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2009.09.28

第27節磐田戦採点「みんな大好きバカ試合」

 なんとかゴールをこじ開けて先制したのに、CKから2失点。SBを1列上げて追い付き、CBをトップ下に入れてロスタイムに逆転。これを「バカ試合」と呼ばずに何と表現すればいいのか(汗)。自作自演??? 一昔前の東京の試合を見ているようでした。あ、バカ試合って、良い意味ですよ(笑)

 いや、まあ、観客という立場で言うなら、こんな試合の爽快感はたまらないんだがw

Tokyo1

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Tokyo4

リンク: 石川のゴールで先制するも、すぐに逆転を許す苦しい状況の中、終盤に得点を重ね逆転勝利!.

FC東京 3-2 磐田

 今回は珍しく得点から見えたものを書いてみようかと。

 前半は両チーム共にそれほどいいとは思えなかった試合で、後半に5点も入るとは全く想像できなかった。磐田がCKから2点、FC東京が流れの中で崩して3点。

 先制点はこぼれてきたボールを拾った梶山から中央の石川へ。さらに右の羽生に流すとそのまま上がってきた梶山へスルーパス。届かないと思っただろう梶山はスライディングで何とか中へコースを変えて、それを平山が落としたというか、足元に収まらずこぼれたというか、そんなボールが石川の目の前に。ジャストミートとはいかなかったけど、上手く弾んだボールは相手DFとGKの間をすり抜けてネットを揺らした。

 ここまで石川は決定的なチャンスを外すなど、怪我の影響があるのかと思わせておいて、一番難しいのを決めた。ポジション取りは得点量産時となんら変わらないので、これをきっかけにして得点王を目指してほしい。

 この試合、梶山が高い位置でボールを扱うシーンが多かった。エリア内まで入ってこなければ得点が生まれることもなかったはず。どこで読んだか忘れたけど、ヨネと梶山の関係で、梶山を前に出す狙いがあるようだ。カボレ後の戦い方を構築する際に、梶山の攻撃力は欠かせないことがあるのかも。

 2点目は追い付くしかない東京が人数を掛けて攻撃している中での得点。駒野のミスキックを赤嶺がGKと競り合ってマイボールにして、右サイドから波状攻撃。最後はヨネからのパスを北斗がダイレクトで折り返し、ニアの平山が潰れて、こぼれ球を長友が冷静に押し込んだ。

 点を取りに行くシチュエーションとはいえ、長友があそこにいたことを評価したい。今年の石川もそうだけど、点を取りやすい場所にいることが、点を取るための秘訣。そういう意味では、長友は点を取るセンスがあるんだろうな。SBの時も結構な回数で切れ込んでエリア内に入っていくし。

 3点目は左サイドで赤嶺が収めて、長友→平山と繋ぎ、いったん梶山に戻す。これを梶山がドリブルで前進。中央に守備を引きつけて長友へ開く。余裕を持って中の状況を見定めた長友がニアに走り込む梶山と中央で構える平山の奥にいた赤嶺にピンポイントで合わせた。重心が後ろに掛かったちょっと難しいヘッドだったけど、きっちりファーサイドへ流し込んだ。

 赤嶺はああいう時にポッカリ空くことが多いような気がする。CKでもファーでなぜかフリーだったり、勝手にマークが外れるのはなぜだろう? ヤクルトのガイエルみたいに魔空間でも作り出しているのでしょうか(笑)

 最後に反省点を。

 失点は両方ともCKから。この日の権田は妙に不安定で、前半にも飛び出してクリアできず、前田に押し込まれそうになった。キャッチできればベストだけど、セーフティーにやることも重要。失点シーンは先制点を取った直後だったわけでね。2点目はイグノを完全にフリーにしてしまい、あれなら誰でも決まるという形。CK守備はマンツーマンなのに、こっちからマーク外したみたいになってた…。まあ、要修正でしょうね。

