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2010.03.31

第4節大宮戦採点 「試行錯誤」

 火曜日はすんなり帰宅して、このブログ更新してるはずが、いつの間にか渋谷で飲むことに。楽しかったんでいいんですけどw そしてココログがバージョンアップしたのに合わせてデザインを変更中。まだしっくり来てないので、数日間は頻繁に変更する予定。

リンク: 重松がデビュー戦ゴールを決めるなど、数的優位を活かして勝利! .

大宮 0-2 FC東京

 一枚目のレッドカードが試合開始まもなくに出て、前半終了間際にさらにもう一枚のレッドカードが出て、終わってしまった試合。さすがにハーフコートマッチを45分続けていれば、J1同士の試合といっても、数的優位のチームにどうしたって点は入る。もちろんそうした状況の中で得点を決めた今野と重松の価値が下がる訳じゃない。ただし、11対11の状況でボランチをやったり、FWをやるのとは意味が違うということだけは、認識しておかないと。

 で、11対10での試合となった前半。石川がワイド気味に構えて、北斗が絞り、平山も引いてきてボールを受けるという、これまでの3節とは違う形が見られた。これは試合後の記者会見にもあったように、両ボランチを孤立させないための修正だったのだろう。選手間の距離を縮めることで、ボランチの負担を軽減するというより、あの2人の特徴に合わせて戦術をカスタマイズしたという方が正しいのかな?

 本当はボランチの1人は長いボールが蹴られる選手を置いた方がベターだと思うので、今野がCBとしてベストだというのは分かった上で、攻撃力を上げる目的で今野ボランチという選択肢は否定すべきじゃないなと。ただ、問題はその布陣は梶山が復帰するまでの暫定になってしまうこと。中心選手をチームの都合であまり動かすのは好ましくないからな…。

 それでも右サイドに石川が入ることで、攻撃のパターンは見えてきた。平山のところにはどうしてもCBが引っ張られるし、石川がワイドに張ればそこはSBかボランチがケアせざるを得ない。あとは広がったスペースを生かして、パス交換からボランチがどうバイタルエリアに侵入していくか、だろうね。

 それでは採点です。

権田 6.0 被シュート3本でほとんど何もすることがなかった
椋原 6.0 後半から3バックの中央へ。安定したプレー見せる
森重 6.0 パスの受け手を探すシーンもあったがまずまず
今野 6.5 ボランチにポジションを上げて、豪快なゴール決める
長友 6.5 後半は積極的に攻撃して、重松の初得点をアシスト
徳永 6.0 中盤で機能していた。パス捌きも次第に向上の兆し
羽生 5.5 標的になるケース目立つ。ファールはもらえるが…
中村 5.5 中へ絞っていたが、さほど効果的ではなかった
石川 6.0 決定機は何度も作れていた。あとは決めるだけ
赤嶺 5.5 後半早々の決定機は決めておかなくてはならない
平山 6.0 やや低めの位置取りでボール引き出す。シュート7本

ヨングン 6.0 守備の負担が少なく、ビルドアップに専念できた
重松 6.5 能力の高さ見せた。11対11の時にどこまで出来るか
リカ 5.5 崩すのかシュートなのか判断がはっきりしないことも

城福 6.0 数的優位になって何とか相手ゴールをこじ開ける布陣を見つけた。反面、スタート時のフォーメーションはまだカッチリとは決まらない。

2010.03.29

割と暇な月曜日

 先週、それなりに頑張ったので、月曜にしては余裕あり。で、サッカーネタをつぶやいていた。

  • 北斗は本当はどのポジションが合うんですかね? 昨日は中へ絞ってやってましたが… RT @aoaka_note: 北斗と松下には羽生さんくらいに活躍してほしいのだけれどー。 posted at 12:56:04

