去年も一昨年も点は取れてない
リーグ戦9試合で7点しか取れてないという深刻な得点力不足で、攻撃陣がやり玉に挙がることも多くなってきた状況だけど、得点力に見劣りがするのは今に始まった訳じゃない。
開幕前にも書いたけど、ここ2シーズンはコンスタントに点取れてないんですよ。
2008年の総得点は50点。リーグ戦34試合で完封されたのが8試合、1点しか取れなかったのが14試合で、合計22試合。さらに2点取った試合も4試合しかない。そして3点以上が8試合あって合計27点。
2009年の総得点は47点。リーグ戦34試合で完封されたのが7試合、1点しか取れなかったのが14試合で、合計21試合。さらに2点取った試合は7試合で、3点以上が6試合。
攻撃的なチームを標榜している割に、この2年間、3試合に2試合は1点以下しか取れてないという現実。
2008年は開幕直後から打ち合いの試合が続いていて、不安定ながらも勝ち星を積み上げていたけど、GW明けの第11節名古屋戦から第23節の柏戦まで(第13節磐田戦を除いて)、連続で1点以下しか取れない時期があった。
2009年は第13節川崎F戦から第18節大宮戦までの6試合で15点、第27節磐田戦から第30節清水戦までの4試合で11点と、この10試合で総得点の55%を取っている。一方で開幕から7戦連続で1点とか、5連勝で迎えた第19節広島戦でスコアレスドローになってからの5試合で2点とか、本当に点が取れない時期がある。
J1では年間65点ぐらいが上位争いするチームの得点力の目安。1試合平均で約1.9点。全試合の平均総得点が2.8ぐらい(多い年でなら3を超えるが、少なくても2.5はある)なので勝ち切るには2点が必要ということが裏付けられている。
平山外しの是非はともかく、城福さんに求められるのは、コンスタントに2点が狙える方法の確立でしょう。この2年間の流れを考えればFWが急に得点を量産し始めることは考えづらいので、全く点が取れてないセットプレーを強化して、最低でも3試合に1点ぐらいは取れるようにすることが必要だと思うのですが…。
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