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2010.08.29

多少は上向きなのか? という神戸戦をテレビ観戦

 神戸にも行けなかった。けど、オンタイムでテレビ中継は見られた。C大阪、広島とどん底のゲームが続いたことを思えば、多少なりとも上向きだったのかなあ。ナオは切れてる感じがあったし、徳永が攻守に踏ん張っていた。ディフェンスはミドルこそ撃たれたけど完全に崩された形は少なかった。うまくパスを引っかけていたシーンもあった。この守備組織がこれからの残留争いでは基本線になるんだろう。

 どうやって点を取るかという問題は残っている。中盤でボール取れたときに、中断期間で練習していたはずのショートカウンターにいける雰囲気がない。マイボールになったときに、大黒は仕方ないけど、リカまで相手DFラインと同じ高さにいる。で、ボールの出しどころがなくて、遅攻になってしまう形が何度かあった。確かに一発のスルーパスで抜ければいいが、それはそんなに簡単じゃなくて。梶山が何度か浮き球で狙ってたけどね。

 この試合、大竹が先発でいいところも出してたけど、相手を背負ってボールを受けた時に取られる場面が何度かあった。期待されてるのはゴール前での仕事のはず。でも密集地帯ではなかなか難しい。せめてDFを1枚引っ張ってくれる動きができる選手がいるといいのだが。今だとスペースができる後半投入の方が良さが生きるのかも。

 あとは大黒ですかね…。この日はボールが足下に付かない場面が目立った。リカが前線で収めるタイプじゃないので、そこは大黒がしっかりできないと全体を押し上げることが難しくなる。この日の出来だったら早めに見切って、重松を中央で使う手もあったと思うが…。 

ということで、あとは試合中につぶやいていたことを。

  • 去年のアウェイ神戸もBSで中継あったな posted at 19:03:45
  • 金曜の練習では梶山が浮き球で裏へのパスをずいぶん狙っていたよ posted at 19:07:27
  • ポストかー posted at 19:18:30
  • 今ちゃんは3枚目か posted at 19:27:58
  • 大竹は足元でもらいたがるタイプだからなー。リカのポジションもちょっと気になる posted at 19:35:05
  • この使い方と運動量だとナオは後半早めに交代だろう。後半はサイドMFに誰を投入するのかね? posted at 19:41:34
  • 大竹かリカはシュート撃たないトー posted at 19:45:19
  • やっぱりリカは2トップのFWじゃないよな。3トップならともかく posted at 19:47:41
  • 羽生さんは帯同してるんですね posted at 20:09:41
  • 城福さんが凄い勢いで怒鳴ってるな。「ふざけんな、おまえ」 退席にならないように… posted at 20:15:56
  • 達也か。ナオかリカだと思うが… posted at 20:21:13
  • と思ったら、大竹なのか posted at 20:21:21
  • さすがにコースがなかったな posted at 20:26:34
  • ナオは調子良さそうだが、あとはシュートだけか posted at 20:28:30
  • 平山を的にして大黒に狙わせたい posted at 20:35:11
  • ナオ下げるかー。今日の出来なら大黒下げる手もあったように思うけど、一発に賭けたんだろうな posted at 20:40:26
  • ボール出てたろw posted at 20:42:13
  • 徳永いいとこ狙ったけど… posted at 20:44:54
  • 徳永が攻守に頑張ってるんだが posted at 20:47:16
  • 権ちゃんが、勝ち点1を持ってきたな posted at 20:54:18
  • @uotti おつでした。攻撃がねえ。ナオのあれが決まってればという試合だった気もしますが posted at 21:00:20
  • ナビスコはこっちの方が準備期間が1日長いのか posted at 21:32:50
  • 「東京はFWのシュートが1本だけ…/J1」 http://bit.ly/cJcsYM posted at 22:43:07
  • 携帯の公式に上がっていた選手コメント読んだ。全体的にもう少しサイドを使いたいみたいだが、今日のスタメンだと中寄りになるのが自然だからなあ posted at 23:14:32
  • @19uni 大竹を入れるならゴール前で仕事して欲しいけど、今日も相手を背負ってのプレーはかなり窮屈でしたからねえ…サイドで運動量を求めるなら、違った選択肢もあるわけで posted at 23:29:22

 そうそう、羽生さんは帯同じゃなくて、自分でユニバまで来ていたという話ですが、本当なのでしょうか?