 今は2列目で使われている北斗だけど、本当に適性のあるポジションはどこなんですかね? 大宮戦ではかなり絞ったポジショニングでしたが…。

  • 代表出ました。今野、徳永、長友、石川。うわー、平山外れたよ… http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00098821.html posted at 14:35:35
  • FWの組み合わせが謎だなあ… posted at 14:38:46
  • まあ、岡ちゃんに一貫性とか求めるのは無理だと理解したから posted at 14:39:25
  • 同じ国内組だった東アジア選手権から外れたのは、GK西川、DF闘莉王(出場停止)、岩政、MF小笠原、中村憲(怪我)、大久保(怪我?)、金崎、香川、FW佐藤、平山。あの3試合何だったんだという気が… posted at 14:49:32
  • @chia_rin 呼んでおいて使われない人がたくさん出そうな… posted at 14:55:08
  • もうこの時期だから「定食+α」は仕方ないけど、αの部分をほとんど総取っ替えというのは、想像の斜め上を行っていた posted at 14:59:00
  • @kettosee 新しい選手を呼ぶのはいいけど、使い切れないとすぐに投げ出しちゃうんですね。結局、立ち上げのメンバーしか使えない。ガンバの西野も似たような雰囲気がありますが… posted at 15:06:20
  • @Hakkan シーズン初めからあの動きでは、6月まで持つのか心配ですね。 posted at 15:08:21
  • 親善試合で6人交代可かな。使われない3人を推理してみるか?w RT @TriSada: 20名なんだなあ RT @sn_soccer: セルビア戦に向けた日本代表20名が発表されました。メンバー一覧はこちら。(M) http://bit.ly/dClQ0c posted at 15:29:35

 で、14時30分には、4月7日のセルビア戦のメンバーが発表に。東京からは今野、徳永、長友、石川の4人が招集。平山は落選。って平山の扱いはこないだの「招集→ベンチ外」も含めて酷くないか?

 言いたかったことは大きくしてみましたw

 平出と阿部はU-19のアメリカ遠征で先発フル出場。重松が初出場でいきなり得点という活躍もそろそろ伝わっているはず。奮起の材料にして欲しい。

2010.03.28

重松の初「シャー」を見られて良かった

 とりあえず、レビューより先に重松が初めて披露した「シャー」の動画をアップしました。

 試合中はゴール決めたくて仕方がないという感じでしたが、シャーは結構初々しいのねw ゴール裏に一礼した姿が若者っぽかったですww

2010.03.27

あのラー油vsこのラー油

 馬鹿売れしている桃屋の「辛そうで辛くない少し辛いラー油」がスーパーの棚から消えて久しい毎日ですが、パクリ対抗製品の「ぶっかけ!おかずラー油」(ヱスビー食品)が近所のスーパーに並んでいたので買ってきました。

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ということで、まずは並べて撮影。桃屋の方は使い掛けで恐縮です。

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裏には原材料表。なたね油とフライドガーリック、ごま油、唐辛子までは一緒ですが、ヱスビー(左)の方には、アーモンドが入ってますね。ラージャンと唐辛子みそは表記が違いますが、ほぼ同じ物でしょう。

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皿に取り出してみました。左がヱスビー版、右が桃屋版です。桃屋版が使い掛けなので、正確な違いとは言えないけど、ヱスビー版の方が赤いです。そしてフライドガーリック比率が明らかに桃屋の方が高い。この辺が開封直後と同じだったかが定かじゃないw

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で、食べ慣れた桃屋版。フライドガーリックの香ばしさが特徴。

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こちらがヱスビー版。ガーリックが少なくて、そのほかの素材が目立つ。

 味の好みは個人差がありそう。桃屋版はガーリックのインパクトが強い味だけど、ヱスビー版はガーリック以外のうまみ成分とか塩気が結構感じられる。ラー油単体で食べるなら味が複雑な分、ヱスビー版がいいかも。調味料として使う場合は、桃屋版が味がはっきりしているので使いやすいかも。

 今晩はご飯と合わせてみようかなw

2010.03.26

小平に行ってきました

 たまっていた代休が取れたので、久しぶりに平日の小平へ。そして子供が妙に多いことに気付き、世間は春休みだということを知ったw 練習開始予定時刻の13時は日差しもあって暖かかったけど、その後は日が陰って、風が冷たくなりました。もうちょっと暖かい格好で行けばよかった…。

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 最初は向こう側のピッチでやってました。3人組になって、1人がいったんポストで受けて前方のコーチへパス。このボールはポスト役の選手に戻ってくる。残りの2人はポスト役の選手とコーチを追い越してからクロス。ポスト役の選手からの浮き球パスを受けて、ミニゴールへシュートという練習をやってました。スペースへの動き出しとカウンターの意識付けかな。