 それでは、採点です。

権田 5.0 前半から飛び出し不安定で、ファンブルで失点の原因作る
徳永 5.5 ブルーノとの間を狙われたため、攻撃はどうしても自重気味
ブルーノ 5.5 サイドに釣り出されてスピード勝負挑まれると分が悪い
今野 6.0 前に出てのボール奪取が効いた。そろそろゴールも?
長友 7.0 2列目に上がって、追い付くゴール決める。運動量◎
米本 5.5 良くも悪くもあまり目立たないが、梶山を前に押し上げた
梶山 6.5 攻守にツボを押さえたプレー。エリア内への進入も目立った
石川 6.5 怪我を抱えながらチャンスには顔を出し、先制弾を決めた
羽生 5.5 よく走っているのは確か。後はもう少しゴールに近づきたい
鈴木 6.0 平山との距離遠いが、サイドにボールを引き出していた
平山 6.0 前半は孤立していたが、3得点の陰にこの人の存在あった

赤嶺 7.0 あのシーンでうまく気配を消してゴール決めるのが真骨頂
椋原 6.0 守備担当としては難しい試合だったが、役割果たす
中村 6.0 ダイレクトで速いクロスにセンスを見た。ようやく復調気配

城福 6.5 小平での準備と交代策が当たり、見事な逆転勝ち(今期初)をつかみ取る。監督として一歩前進できた試合だったのでは

 順位は急に上がらないので、次は名古屋を返り討ちにして、7位を目指しましょう。実は今年苦手としている上位チームとの対戦は現時点で名古屋と清水を残すのみ。下位チームにはめっぽう強いので、最終節までACL圏内を争える可能性はあるかもしれない。

2009.09.27

昨日のつぶやき

 Twilogのテスト中です。どうやったら見やすいフォーマットになるかな?

三鷹某店、祝杯中。まだ席は空いてますよw http://twitpic.com/j6qsb

posted at 18:58:09

1年に1回ぐらいはこんな勝ち方もいいなw 赤嶺のゴールがなかったら、救われない試合だったけど。でもとりあえず、祝杯だあー!!

posted at 18:15:39

なんたるバカ試合w http://twitpic.com/j6mkl

posted at 17:58:46

そこでジュビロキラーの投入ですよ RT @emizhenya: 後半がんばれ~ RT @o_n_m: しかし得点の匂いがしないな〜。

posted at 17:08:32

ようやく日が陰って涼しくなってきた http://twitpic.com/j6ipr

posted at 17:03:27

シュート練習なう たつやがエリア外からのシュートを繰り返している #TiltShiftGen http://twitgoo.com/3rlmt

posted at 15:44:45

バック2階も15列まで日が射し込み上段に避難する人多し。 http://twitpic.com/j6bta

posted at 15:38:16

ベンチで攻撃的に使えるのは、赤嶺と北斗か。ナオは難しいとおもうが達也か羽生には90分やってもらわないとな

posted at 15:35:48

どこにいるのでしょうか…? RT @cherrycom: あれ、おとうさん、カードのせんしゅがいないよ?せんしゅうもいなかったとおもうよ。ねえねえ、こんどうせんしゅってどこにいるの? http://bit.ly/3ogpIv

posted at 15:29:45

今年のナオフィギュア、顔がモニ似だと思うw http://twitpic.com/j69u5

posted at 15:16:26

@yocchifootball でも急に選手を減らせないので、来季は30人以上抱えるチームは少なくなるでしょうね

posted at 11:24:35

ファンタジーサッカー第27節 http://bit.ly/4ebKWW

posted at 10:52:40

さてカイロプラクティックに行ってくる

posted at 10:46:45

@tomotomoe 今年はFC東京に限らず激動だと思いますよ。まだ決まってないけど25人制とか移籍金撤廃とか、中堅選手を移籍させる要素が満載なので。

posted at 10:46:34

確かに東京のサッカーに合いそう。RT @ktb692000: どちらの監督の下でプレーしたいかを考えたら即決してくれそうですけどww RT @iozo70: 「横浜M・木村監督、早大MF松本を高評価 」松本には山形、FC東京も興味を示しており、本人は「来月には決めたい」と話した。

posted at 10:42:37

外国人補強もやってもらわないと

posted at 10:39:00

達也のレンタル期限とか、ナオの海外移籍とか、よく分からない要素もありますしね… RT @tomotomoe: 松本君、個人的に好きなタイプなのでぜひ東京にきてほしい RT @iozo70: 「横浜M・木村監督、早大MF松本を高評価 」松本には山形、FC東京も興味を示してお ...