2010.08.27

久しぶりに小平へ

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羽生さんはもうしばらく掛かりそう。週明けのナビスコは難しいような…

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白ビブスがスタメン組。赤の1人が壁の中でしゃがんでいるのは神戸対策だろうな

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大黒は早めに引き上げてきました。今日も水風呂を作っているのでしょうか?

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大竹はゴール前に入れるFKの練習を念入りにやってました

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今ちゃんさんはシュート練習で外すと、悔しさをあらわにしてました

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しゅーと君はランニング中に時計をちらり。時間走なんでしょうね

 今日から遅い夏休みを少しだけ取れたので、小平へ行ってきました。神戸には行けないし。

 で、帰りにスーパーにも寄りたかったので車で行ったら、交差点のところのコインパーキングなくなってた(汗)。ちょっと離れたザ・プライスの前の駐車場に駐めて戻ってきた。あそこで酒を買い込むと駐車料金が掛からないというメリットはある。グランドまで歩くと暑いけど…。

 練習そのものは前日調整なので、特に目新しいものはなく、フォーメーションの確認程度。ボードを使って指示をしていた監督の手の動きを見ると、どうやって裏を狙うのかを強調していたのかも。あとはリードした時の締めくくり方の練習は念入りにやってました。エルゴラには5-4-1って書いてありましたが、そこまでべったり引いた感じではなくて、相手SBの攻撃参加をサイドのどちらかのMFがしっかり見るという形かも。

 先発予想メンバーはエルゴラの予想通り。FWにリカが入って、左MFに大竹、ボランチは梶山と徳永の組み合わせ。平山と森重がいないとセットプレーで中に高さが足りないのは間違いなくて、変化付けた形をもちろん準備中。

 全体練習終了後は、出口に近い方のゴールでミドルレンジからのシュート練習。こっちは今ちゃんと平山(あとからヨングン)。今ちゃんは気合い入ってました。追いかける展開だとトップ下あたりまで上がる可能性があるのかも。奥のゴールではダミー人形を置いてFKやシュートを練習。大竹、重松、ヨングン、達也あたりがいたのかな? その中では北斗が時々ブレ球っぽいFKを決めてました。あのぐらいの確率で決まるなら、今まで試合で撃った本数を考えるとそろそろという感じが…。

 この状況では勝たないと何も変わらない。逆に言えば、勝てば変わる可能性はある。なんとしてでも勝ち点3を取って帰ってきてほしい。

2010.08.25

帰り道の気になる店

 ようやく校了したので、吉祥寺からの帰り道に最近できたオーツキバル(@otsukibal )を開拓。

リンク: 吉祥寺 オーツキバル.

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 場所は吉祥寺から末広通りを東に進んで5分ぐらい。ビルの地下1階でちょっと入りにくい感じかと思いきや、階段降りていくとガラス張りのバルが。中は丸見えなので、そこまで行ったら逃げられません(笑)。

 ビールとグラスワインを飲みながら、豚タンの塩漬けとソーセージを軽くつまむ。いい感じの店でした。まだ開店から1カ月ほどなので、こなれてないところもあるけど、これから良くなりそうな感じ。

 ほかのお客さんが食べていたハンバーグがおいしそうだったが、さすがに12時過ぎだったので自粛。夕飯食べられなかったときに、いいかも。

 ちなみに今月の30、31日はワインを全品3000円で提供してくれるとのこと。

2010.08.23

今ちゃんのトーク術

 昨日行われたワールドカップ招致イベントで今ちゃんとナオが登場。USTでも中継があったので見ていたのですが、今ちゃんが天然発言を連発。

 そのピークは

 「僕だっておしゃれになりたいんですよ!」(36分過ぎ)