 その後は11対11で試合形式の練習。監督の声を聞いていると、相手DFの裏を取ることを意識させてましたね。あとはSBが上がった時にどうポジションを取るのかとか。相手側のフォーメーションは大宮対策で4-1-4-1と4-4-2の両方を想定してました。

 ちなみに明日は守備を重視した練習になるらしいですw

 主力組と思われるメンバーはエルゴラの通りで、こんな感じ。

赤嶺 平山
中村 石川
徳永 羽生
長友 椋原
今野 森重
権田

 サイドチェンジというか、コーナーフラッグ方向というか、長めのパスを積極的に出していた印象。平山の動きの良さは目に付きますね。

 で、次のパターンはたぶんこんな感じだったかと。

重松 平山
長友 大竹
徳永 羽生
ヨングン 椋原
今野 森重
権田

 重松、大竹、ヨングンが入って、長友が2列目に上がった形。積極的に攻撃というよりは、バランス取りながら攻めていく感じでしょうか。

 最後に見せたフォーメーションはスクランブル布陣なんだろうな。

重松 リカ
平山
大竹 石川
徳永
長友 椋原
今野 森重
権田

 このパターンはおそらく負けている時しか出ませんw 前目に平山という起点を置いて、中盤をダイヤモンド型にしたみたい。ボールの収まりはいいので、落ちてきたボールにうまく大竹が絡めれば可能性はありそう。そうそう、重松の動きはいいですねー。おそらく大宮戦ではベンチ入りすると思うので楽しみ。

 あと注目選手では、合流したばかりの幸野はメンバーの都合もあるだろうけど、控え組のSBをやってました。怪我情報があった鈴木も2列目やってました。動きには問題なさそう。

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 羽生はフィードの練習を入念にやってました。その奥ではむっくんがクロスの練習をやってましたが、奥原コーチの方が精度が良いこともw

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 梶山は練習終了に近づいた頃にピッチに現れて、ごく緩いペースで走ってました。ただ走るのがつまらなかったのか、途中からその辺にあったボールを持ってきて、蹴りながら走ってたけどw

 平日に小平に行ったのは、こういう目的もありました。

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 今年作ったレプリカは9番。この人が二桁得点しないと「真の優勝争い」はないでしょうから(平山は10点とは言わず20点ぐらい取って欲しいw)。ということで、混雑する土曜ではもらいにくいサインを赤嶺に入れてもらいました。

 しかし、節操なく大量にサインをもらっている大人がいますが、あれはどうなんですかね。

2010.03.23

等々力へ偵察に

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 特集明けでスケジュールがちょっと緩い週なので、川崎の様子を見に、等々力にやってきた。出発直前に呼び止められて打ち合わせしたら、到着時には2-0になっていたw

 相手の繋ごうという意欲は分かるが、スキルが伴ってない…。一方的な川崎ペースの前半だったが、終了直前に報復行為でチョンテセ退場。その前から荒れそうな雰囲気があって、まんまと引っかかった感じ。

 後半早々はラーメン食べてて見てないけどw、席に戻ったらメルボルンが盛り返していた。川崎は守りに重点を置いているようだったが、あのレベルの相手に10人とはいえ、いい攻撃をされるようでは…。何度か決定機あったし。この調子のままなら、東京は点が取れると思うよ。

 川崎の攻撃については、メルボルンの守備陣相手では何の参考にもならないw 今日は個人での突破が多かったのは確か。

最近買った物 2010年春

 珍しく暇な一日だったので、Amazonの購入履歴を遡ってみた。

 最近はあまり衝動買いをしなくなっていて、デジタル系が少ない。ゲームも全然買ってない。でも書籍とDVDは買ってるんだな。

 なんていうか、偏りのあるラインナップで、我ながら笑えるというか失笑気味w

 「西原理恵子の人生画力対決」は、西原が有名漫画家と出されたお題でどちらがうまく描けるかを勝負するという素晴らしいwイベントの漫画化。西原好きの方以外にはお薦めしませんww

 「落語を聴くなら春風亭昇太を聴こう」は、昇太のガイドブックと言ってよさそうな一冊。でもまったく知らない人が読んでも面白くないはず。何回か昇太を聴いてはまりかけの人が読んだらもっとはまるかも。