posted at 10:35:04

「横浜M・木村監督、早大MF松本を高評価 」松本には山形、FC東京も興味を示しており、本人は「来月には決めたい」と話した。 http://bit.ly/24OpzT

posted at 10:27:49

2009.09.26

ファンタジーサッカー第27節

 少なくともイースタン残留はしたいので、確実にfpを取りたいが、あまり堅そうなカードがない。

27

 相手が磐田なら、ある程度は中盤でボールを回せると考えて、中盤はFC東京の選手で。大分-柏は柏の堅い守備が奏功すると判断。あとは好調清水から3選手を。

2009.09.23

シルバーウイークの自由研究「FC東京の失点について」

 どの試合の中継だったか忘れたけど、上位チームの完封数のデータが出ていた。確かFC東京も完封多かったよなと思って調査を開始。だんだん嫌な気分になるデータが出てきました。

 データはすべて第26節までのもの(鹿島、川崎は25試合消化時点)。

 FC東京の完封数は13試合(9勝4分け)でJ1で断トツの1位。この4分けはすべてホームゲーム。イメージに反して守れるチームであることは証明できている。問題は失点すると歯止めが効かず、引き分けにも持ち込めないこと。

参考までに上位チームの完封数をまとめてみた。
鹿島 9試合(8勝1分け)
清水 10試合(7勝3分け)
広島 8試合(4勝4分け)
川崎 6試合(6勝)
G大阪 7試合(5勝2分け)
新潟 9試合(6勝3分け)
浦和 8試合(7勝1分け)
名古屋 6試合(5勝1分け)

 失点した試合を調べてみると、1失点で終わったゲームは清水戦の○2-1と、山形戦の●0-1の2試合だけ。あとの11試合は2失点以上という体たらく。2失点が6試合(大宮戦だけ○3-2で残りは負け)、3失点が3試合(鹿島、川崎、浦和)、4失点が2試合(新潟、G大阪)。

 1点でも取られると13試合で2勝11敗って酷すぎないか?

 勝ち試合の平均失点は0.27で、負け試合の平均失点は2.55って、計算間違えたかと思ったよ(涙)。0点に抑えないと勝てないってのはなあ…。

 無得点で負けたのは広島戦(0-2)と山形戦(0-1)の2試合だけ。そして引き分けはすべてスコアレスドロー。1点で踏ん張っていれば勝ち点を拾えた試合はあったはずで、それこそが上位争いから離されつつある現状に繋がっているかと。1試合の重要度が高く、失点を防ぐ意識が強いと思われるカップ戦で決勝まで行けたのは、その裏返しなのかも。

 ちなみにホームとアウェイの差もはっきりしていて、アウェイは10位京都まで(鹿島、広島、川崎、G大阪、浦和、京都)全敗。まあホームも上位相手に勝ったのは清水と名古屋だけなんだけど…。現状の順位も仕方ないかも。

 次回はもう少し景気の良いデータを探すようにしたいと思いました…。

2009.09.21

東京シティサイクリングに参加しました

 味スタとか、渋谷とか、新宿あたりは自転車圏になってきましたが、それ以上遠くに行く気力が出ないので、東京シティサイクリング2009というイベントに参加することで強制的に40kmほど走ってきました。家からの行き帰りを含めると65kmぐらいあったw

2009東京シティサイクリング at EveryTrail

Map created by EveryTrail: Geotagging Community

 新宿都庁を出発して、六本木を抜け、新橋から晴海通りに入って、勝鬨橋と晴海大橋を渡り、東京ビックサイトを見ながら潮風公園までが前半。

 後半は有明テニスの森の脇を通り、豊洲から月島、佃を抜けて、永代通りを茅場町、日本橋、大手町。あとは国会議事堂の正面を見てから、赤坂見附経由で神宮外苑まで。

 経路をアップしてみましたが、途中、晴海大橋あたりからGPSを受信できていない部分がありますね。

 ごく一部を除いて交通規制はないので、必然的にゆったりしたペースで走ることに。途中の休憩所以外で下車することはなかったけど、逆にもうちょっと寄り道しながら走りたい感じもあったりして…。これで銀座を通過できればいうことないコースなのだが。

 風も強かったのですが、最近にしては天気が良くてすっかり焼けてしまいました。スタート時は長袖を着ていたけど、途中で半そでにしたからなあ。

 最後、神宮外苑から自宅までの14kmぐらいが疲れました(笑)