 さすがにこの発言にはなごんでしまった。神戸戦に向けてがんばりましょう。

2010.08.22

JリーグタイムとJAGSしか見てない広島戦

 土曜日は結局一日中仕事してたので、広島戦はぴこーんとTLと携帯速報だけで追っていた。帰ってJリーグタイムとJAGSを見ると、平山の落としから大黒が突っ込んだところと、CKのこぼれを梶山が狙ったところだけがいい形だったのね。

 試合中はTLが静かだったので、内容は推して知るべしと思ってました。前から分かってたことだけど、このチーム、MF羽生、MF梶山、CB今野の誰かが抜けるとパフォーマンスが一気に落ちる。

 リーグは残留争いの直接対決となる神戸戦が終わると1週空くスケジュール(ナビスコと天皇杯あるけど)。ここで何とか立て直しを図らないと。

  • ちなみに先制すれば4勝3分け。今日は逆転勝ちが1試合もない2チームの対戦です 「対するFC東京も先手を許すと、めっぽう弱い。19試合のうち10試合で先制点を与え、3分け7敗と勝利がない。」 http://bit.ly/dkJ1qt posted at 13:22:55
  • ちょっと時間が空いたので、ぴこーんを早めにセットした posted at 18:02:14
  • からあげくんに何かが起こったことは分かったw posted at 19:27:53
  • 前半のTLを見ると、帰って録画を見るのが不安だ posted at 19:30:39
  • セレッソがぴこーん posted at 19:43:52
  • なんか凄い静かなTLになっちゃってるんですけど… posted at 20:06:20
  • 終わりましたか…  posted at 20:24:46
  • 同意です。なにをどうしたものやら… RT @ririca_kz: 怖いもの見たさで覗いたTLの静けさにガクブルなう。録画…見るの怖いよー。 posted at 20:27:30
  • ここ2試合の内容(今日は見てないけど)を考えると、羽生さんへの依存度が高かったのかなという印象もあったり posted at 20:40:41
  • 甲府追いついた。ぴこーん posted at 20:49:56
  • @uotti カシマでも思ったんだけど、ポジションの入れ替わりはあっても、ずっと4-4-2の形のままで、攻撃時にポジションを崩して混乱させたり、誰かがオーバーラップしていく動きがないんだよね posted at 21:08:22
  • 普段は毒吐かないような人がネガるのを見ると、深刻な感じはするね posted at 21:10:46
  • 東京はまったく先制できなくなっています… RT @kizaki69: ですね! RT @umix147 ポゼッションサッカーは先制すると俄然有利になる。 posted at 21:21:55
  • @shiroani 携帯の速報とTLしか見てないんですけど、後半は平山が交代する前にナオが撃ったシュート1本とか…。大黒がいるのに裏取れるようなシーンもなかったみたいで posted at 21:40:02
  • @shiroani うーん。FWに点を取らせる手段を本気で考えた方がいいんじゃないかと。去年もそうだったけど、これだけFWが点取れないのには何らかの欠陥があるはず posted at 22:00:37
  • @umix147 うちも湘南戦だけは完勝だったんですよねw posted at 22:15:20
  • @yocchifootball おつありです。こういう試合の時に味スタにいけなかったのは、複雑な気持ちです… posted at 22:40:37
  • @TokyoWasshoi むっくんのコメント読んだですよ。雰囲気を想像するだけで重苦しくなりますね。 posted at 23:09:51
  • @24h_f_p 今日はあまり沁みない曲をえらびながら帰宅中ですw posted at 23:44:41
  • ということで、今、聴いている曲は、 ザ・ドリフターズ の「ゴーウエスト」、 アルバム「ドリフだョ!全員集合 青盤 (Disc 1)」 ニンニキニキニキ posted at 23:46:35
  • @omiya_fctokyo でもね、あれを狙えるメンタル持ってるのは梶山だけなのが問題でもあるわけで posted at 23:50:11