 「iCrew」はiPhoneを自転車に固定するためのケース。少しの雨なら耐えられそうな感じ。ハンドル側のアタッチメントの作りが長期間使用に耐えられるかは微妙。これが駄目になるまで使うようなヘビーユーザーは、RAM MOUNTSの製品なんかを使った方がいいかもしれない。ちなみに自転車乗車時に使っているアプリは、RunKeeperRunKeeper Free

 「蹴球風見鶏」はエルゴラッソに連載されているサッカー漫画。ドロンパが登場するようになって楽しみが増えましたw

 TBSの深夜番組といえば、今はホリさまぁ~ずなんですが(4月からはマルさまぁ~ずになるとか)、その2つ前の番組が「神さまぁ~ず」。好きなんでDVDは全部揃えましたが、1巻だけ見れば良いような気も…。というのはもはや伝説の企画となっている「インスタント女王様①」が入っているから。「バナナマン設楽が操縦する手島優」というバラエティー史に残る衝撃映像を見るだけで元は取れるかとww

2010.03.21

第3節C大阪戦採点 「真の優勝争い」

 強風の味スタ。2階席のさらに上の方に座っていたら、いろんな物が飛んできたw

リンク: 決定機を活かすことができず、スコアレスドローに終わる.

FC東京 0-0 C大阪

 開幕から3戦。徐々に良くなっている感じはするけど、「真の優勝争い」という言葉を考えると物足りない試合。去年は上位に勝てなかったのもそうだけど、昇格してきた山形に負けたり、結果的に降格する千葉にダブルでやられたり、というのが痛かったわけで、うまくいってないC大阪相手なら勝ち点3を取っておきたかったのは確か。

 決定機がなかったわけじゃない。28分のカウンターからの連続シュート、58分の平山のミドル、82分の大竹のコントロールショットのどれかが決まっていればという気もするけど、相手GKが当たっていたからね…。

 森重の出場停止に伴って、CBには平松が起用され、SBは長友を右に回して、左には本職がCBのキムヨングン。右MFは石川、FWは赤嶺が今期初先発。ベンチには大竹、高橋が今季初めて入った。梶山、米本が離脱していて、中盤のやりくりが難しいなあという印象はぬぐえない。

 ということで、今回はポジション別にまとめていこうかなと。

 機能したのは右サイド。ナオと長友という縦への推進力があるコンビは魅力的。長友は突破がよかったけど、クロスの精度が…(汗)。ナオは細かなプレーの精度は復調途上という感じでも、スペースでの動きで相手DFの脅威になっていた。ただ裏への良い動きをした時に、長いボールが出てこないのは梶山不在の影響が感じられた。

 逆に左サイドは停滞。ヨングンは上がりを自重気味。練習中からポジションに戻る意識を言われていたこともあるんだろうけど。強風のためかあまり長いボールも蹴らなかった。松下はここまでの3試合を見ると2列目のサイドの選手という感じじゃないんだよな。まだチームとしてどう松下を使っていくのかという感じが見えにくい。

 中央は徳永がボランチに慣れてきたように見える。ある程度ボールが持てるようになったし、前へ上がっていく動きには魅力がある。もうちょっと展開力があれば言うことないんだけど。羽生は良くも悪くも「羽生のボランチ」というプレー。守備はそこそこで、攻撃ではボールを中央で細かく散らしているけど、大きな展開は見込みにくいのが難点。

 FWは赤嶺が入ったことで、平山の動きの自由度が高くなり、ポストプレーの精度が高くなった。平山はシュート2本だったけど両方とも可能性があった。赤嶺は可もなく不可もなし。まああまり良いクロスも入ってこなかったからね。もうちょっと平山を使ったり、逆にニアでつぶれても面白かったけど。

 あ、ここまで触れてなかったCBは、今野が安定しているし、平松もきっちりこなしていた。平松がこの程度の出来をキープできるなら、森重を1列上げる手はあるような気もしてきた。

 交代選手は監督コメントにもあるように、うまく機能しなかった。リカはああいうプレーなのか、あまりFWっぽくないw もっと強引に縦に行くタイプかと想像していた。大竹は平山の落としから決定的なシュートが見せ場。コントロールした良いシュートだったけど、あれは決めて欲しかった…。達也はボールを持つところと離すところのタイミングにずれがあるように感じられる。

