第7節京都戦採点「足りないモノ」
試合開始前にコンコースでばったり高校の同級生に会う。子供がチアをやっていて、イベントに登場するので見に来たとのこと。10年以上会ってなかったのでびっくりしたw
リンク: 先制を許すも重松がPKを決めて同点、その後も猛攻を仕掛けるも追加点を奪えずドロー .
FC東京 1-1 京都
試合から時間も経ってしまったので、ちょっと視点を変えて書いてみる。
ゲキサカに載っていた石川のコメントを一部引用。「中盤とFWの間があいている。そこに、去年は羽生さんが入っていたけど、いまは(羽生が2列目からボランチに下がったため)そこに入る人がいない。僕が入ってやるのか、どうするのか。」
このネタ、のんびりしているうちにエルゴラに書かれちゃいましたが(笑)、ちょっと触れておきたい。去年の機能していた時期、前の4人は平山、カボレ、石川、羽生という組み合わせで、ボランチが梶山、米本だった。ディフェンス時に3ラインをセットするのは今年と変わらないけど、攻撃では典型的なパターンがあった。例えば平山が引いてきて受けると、それを「スイッチ」にして、石川やカボレが飛び出していき、落としたボールは羽生や梶山、米本が受けて展開する、みたいな。
要は流動的な攻撃を作り出す黒子役となっていたのが2列目に存在する羽生だったと。千葉時代のようにどんどん前へ飛び出す訳じゃないから、あまり目立たないけど、ほかの選手が動きやすくなるスペースを生み出す動きが効いていたのは確か。特に自由に動く石川との組み合わせが絶妙で、実質的には4-2-1-3っぽい形で攻撃していることも多かったかと。
今年は左サイドに松下か北斗が入っていて、それぞれに良さはあるけど、それをうまくチームに還元できてない印象。誰に点を取らせるのかがはっきりしない。平山に点を取らせるなら、きっちりいいクロスが入るような組み立てが必要で、そこを期待して松下なんだろうけど、そもそも松下がクロスを上げる展開になってない。北斗が入れば前への推進力とミドルを期待するけど、周りはそれを引き出すような動きができてない。
この試合では、平山とリカが何もできなかったけど、中盤の組み立てが無策だったのも大きい。逆にFWへのマークが厳しいのだから、ボランチやSB、CBの攻撃参加で変化を付けなければ。
攻撃陣の組み替えを示唆したコメントと、型にはめた攻撃が好きではない監督ということを考えれば、羽生の2列目復帰はありそうな雰囲気。練習試合に出場した梶山ももうすぐ戻ってくるわけで、そのタイミングでテコ入れがあるのかもしれません。
それでは採点です。
権田 5.5 失点シーンはコースには入っていたが止められず
長友 5.5 後半開始で2列目に入ったがあまり機能しなかった
森重 5.5 そつなく守っていた。持ち上がって攻撃するシーンも
今野 5.5 攻撃のリズムが悪い時間にもっと攻めてもいいのでは
キム 5.0 スローインでマークずれてしまう。フィードは面白い
徳永 5.5 攻撃においても、もっと仕切る気持ちを出していい
羽生 5.5 徳永とのバランスをあえて崩すシーンがあってもよい
石川 5.5 裏への飛び出しに合わせたボールを要求したい
松下 5.0 セットプレーの精度が今ひとつ。サイドから崩したい
平山 5.0 マーク厳しいのは確かだが、シュート0本では…
リカ 5.0 ボールも来なかったし、たまに来ても見せ場は作れず
重松 6.0 こぼれ球に食いついて同点となるPKをゲットした
中村 5.5 前に行く姿勢でアクセントになっているのは確か
赤嶺 6.0 体張っていた。シュートまで持って行ける力がある
城福 5.5 交代選手が機能して何とか同点に追い付く。攻撃陣のてこ入れは必須。誰に点を取らせるのか、もう少しシンプルにした方がいいのかもしれない。
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