2010.08.20

全部は見てないC大阪戦

 土曜の味スタ行きがまず無理という状況で大阪に行けるはずもなく、会社のPCでロケフリ起動しておいてチラ見が精一杯。本当に断片的にしか見ていないので、なんとも言いづらいですが、それでも内容がひどかったのは分かる試合でした。

 まあ救いがあるなら、ナオにスペースを使おうという意識が戻りつつあることと、最後に大竹が点を取ったことでしょうか。

 監督も選手も一回頭の中をリセットして広島戦に臨んてほしいなあ…。頭でっかちになっていて、サッカーを難しく考えすぎのような気がする。詰め将棋みたいに一つの手順しか許されない訳じゃないし。うまく行かない試合だったら、大黒なり、平山なりにシンプルに当てていったっていいんだから。

2010.08.17

第18節鹿島戦採点 「運動量と推進力」

リンク: 先制を許すも、終盤に今野のゴールで同点とし、さらにチャンスを作るも勝ち切れず引き分け .

鹿島 1-1 FC東京

 羽生だけでなく、前日に怪我したという梶山は結局はベンチ入りできず、赤嶺は移籍。ということで、復帰した徳永をボランチに持っていき、左MFに松下を入れ、CBは韓国代表帰りのヨングンを起用。ベンチには重松とそうたん、高橋が入った。攻撃で切れるカードの枚数が少なくなった感じは否めない。

 案の定、試合開始から苦しい展開が続く。相手ボールになったとき、4-4-2のポジションはセットできてるのにバイタルが空く。ボランチが鹿島の中盤の選手を掴めてないので、今野が食い付かざるを得ず、その空いたスペースを使われるという悪循環。全体的にもうちょっと人に行けないと危ないなあと思っていたところで、セットプレーから鹿島が先制。

 攻撃は平山の足元に偶然入った時しかチャンスにならない。中盤が作れないなら、どんどん平山に入れてもよかったかと。まあ梶山不在で縦パスをずばっと入れられる選手がいないんだけど…。森重のボランチは可能性を感じるけど、今の時点ではギャンブルプレーが多すぎる。

 4-4-2でやっている以上、FWにボールが入ったら、ボランチはそれを後ろから支えるポジションを取る必要があるけど、そこに2人とも行けない。梶山がいればボランチ同士のバランスが左右だけでなく上下で取れるけど、この組み合わせだとずっと横並びになってしまう。だからFWが孤立してしまって、ボールが入っても縦への選択肢しか持てない。確かに平山のシュートはミスもあったけど、それでも打つしかない状況にはめられてたようにも見えた。

 そして慣れない中盤で無理にボール回した揚げ句、最後は蹴らざるを得ない展開になることが多く、セカンドボールを拾われてリズムが出ない。このあたりは羽生の欠場も大きかった。羽生が左MFに入っている場合、アタッカーというよりも攻守両面でボールを動かすための潤滑油的な役割が占める割合が高いのでね。

 前半は何とか1点で鹿島の攻勢を凌く(それにしても鹿島の両FWの「偽ケガ」連発はどうなのよ。大迫がだんだんせこくなってきた)。そして城福監督は後半になって惨憺たる状況だった中盤の構成を変えて、森重と今野の位置を入れ替えた。

 確かにボランチの位置で「よく見えてる感」は今野よりも森重に分があるけど、「運動量と推進力(+対人守備力)」では今野が上。試合後コメントでもあったように「鹿島は後半から落ちてくる」を利用するための布陣としては効果があった。今野から「素晴らしい展開」は期待しづらいけど、中盤の運動量が増えたことでボール支配率が改善。さらにタイミングの良い攻撃参加で同点ゴールまで奪ってみせた。

 ボランチでどの組み合わせが正しいのかは難しいところ。梶山が軸になるのは間違いないけど、ケガもあるし、出場停止もありそうだしw この試合うまくいったからといって、単純に今ちゃんを上げればいいとも思わないからなあ…。まあ米本が帰ってくれば、ほとんど解決する問題なんだけど。