 全体とすれば開幕戦よりは上向き。キャンプ期間のほとんどで代表組が抜けていて、開幕直前にヨネが抜けたことを考えれば、この段階でばっちり攻守がかみ合うという訳にはいかないだろう。梶山が帰ってくるまでの数試合は安定した守備をベースに勝ち点を拾っていく戦いが現実的かな。あえて注文を付けるなら、「羽生を攻撃的に使いたい」ということだけ。スタンドの上のほうからだと、流動的に攻撃を組み立てるには、相手のバイタルエリアに居る羽生が足りない感じに見える…。

 ということで採点です。

権田 6.0 ポジショニングでシュートを打たせない場面目立つ
長友 6.0 クロスの精度は欠いたが攻撃的な動きが出てきた
今野 6.0 安定感高い。余裕があれば攻撃にも絡みたいかも
平松 5.5 組み立てはもう一息だが、守備はそつなくこなす
キム 5.5 初出場。SBの動きじゃないが守備は堅そうだった
徳永 5.5 徐々に慣れてきた。ドリブルでの持ち上がり面白い
羽生 5.5 もっと高い位置でボールを引き出せるといいのだが
石川 6.0 スピードは戻ってきた。あとはちょっとした感覚だけ
松下 5.0 CKは精度欠いた。生きる形を周りが見つけてない
平山 6.0 シュート意識が高くなってきた。ポストもまずまず
赤嶺 5.5 もう少し自分がシュートを打てる形にこだわりたい

大竹 5.5 ボールは持てたが怖さ足らず。シュートは惜しかった
リカ 5.5 スペース無かったが、もっと前へ仕掛けてもいい
鈴木 5.0 難しい状況での投入。サイドで詰まるシーン多かった

城福 5.5 交代で失速したのは自らの分析通り。そこまではそれなりに機能していた。松下のシュートが3節で1本だけ。このあたりに改善のポイントがあるように思うが…。

2010.03.20

浦和戦ショートレビューとC大阪戦展望

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 もうC大阪戦当日になってしまったので簡単にw

 浦和戦はポジティブな面とネガティブな面の両方が出た試合でした。

 ポジティブに考えられるのは、10人になってから落ち着いて試合ができたこと。いろいろあって最終的に松下がSB、徳永がCBという見たこともない4-3-2という形になった割には、攻撃の形も作れた。松下のアーリークロスの精度を見ると、4-4-2のサイドよりは、4-3-3の中盤向きなのかなという感じもしましたが…。赤嶺はあの状況で2回の決定機を作ってるし、ナオはまだまだだけど、徐々に上向いているのは確か。あと、梶山の存在感は絶大だな。また別の怪我で離脱というのは気がかりだけど。

 ネガティブなのは、11人の段階でうまく試合を進められていないこと。徳永のボランチは良くなってきたけど、平山を含めた前4人の関係が微妙過ぎる。要は2列目に羽生が足りないって感じなんですが。羽生の特徴は相手にとって中途半端な位置取りでパスを引き出したり、空走りで味方の選手が動くスペースを生み出したりすることにあるけど、その役割を果たす選手がいない。北斗は前への推進力はあるけど、ピッチの幅を使うようなタイプじゃないし、松下はスピードで何とかするタイプじゃない。達也はFWとしての仕事に囚われすぎの印象。まあナオが先発復帰すればという感じもするけど、それはそれで逆サイドに入る選手への要求が大きくなりますからね…。

 退場になった森重はアドレナリン出過ぎ。PKは仕方ないとしても、そこでもらったイエローカードを考えれば、その後の守備が雑すぎる。2枚目のカードが出る前にエジミウソンを倒したところで退場でもおかしくなかった。

 で、今日のC大阪戦。モニをどういじるかというのはさておき(笑)、あまり得意とは思えない3-6-1というフォーメーションを採用しているチームとの対戦。攻撃は後ろがオーバーラップしてこない広島って感じなんでしょうか? 守備では香川と乾を自由にさせないことが前提。ここはボランチが見るなら、両SBが相手WBを押し込めるかがポイントになるはず。長友-石川と並ぶ右サイドがキーになるんだろう。ヨングン-松下と並ぶ左サイドから右サイドへの展開でチャンスが掴めればペースは握れるはずだ。

 あとは今年から「9」を背負う赤嶺に期待したい。赤嶺に「消えてる」という議論をしても仕方ないわけで(汗)、何度決定機を迎えられるかが勝負。浦和戦でも平山をうまく使ったポジショニングは良かった。ゴールを決めてスタジアムの雰囲気が変えられるのがFWだと思うので、しつこく赤嶺らしいプレーをしてもらいたい。

2010.03.15

radiko.jp

 これから会社でラジオ聞きまくりの予感がw

リンク: radiko.jp.

