「真の優勝争い」に必要なもの
選手名鑑を見ながら思いついた仰々しいタイトルのネタですが、足りないものははっきり「得点」と分かっているんですよね。
Twitterにネタ出しとして書いていたのはこんな感じだったんですけど、これじゃちょっと足りないみたい。
【ブログ前のネタ出し】選手名鑑を眺めつつ思ったのは、今年の課題も得点力だろうということ。「真の優勝争い」をするには60得点は欲しい。2009年から13点増。チーム上位4人で35点ぐらいの感じ。イメージではFW2人が10点ずつ+石川10+羽生5。
1シーズン制が導入された2005年以降、3位以内に入ったチームの平均得点は64.7点。FC東京の最高得点は2006年と2007年の56点。城福体制になってからは50点と47点。これは中位クラスの得点力でしかない。ちなみに50点以下で3位以内に入ったのは2008年の名古屋(48点)だけ。
2009年の47点からプラス18点は最低でも欲しいということ。
去年のFC東京が取った47点の内訳は、石川15点がダントツ。赤嶺とカボレが5点、鈴木と平山が4点。ここまでの上位5人で33点。あとはPKで梶山が2点取り、OGが2点。中村、羽生、今野が2点ずつで、近藤、長友、米本、平松が1点ずつ。梶山以下の14点を松下加入の効果でセットプレーが強化され、20点まで増やしても、上位5選手で45点は必要。
ちなみに去年は鹿島の得点が例外的に少なすぎて(51点)で参考にならないが、2位の川崎はジュニーニョ17点、チョンテセ14点、レナチーニョ9点、谷口8点、中村4点で52点。3位G大阪はレアンドロ11点、チョジェジン10点、遠藤10点、ルーカス6点、二川4点、橋本4点で45点。
簡単に言えばレギュラーFW2人と中盤の点を取る方の選手で35~40点という形。G大阪はちょっと足りないけど、レアンドロが抜けた後に入ってきたペドロ・ジュニオールが3点取ってるから辻褄は合う。
今年の東京でこれが達成できるかどうか。
単純に出場試合数が増えそうな平山が10点以上取り、赤嶺が2008年と同レベルの活躍で10点を取り(もちろん達也が10点でも全く問題ないw)、怪我から回復した石川が15点取ってくれれば足りる。というのはさすがに楽天的すぎるか(汗)。
去年の東京はナオの爆発を別にすれば、FWに点を取らせる形が不足していたのは間違いなく、キャンプではおそらくここを詰めてきたはず。序盤戦は特にFWがどうやって点を取っていくかに注目したい。
あとは羽生と梶山が5点ずつ(PK除く)取ってくれると60点は行けそうなんだが…。