 より大きな問題は羽生さん不在の時にどうするかかもしれない。

 それでは採点です。

塩田 6.0 徐々に試合感戻ってきて、ファインセーブもあった
椋原 6.0 早い交代になってしまったが、クロスの質も悪くない
今野 6.5 CBでは釣り出されることもあったが、同点弾は見事
キム 6.0 パフォーマンスが安定してきた。フィードもまずまず
中村 6.5 上下動を繰り返す運動量光る。SBがやっぱり合う
徳永 5.5 前半は相手に翻弄されたが、後半持ち直してきた
森重 5.5 運動量欲しいが、CBに下がってからはよかった
石川 5.0 空いたスペースへの動きはあったがパスが出ない
松下 5.5 最後はSBまでこなしていた。キックの精度が復活
大黒 5.5 アシストは落ち着いていたが、エリアでの仕事少なめ
平山 5.5 前半の攻撃はほとんどこの人だけ。トップ下でいいかも

大竹 6.0 攻撃にアクセントを付けていた。できればシュート打ちたい
重松 5.5 左MFで必死に走り回っていた。あとはどこで攻撃するか
リカ 5.5 トラップの精度欠いたが、疲れた相手中盤には効いた

城福 6.0 ベンチ入りメンバーの選択も苦しいが、なんとかアウェイで勝ち点1を拾った

2010.08.12

第17節名古屋戦採点 「これがサッカー」

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リンク: 決定機は作るものの決められず、ロスタイムに失点し今季初のホーム敗戦.

FC東京 0-1 名古屋

 途中までは、今年やってきた試合でも出色の出来だったと思うけど、ああいう悲劇が待っていたという。監督コメントにあった「これもサッカー」で、割り切るのは難しい試合だったかと。

 前半は名古屋のダニルソン、マギヌン、ブルザノビッチという中盤が不完全燃焼で、梶山か森重がフリーでボールを持てる状況が続き、当然のごとく東京ペースの試合に。平山が入ると、当然中央を固めてくるから、サイド攻撃が有効になる。石川&椋原の右サイドからの攻撃も効いていた。中央からの崩しもできていたし、速攻もあり、遅攻もありと、バラエティある攻撃ができていた。その結果が大量のCK。ここでも第一に見られるのは平山だから、森重が余ったり、大外の今ちゃんがフリーでシュートを撃つチャンスをつかんでいた。

 はっきりいって、前半はどっちが中3日なのか分からなかった。1点でも入れておけば、3点差ぐらいの圧勝でもおかしくなかったかと。ただ、こういう試合は後半になれば難しくなってしまうのは想像通り。全体として東京ペースなのは変わらなかったけど、中3日で次第に運動量が落ちてきて、次第に撃ち合いになってきた。そして、羽生→徳永の交代でピッチ内が混乱したとか、平山→重松で疲れてきた時間帯に前で預けられる選手がいなくなるとか、石川→リカで前線が技巧に走るパターンにはまるとか…。交代策は効果がなかったわけじゃないけど、中盤で優位に立っていたからこそ、大竹の投入があってもよかったか。

 名古屋の攻撃はミドルレンジからのシュートかFKがほとんど。ダニルソンのFKや小川のミドルは塩田がきっちりと防いでいたし、ケネディもフリーのシュートを外してくれた。

 最終盤に大黒、重松とチャンスを迎えたものの決めきれず。で、あのシーンへ。グラウンダーでエリア内の金崎に送られた時点で集中力が切れてる。確かに梶山も金崎に付き切れてないけど、後ろから入ってきた三都主に誰も付けてないし、詰めてもいない。あのタイミングでゴールライン際まで侵入されてクロス上げられたら苦しい。今ちゃんの対応次第ではCKに逃げられた可能性もあったのは確かだけど、そこを責める気にはなれない。

 シュート20本、コーナーキック12本。これで1点も入らないのは…。城福さんがパターン練習嫌いなのは知ってるけど、何か拠り所になる練習は必要じゃないのかね?