Radiko1

Radiko2

 ということで、3月15日からradiko.jpがスタートしました。さっそく会社で聞いていますが、ビットレートが低いので圧縮ノイズが気になるものの、PCの側でAMラジオを聞くことを考えれば十分な音質。

 操作もWebブラウザーでアクセスしてから、放送局のボタンをクリックするだけなので、PCに慣れない人でも簡単に聞けるはず。Flashを使うことには賛否両論があるだろうけど、特殊なソフトを入れずに済むのは、聴取者を増やす意味ではベターなのでは。

 これは久々にヒット企画になりそうな予感。

第2節浦和戦採点 とりあえず速報版

 帰宅してハイライトだけ見たけど、赤嶺のあれ、オフサイドじゃなかった…。梶山が目一杯溜めてラストパス出したのに副審が釣られた感じ。

リンク: 先制を許し10人での戦いを強いられ、最後まであきらめずに攻撃に転じるも無得点で敗戦 .

 なぜか慌てて確定申告したり、仕事が山積みになっていたりするので、とりあえず採点だけを速報版という形でアップ。あとで、レビューは追加します。

権田 5.5 エジミウソンの決定的なシュートを防ぐなど好調
椋原 5.0 守備はこなすがもう少し攻撃面での活躍が欲しい
今野 5.5 退場者が出た状況で後半は守備をよく立て直した
森重 4.0 主審の笛の傾向を考えれば軽率なプレーを連発
長友 5.5 後半になってから攻撃に出た。惜しいクロスも
羽生 5.0 もっと攻撃的にならないと、置いている意味が無い
徳永 5.5 CBにポジションを変えてからも頑張っていた
中村 5.5 前半の攻勢は右サイドから。仕掛けていく姿勢良い
松下 5.5 クロスには期待感あるけど貰い方? SBもこなした
鈴木 5.0 ボールへの有効な絡みが足りない。空回り気味
平山 5.0 後半うまくクロスを処理したがシュート0に終わる

石川 5.0 復調途上でプレーの判断が微妙にずれている印象
梶山 5.5 4-3-2のアンカー。存在感大。幻のアシストもあった
赤嶺 5.5 オフサイドは残念も、その後で来た大チャンス逃す

城福 5.5 出来る限りの手は打っていたが奏功せず。スタートメンバーには一考の余地があるとは思う。

 とはいえ、開幕2戦で1点しか取れてないのは事実。森重の出場停止もあり、次節に向けてメンバー選考が問われる状況になってきた。

2010.03.11

第1節横浜FM戦採点 「リアル」

 すっかり遅くなってしまいましたが、開幕戦のレビューを。

 今年も現地で観戦した試合に関しては選手と監督の採点を行う予定。6.0がやや良い、5.5がやや悪いぐらいの基準で、6.5がかなり良い、5.0がかなり悪いとなり、ほとんどの評価がこの4段階に入るはず。イメージとしては6.0が勝ち試合の平均点、5.5が負け試合の平均点になればいいかなと。

 良い方は7.0は試合の支配者というぐらいの活躍を想定していて、それ以上は例外的な事項が起こった時しか付かないはず。ハットトリックとか。悪い方は4.5は退場相当で、4.0以下はまず付かないでしょう(笑) 

リンク: ロスタイムに平山が値千金の決勝ゴールを決め、2006年以来の開幕戦勝利!.

