第5節川崎戦採点「暗転」
日曜はどんよりとした曇り空で、自宅では午後からぽちぽちと雨粒が。そのため自転車で行くのを断念。自転車仕様のカバンに荷物を詰め込むまではしましたが。まあ結果的に悔しさと悲しさを共にしてくれる人たちと、試合後に飲めて良かったのですが…。
リンク: 前半から決定機を活かせず、ロスタイムに今野がゴールを奪い1点差とするも...敗れる .
川崎 2-1 FC東京
前半はここまでのリーグ戦4試合、ナビスコ1試合の内容を考えれば、出色の出来だったと思うのですよ。東城主審がコンタクトには甘くて、フィジカル強い選手に有利な笛だったこともあって、中盤で徳永が効いていたのが大きかった。で、4-4-2対4-3-3だから、そもそも中盤で1人多いのに加えて、平山が落ちてきてボールを捌くことで、羽生、北斗、ナオのどこかが空きやすく、それをうまく使えていた。
主導権を握っているうちに、同点に追いつけていれば、全く違う試合展開になったのでしょうが、決定的なシュートはポストとバーに嫌われるという…。特に羽生のシュートは川島が一歩も動けなかっただけに惜しかった。
後半、その他はこれから書き足すとして、とりあえず採点です。
権田 5.5 失点は仕方ないが、その後は決定機をよく防いだ
椋原 5.5 粘り強く守っていた。カウンターのピンチも守りきる
森重 5.5 安定していた。欲を言えば長めのフィードも欲しい
今野 6.0 後半は中盤に上がって、最後には意地の一発決める
長友 5.5 ボールに絡む回数少ない。もっと攻撃に絡みたい
羽生 5.5 この人が高めにポジション取れるとチャンスになる
徳永 6.0 前半はフィジカル生かして中盤を掌握。攻撃の起点に
中村 5.5 守備は不安もあるが、前向きに攻めてチャンス作る
石川 6.0 脅威になっているのは確か。課題はシュート精度だけ
鈴木 5.5 空走りで間接的にチャンス作る。あとは得点決めたい
平山 5.5 マーク厳しいが奮戦。シュート意識も高い。点が欲しい
キム 5.0 CBで初出場。ビルドアップ、マークの受け渡しに課題
重松 5.5 やる気は分かる。もう少し攻撃の起点になりたい
大竹 5.0 相手を背負うと厳しい。高い位置を取りたいのだが…
城福 5.0 前半の勢いを後半に繋げることができず。交代選手の選択、ベンチ入りメンバーの選考にまだ課題は残る。
で、追記です(2010年4月9日)。
後半は見事に攻撃が失速してしまうのだが、その原因は割とはっきりしていて。誰にシュートを撃たせるかがはっきりしないんですよね。
平山が割と引いてきて、もう一枚のFWが自由に動く形だと、2列目の選手が進入していかないとシュートまで行けない。サイドからクロス上がってもエリア内の人数は足りないし、セカンドボールも拾えない。前半は北斗がエリア内に入っていく意識が強かったけど、今の大竹は前に入っていく感じのプレーには見えないっていうか、シュート撃とうという意識が見えづらい。ボランチに上がった今野にも期待は掛かるけど、今ちゃんがボランチということは、CBには今ちゃんがいないわけで、結局ビルドアップに参加する羽目になり、上がっていくタイミングが遅くなってしまう。もちろん怪我の影響もあっただろうけど。
重松は期待はできるけど、その期待がベンチもスタンドもちょっと大きすぎる気がしないでもない。この試合に限れば、0-2になってからの投入だったこともあり、混戦に強い赤嶺の方が良かったように思う。
あとキーワードが浸透している「2分け8敗」だけど、アウェイゲームで1点差負けは合格点とは言えないし、赤点かもしれないけど、落第ではない結果かも。ホームでの再テストで結果を出せばいい。逆に言うと、強豪チーム相手でもホームでは勝利という結果を出さないと駄目。
スタートダッシュには失敗したものの、上もそんなに離れていない状況。ここで鹿島戦を迎えるのは、何か意味があるんでしょう。どうしても勝たなければならない一戦。楽しみになりました。
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