 前半戦終わって勝ち点はわずかに19。残り17試合でACL争いをするにはおそらく12勝が最低条件。残留争いを抜け出すにも前半戦と同じ程度の戦いは必須。「真の優勝争い」を目標に掲げたシーズンで、何を見せてくれるのか。後半戦は真価が問われる戦いになりそうです。

 それでは採点です。

塩田 5.5 失点場面はノーチャンス。そこまでは安定していた
椋原 6.0 守備はいつも通り堅い。攻撃はいつもより精度高い
今野 5.5 最後の場面までは安定したプレーを続けていたが…
キム 6.0 SBよりもCBに向いている。シュートは入れたかった
中村 5.5 左SBに回ったがフィジカルの強さできっちり守った
森重 6.0 縦パスの意識高まる。CKで何度もフリーになった
梶山 5.5 及第点の出来だったが、スペシャルなプレー少ない
石川 5.5 復調気配。平山とのコンビ合う。あとは得点だけだ
羽生 5.5 いつもより攻撃の比重高め。もう少し引っ張りたい
平山 6.0 シュートもポストも○。他の選手の負荷下げている
大黒 5.5 チャンスは何度も巡ってきたが得点が取れなかった

徳永 5.5 右MFに位置を変えてから積極的な攻撃を見せていた
重松 --- 最後のシュートは決めたかった
リカ --- 時間短く評価無し

城福 5.5 点を取るための「何か」を突き詰めないと苦しい。平山と石川の起用は良かったが交代策はもう一歩だったように感じる

2010.08.07

第16節新潟戦採点 「猛暑」

 中2日の連戦は3試合とも見ましたが、確かにこの試合が一番暑くて大変でした。

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ここに来たのもずいぶん久しぶり。前回はこの逆側にあるハードオフスタジアムは影も形もなかった

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ひつじのしつじを初めて見た(笑)

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ぎりぎりに着いた。珍しく前の方に席を確保。入口そばの喫煙スペースで席を確保する前に捕獲されたという事情もある(爆)

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暑いんだから、へそ出しとは言わないが、もう少し露出が多くてもいいのに…

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愛想は良かった気がする

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事件直前の写真。梶山の姿勢の良さが妙に怖い

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取り押さえられる権田と早々に引き上げる梶山

リンク: 2点を先行される苦しい展開の中、今野のゴールで1点差とし最後まで反撃するも追いつけず敗戦.

新潟 2-1 FC東京

 中2日の連戦の3試合目で先発メンバーを変更。高橋が初先発で、右サイドが椋原、達也でFWに赤嶺を投入。結論から言うと、個人レベルでは悪い出来じゃなかったけど、チームに還元できなかったという感じ。特に右サイドの2人は運動量を出して突破するシーンもあったけど、クロスの精度がお粗末過ぎたのがなんとも。後半は赤嶺が右に張る形になって、そのクロスが一番可能性を感じたからね。でも赤嶺がクロス上げてたら、中で合わせる選手がいないという…。あれだけ右で押し込めるなら、平山を中に置くか、さらに圧力を高められる石川の投入があってもよかったか。

 高橋は梶山のように攻撃面で働けるわけじゃないから、ダイナミズムを生み出しにくいけど、絶望的に悪かったわけじゃなく。できることできないことを分類して堅実にプレーしていた印象。ただ、どうしてあのパスミスの場面はセーフティーに行けなかったのか。

 全体的に足が重いのは外から見ていても明らかだった。スタジアムも風が無く、本当に暑かったし。新潟も決して良くなかったから、うまくグダグダとした展開に持ち込めそうだったのに、1点を失ったことでプランが崩壊。後半開始から怪我持ちの梶山を入れる羽目になり、そこからリズムをつかんで押し込んでいる時間帯に追いつけず。ポゼッション率が高まったのを背景に、リカ、大竹と投入したものの、攻めあぐねているうちに追加点を取られ、1点返す・・のが精一杯。久しぶりの負け試合となった。