FC TOKYO
鈴木 平山
松下 中村
徳永 羽生
長友 椋原
今野 森重
権田

 フォーメーションはこんな感じ。中軸となる石川、梶山はベンチスタートで、米本は怪我で長期離脱。レギュラー2人が欠けたボランチには去年も何試合かやっている羽生を入れて、もう1人は右SBからキャプテンマークを巻く徳永をコンバート。新加入選手は森重と松下の2人。

 開幕前の練習試合が良かったといっても、米本が欠けた後にできたのは非公開の湘南戦だけ。ぶっつけ本番とは言わなくても、その後に代表組が不在だったことを考えれば急造布陣だったことは間違いない。

 確かにお世辞にも良いとは言えない試合内容だった。両方とも本職のボランチじゃないから、攻撃がちぐはぐ。CBにボールが入った時にボランチの1人が引いてくるのは構わないけど、この日は2人が横並びのポジションを取ることが多く、CBを合わせた4人でボールは回ってもそこから前へボールが出ない。戦術が変わったこともありそうだが、去年より平山はボールを受けに落ちてこないし、両サイドの2列目も絞ってこなかった。

 たまに平山に長めのボールが入るけど、フォローが遅くて、簡単に捌ける状況になく、攻撃の形が作れない。本人の調子もそれほど良さそうに見えなかった。というか、手の使い方に迷っていた感じも。徳永は前への意識はあるものの、サイドでフリーになっている選手を見つけられるほどには視野が広くない。羽生の方が見えてる感じなんだが、そこへのパスは何度か引っ掛かっていて、途中から安全なパスが増えた。

 2列目の2人は良さも見せたけど、ボールの受け方に難があったように見えた。松下のFKはやはり武器になるのは間違いなさそう。開始早々のFKもそうだし、この試合ではほとんど無かったCKも可能性は高くなりそう。北斗は先発メンバーの中ではもっとも仕掛ける意識があったかなと。

 一方で、守備はボールを支配されながらも安定していた。今野と森重のCBは出色の出来で相手FWにほとんど仕事をさせなかった。クロスが入った時に「高さ足りないなー」とは思うけど、簡単にシュートを打たせないなら問題ない。SBは攻撃参加が控えめで、守備重視。両ボランチも守りに関しては及第点。

 この試合で評価したいのは、うまくいかない時もじれずに戦ったこと。どうしても勝ちたい試合で0-0のまま終盤戦に突入だと、前掛かりになって自爆しがちだったのがこれまでのFC東京。ここで相手の攻勢を受け止めつつ、カウンターでしっかり決めたのは大きな体験になったかも。

 交代で投入した梶山、石川、赤嶺が当たったし、引き分けでもいいというプランを授けたのも良かった。梶山はコンディションがまだまだだけど、すぐに中盤でリズム作れるし、石川は消え気味だったけど、最後にしっかり仕事をした。赤嶺はしっかりボールを納めて、平山の最後の仕事に繋げた。あと、去年の後半戦から、城福さんが勝ち点にこだわった試合をマネージメントできるようになってきたのは大きい。

 ということで採点です。

権田 6.0 枠内シュートは少なく、飛び出しもまずまず安定していた
椋原 6.0 守備は安心して見ていられる。攻撃もそれなりにこなす
森重 6.5 採点はおまけ付き。今野とのコンビは面白くなりそう
今野 6.5 ボランチとの関係は熟成必要も、ゴール前に鍵をかけた
長友 6.0 らしい攻撃参加はなかったが、守備はきっちり押さえる
中村 6.0 受ける動きに課題はあるが、仕掛けに好感持てる
徳永 5.5 急造ボランチとしては及第点だが、見えてない感じも
羽生 5.5 悪くなかったが、徳永とのコンビでは機動力生きない
松下 6.0 高精度のFKは武器になる。左MFとしては動きに課題
鈴木 5.5 ボール受ける回数が少なく、シュート0本に終わった
平山 6.5 後半40分過ぎからシュート3本。最後に値千金の決勝弾

梶山 6.0 入っただけでリズムが変わる。完全復帰が待たれる
石川 6.0 なかなかエンジン掛からなかったが、ドリブルで魅せた
赤嶺 6.0 中央で相手背負ってポストプレー。調子はかなり良さそう

城福 6.5 主力選手を欠く状況で、慌てることなくできることをやりきった結果、勝ち点3をしっかり得た

高田“笑”学校〜しょの三十五〜に行ってきた

 まさか、出演者の寄せ書きが当たるとは思わなかったんですけど(笑)

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 浅草キッドの漫才が見られる数少ない機会がこの高田“笑”学校。できる限りチケットを入手して行くようにしていますが、今回は締め切りのピーク直前。行けないようなら、親に渡して行かせようと思ってましたが、何とかスケジュールをやりくりして無事参加。

