前で起点ができるため、ボールが入った時に全体のゾーンを押し上げやすくなる。そこから左右にはたいてサイド攻撃を展開したり、前を向いて中央突破を図ったりとね。石川が中央に入ってきてシュートを撃つ場面があったけど、あれは平山が入ったことによる効果があったシーン。

 後半のように梶山が入ると2カ所に起点ができるため、よりボールが回しやすくなる。さらに終盤のようなロングボールによるシンプルな攻撃も効果的だった。平山がいない場合、難易度の高いプレーを続けないと決定機まで持って行きにくい。でも平山が入ると、「とりあえず平山」のようなプレーが許容されるので、そこで攻撃陣が一回パワー(肉体も頭も)を溜められるのが大きいのかなと思ったり。難易度90のプレーを連続するのは難しくても、スイッチ役の選手がいて、難易度を一回下げられるのはやっぱり重要なのかも。

 現状では大黒がFWの軸であることは間違いないけど、もう1人を誰にするかは悩ましくなった試合だったかと。新潟戦の後半も3トップ気味にやってるので、これからは対戦相手によっては4-3-3も考えに入ってるのかもしれないね。

 それでは採点です。

権田 6.0 怪しい飛び出しもあったが、PK戦は1本目よく止めた
椋原 5.5 PK取られたが、それ以外はきっちり守れていた
キム 6.0 相手FWと十分にやりあう。足元も落ち着いてプレー
今野 5.5 失点シーンでは、付ききれずに交わされてしまった
中村 6.0 守備では安定感があった。攻撃にもう少し出たかった
森重 6.0 ボール入った時に前を向こうという意識が強いのは○
田邊 6.0 守備はほどほどだったけど、得点に繋がる強烈ミドル
大竹 5.0 アタッカーとしては不完全燃焼に終わってしまった
石川 6.0 平山とのコンビだと輝く。強シュートはGK正面だった
リカ 5.5 突っかける姿勢良いが、スペースをもっと使いたい
平山 6.5 課題もあるが、あれだけ前線で体を張れるのは大きい

梶山 6.0 何度でも言うが、この守備力はチームに貢献している
羽生 5.5 ボランチでの起用。あまり目立たなかったがリズム作る
大黒 6.5 あの時間帯にあのボールを技ありシュートは凄い!
ヨンドク 5.0 正直、あまり目立たなかった。リーグ戦に期待したい
重松 --- 時間短く、評価無し。PKは予想通り真ん中へ
松下 --- 時間短く、評価無し。PKは落ち着いて決めた

城福 6.5 コンディションとスケジュールの問題があり、苦しい台所事情だったが、サブの選手のモチベーションも上げたうまい采配だったかと

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