 しかし、どんな試合をしてても、梶山への依存度は変わらない。投入された後半は梶山のリズムの試合になっちゃった。梶山と権田の口論の原因はそこなんだろう。ほとんどのボールが梶山経由で展開されるわけで、そりゃ新潟もプレスを掛けてくるよ。梶山への負担を減らすにはポスト役をこなせる選手を置くか、ボランチの相棒が運動量を増やすかだろうけど、森重に運動量求めるのも何か間違ってるし、大黒は基本的にゴールゲッターだからね。

 それでも試合終盤の攻勢を見ると選手の精神力は切れてない。なんかきっかけが欲しいところです(と思ってました。水曜があんな試合になって、きっかけになるといいのですが)。

 それでは採点です。

権田 5.5 1点目は何とかしたかった。ちょっと独りよがりだったか
椋原 6.0 守備はこなせる。あとはクロスの精度が上がってくれば
今野 6.0 後半は1列上がってダイナミズム生み、1ゴールを得る
キム 5.5 全体的には悪くないが、右足のクリアが怪しい場面多い
松下 5.5 バー直撃FKを始めとして、戦う姿勢を古巣相手に見せた
森重 5.5 よくやってるとは思うけど、守備で効いている感じもなく
高橋 5.0 あのパスミス以外は初先発としては及第点だったけど…
鈴木 5.5 右サイドを再三突破したが、クロスがとんでもなく不調
羽生 5.5 いつもの運動量は無く、奮闘も次第に消耗していった
赤嶺 5.5 要求されていたプレーはこなしたが、得点機が無くて
大黒 5.5 エリア内でボールがこぼれてきたが、ミートしなかった

梶山 6.0 この人がいないとクオリティが落ちるのは仕方ないのか
リカ 5.5 積極的に仕掛けたが、シュートの意識がやや低かった
大竹 5.5 押し込んでいた時間でFK取れれば良かったが…

城福 5.5 苦心のフォーメーションで、何とか粘っていたが、最後に攻撃の迫力を欠いた。右サイドは崩せそうだったが…

 最後に、試合後の宴会で「シャー」をやらせていただき、ありがとうございました。ついに40歳になってしまいました。もう少し頑張ってみます。で、日曜の様子は「続き」で。

続きを読む "第16節新潟戦採点 「猛暑」" »

スルガ銀行チャンピオンシップ採点 「単純化」

 順番逆さまだけど、日曜の試合に関連しそうなスルガ銀行チャンピオンシップを先にアップ。

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間に合わない予定だったのに余裕で到着

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バック中央で飛び跳ねてたので、ゴール裏上方で観戦。風強くてタオマフ飛んでいきそうになった

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平山の同点ゴール後に花火が上がる。いや、神宮球場が5回終了なんだけど…

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大黒の技ありゴールで追い付いてPK戦に

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PK戦の行方をベンチも見守っていた

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5人目は梶山。蹴った瞬間の軌道を見て、頭抱えそうになった(汗)

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見ている方も思ったよりずっと嬉しかったこのタイトル

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選手が場内を回っているところですが、何か1人おかしな動きが…

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リ、リカ…(笑)。これはMJなんでしょうか?

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プロポーズ大作戦のテーマに合わせて、万歳三唱で締め

リンク: 試合終了間際に大黒の起死回生のゴールで追いつき、PK戦も制し初の国際タイトルを獲得! .

FC東京 2-2(PK4-3) Liga de Quito

 真夏の連戦中に行われたスルガ銀行チャンピオンシップ。エクアドルの Liga de Quitoとの対戦。さすがにベストメンバーで臨むというわけには行かなかったが、PK戦とはいえ勝てたことは精神面で良い効果を与えそう。

 時間も経っているので、気付いたことをちょっとだけ。

 東京は平山が入って攻撃がややシンプルになったことが、最近の試合との違い。東京のボール回しの中心になっているのは梶山で、2列目まではかなり流動的に動いてアタッキングサードを攻略するのが基本形。これにはどうしても難しい面がある。預けどころが1つしかないので、梶山のマークがきつくなり、最終ラインへのプレスを掛けられると、最後は蹴らざるを得ない状況に追い込まれることが多い。現状の前線の選手は大黒以外は小さな選手がほとんどなので、こうなると苦しくなる。