 出演者は色紙の右上から時計回りに、松村邦洋、浅草キッド、高田文夫校長、ナポレオンズ、ナイツ、ガンビーノ小林。

 ネタがほとんど書けない内容なのはいつもの通り(汗)。松っちゃんのここでしか絶対に使えない新ものまね(これは絶品なんだが、毒ありすぎw)とか、パルト小石のマジック界話とか、玉ちゃんが宮根アナ役となったキッドのミヤネ屋ネタとか…w。

 ガンビーノ小林はビートたけしの付き人を11年もやったというピン芸人。素肌に赤のジャージ+ネックレスという不良キャラではなく、北海道出身の本物(汗)。肩にはタトゥーじゃなくて、彫り物が入っているらしい。

 たけしの日常を語るネタではちょっと緊張気味だったけど、大喜利トークは「赤坂に存在する放送局のある番組関連の危険なネタ」で笑いを取ったナイツ土屋や松っちゃんを超える場外ホームランをかっとばし、すべてを持って行ってしまいました。あの世界の巨匠、北野武が京都であんなことやこんなことをしていたとは…。爆笑に次ぐ爆笑で腹が痛くなりました(汗)

 そういやニッポン放送の増田みのりアナを見かけましたが、想像より小さくで可愛らしい感じ。もっと大きい人なのかと思ってました(汗)。

2010.03.08

山手トンネルウォーク行ってきました

 いや、開幕戦のネタを先に上げろというのは承知しているんですが、本業で頭を悩ませていて、じっくり考えて書く余裕が無い(汗)。ということで、3月7日に行われた山手トンネルウォークの写真を先にアップ。

 一応、登録制だったので、入り口でチェックがあるのかと思っていたら、ほとんどフリーパスでした。最後の時間帯の人までお土産残ってたんでしょうか?

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大橋JCTの外観。まだ殺風景ですが、これから壁面緑化されるとのこと。

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見学者入口から入っていくところ。ビルの駐車場風ですね。

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中はイルミネーションで化粧済み。マニアが来るんだから普通の照明でも良かったけどね。

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といいながら、結構きれいでしたよ。おっさん一人で見学だったので足早に立ち去りましたが(笑)

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山手トンネルかららせん状に上がってきて首都高速3号線に接続する。右方向が都心方面、左方向が用賀、東名方面。

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分岐点。路面が青と赤!に塗り分けられているので分かりやすい。

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奥に見える道路が首都高速3号線。ここがうまく流れないと渋滞が起こる可能性もありそう。

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壁面にはWILLCOMのアンテナも配置してありました。

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タモリ倶楽部でここを取材した時の台本と、江川達也が書いたアイコンの下絵(右)がありました。 左が実際に掲示されるもので、手前の小さいサンプルには直筆サインがあります。

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RX-8のパトカー。やっぱりパトカーは人気でした。昔、RX-8に乗っていたので撮ってみました(汗)

 最後に放水デモの模様を動画で。

2010.03.02

「青赤なオフ会 vol.3」に行ってきました

 来てない人は来年来るといいと思うよ。これに参加するまでホーム、アウェイ問わず一人で観戦することがほとんどだったけど、アウェイですら遊んでくれる人ができました(笑)。

リンク: Cafe Bar LIVRE:「青赤なオフ会 vol.3」開催のお知らせ.

 ということで、開幕前の恒例行事になりつつある「青赤なオフ会」に今年も参加してきました。場所はもちろん明大前の「Cafe Bar LIVRE」。

 当日は国立で青と赤の試合を見てたんですけど(遠藤は体調悪いんじゃないのか?)、いったん家に戻って明大前へ。定刻ぎりぎりに着いたら、去年より若干少ないのかなーと思いきや、いつの間にかフルハウスになっていたw

 初めて参加される方も多かったようですが、それなりに話せたかな。ここを見てもらっている人と、Twitterを見られている人では、たぶん本人を目にした印象がまったく違ったかと思いますが、どうだったでしょうか?(爆)

 なぜか日本代表の話と、出版業界の話を語ったのは覚えています…。

 中の人は、味スタではバック2階をうろうろしているので、見かけたら呼び止めていただければ。

 反省点は自己紹介で話す内容をもう少し考えておけばよかったこと(汗)。

 幹事で手慣れた司会のテクを見せていただいたinadafctokyoさんと、開催場所を提供していただいているLIBREのぞのさん、参加者の皆さん、本当にお疲れさまでした。

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