 平山が入ると、もう1列前で起点ができるため、ボールが入った時に全体のゾーンを押し上げやすくなる。そこから左右にはたいてサイド攻撃を展開したり、前を向いて中央突破を図ったりとね。石川が中央に入ってきてシュートを撃つ場面があったけど、あれは平山が入ったことによる効果があったシーン。

 後半のように梶山が入ると2カ所に起点ができるため、よりボールが回しやすくなる。さらに終盤のようなロングボールによるシンプルな攻撃も効果的だった。平山がいない場合、難易度の高いプレーを続けないと決定機まで持って行きにくい。でも平山が入ると、「とりあえず平山」のようなプレーが許容されるので、そこで攻撃陣が一回パワー(肉体も頭も)を溜められるのが大きいのかなと思ったり。難易度90のプレーを連続するのは難しくても、スイッチ役の選手がいて、難易度を一回下げられるのはやっぱり重要なのかも。

 現状では大黒がFWの軸であることは間違いないけど、もう1人を誰にするかは悩ましくなった試合だったかと。新潟戦の後半も3トップ気味にやってるので、これからは対戦相手によっては4-3-3も考えに入ってるのかもしれないね。

 それでは採点です。

権田 6.0 怪しい飛び出しもあったが、PK戦は1本目よく止めた
椋原 5.5 PK取られたが、それ以外はきっちり守れていた
キム 6.0 相手FWと十分にやりあう。足元も落ち着いてプレー
今野 5.5 失点シーンでは、付ききれずに交わされてしまった
中村 6.0 守備では安定感があった。攻撃にもう少し出たかった
森重 6.0 ボール入った時に前を向こうという意識が強いのは○
田邊 6.0 守備はほどほどだったけど、得点に繋がる強烈ミドル
大竹 5.0 アタッカーとしては不完全燃焼に終わってしまった
石川 6.0 平山とのコンビだと輝く。強シュートはGK正面だった
リカ 5.5 突っかける姿勢良いが、スペースをもっと使いたい
平山 6.5 課題もあるが、あれだけ前線で体を張れるのは大きい

梶山 6.0 何度でも言うが、この守備力はチームに貢献している
羽生 5.5 ボランチでの起用。あまり目立たなかったがリズム作る
大黒 6.5 あの時間帯にあのボールを技ありシュートは凄い!
ヨンドク 5.0 正直、あまり目立たなかった。リーグ戦に期待したい
重松 --- 時間短く、評価無し。PKは予想通り真ん中へ
松下 --- 時間短く、評価無し。PKは落ち着いて決めた

城福 6.5 コンディションとスケジュールの問題があり、苦しい台所事情だったが、サブの選手のモチベーションも上げたうまい采配だったかと

2010.08.01

新潟の夜

 この時間になって、まだ眠れてません。それなりに飲んでるのにね。

 試合は東京に戻ってからきっちり振り返るつもりだけど、新潟のプレスが厳しい状況でなんとかサイドから攻撃を組み立てようとしたけど、奏効しなかった。特に後半はサイドで有利に展開できていただけに、サイドにもう一枚選手を投入するか、中に起点を作るか、攻撃の厚みを増す交代が欲しかった…。

 最終盤は赤嶺が右に入った4-3-3っぽい布陣になったはず。赤嶺は意外と器用にこなして良いクロスも入ったけど(右サイドは優位を保っていたし)、中にいるのが大黒(+今野)という形。大竹のいい所は出しにくい布陣だったし、攻めに入ったときに真ん中が薄い感じは否めなかった。

 今こそ、平山1.5列目で右にナオを入れる4-4-2というか4-2-3-1を復活させるべきじゃないかと思っちゃったよ。

 なんて書いていたら、眠くなってきたので寝ます。明日は競馬場で東京者が新潟で落とした金の一部でも回収したいと思いますが、返り討ちにあう気が…ww

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