 写真はiPhoneで撮ったけど、色合いが独特というか、ホワイトバランスが合ってないというか、変わった感じの写真を大量に生産してしまった(汗) 上の地図からも見られるけど、いくつかピックアップして載せておく。

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一番早い組のスタートは午前8時。この時点ではまだ寒かった。

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表参道でお祭りの準備をする人たち。お彼岸ですからね。

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かちどき橋を振り返って1枚。コントラストが強烈過ぎるかも。

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潮風公園から見るレインボーブリッジ。利用料も安いので、商用撮影も良く行われる場所です。

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で、潮風公園といえばガンダム。解体作業がかなり進み、両肩の部分が残るのみ。後の二股の骨格は脚部の中身でしょう。

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佃公園から見た隅田川の水上バス。よくよく考えれば、自転車止めて佃煮を買ってお土産にすれば良かったかも。

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皇居前。この時間だけなぜか自転車や人が切れた瞬間。自転車もたくさん走ってます。

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国会議事堂前。普段行くことはないけど、結構観光客がいるのにびっくり。

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赤坂にある「とらや」の本店。羊羹が妙に食べたくなった(笑)

2009.09.20

第26節G大阪戦採点「決してネガティブではない」

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FC東京 0-0 G大阪

リンク: 前半の好機を活かせず、最後は権田を中心に守備陣が踏ん張りスコアレスドローに終わる.

 タイトル通りだけど、好調のG大阪相手にスコアレスドローはポジティブな結果とは言えないけど、決してネガティブな結果ではなかったように思う。強いて言うなら、こういう試合を序盤戦からやれていれば…、とは思う。試合開始時点では勝ち点1を持っているのに、その1点を放棄した揚げ句、相手に勝ち点3をプレゼントした試合が多すぎる。「上位対決で勝てば勝ち点6の価値」があるかもしれないけど、この試合後の西野監督のコメントを読めば分かるように引き分けだって「相手から勝ち点2を奪う」意味があるわけで。

 では、この試合の印象を。

 平山の出場停止もあって、2トップは赤嶺と達也の組み合わせ。カボレと金沢が抜け、大竹は怪我、平山がお休みだとベンチが苦しい。塩田、茂庭、平松、椋原、浅利、北斗、田邉では、点を取りに行く交代は無理。このことが「前半勝負」というゲームプランに明確に反映されていた。

 試合開始から、羽生と達也が走り回って、ペースを握る。すぐに「この2人は後半まで持たないだろうな…」とも思いましたが。平山不在で縦へのくさびは入らなかったけど、赤嶺がサイドに流れたり、達也が裏を狙ったりとできることはやっていた印象。最前線で2人が並んでしまうことがあり、「1人は引いてきて受けてくれないかな…」とは思ったけど、即席コンビということを考えれば仕方がない。

 この試合では相手が梶山を抑えに来たため、攻撃的なプレーはほとんどさせてもらえなかった。支配率が高かった割に決定機が少なかった原因の一つだろう。前線で時間が稼げないので上がりづらいのかもしれない。本人の出来も、パスミスや運動量の少なさが目立ち、怪我の影響があるんじゃないかと。テーピングもちょっと痛々しい感じで…。

 前半のうちにナオに決定機が3度来たけど、どれも枠を外してしまった。1つでも決めてくれれば良かったのは確かだけど、ナオ以外にチャンスが来ないのも問題。赤嶺は次節の磐田戦で調子を取り戻してくれればw

 後半は予想通りの失速だったけど、選手を代えようにも、流れを変えられる選手がいないのは苦しい。運動量が落ちていた羽生と達也を残り15分まで引っ張らざるを得ないのはなあ…。そーたんは大学生相手だと余裕を持って抜けるドリブルが、J1のDF相手だと引っ掛かってしまうのは変わらないし、椋原を入れて徳永を上げる奇手は徳永自体が疲れていたこともあって奏功しなかった。本気で点を取りに行くなら、CBに茂庭を入れて、今野と梶山をそれぞれ1列ずつ上げた方がいいように思えるが、守備を考えると博打色が強すぎるか…。

 守備面では徳永の裏というか、ブルーノ側のスペースを狙われていた。相手が高速FWを入れてきた場面での対策は急務かも。現状は今ちゃんさんが無双状態なので何とかなってますが…。この日は権田も当たってたし。

 あと、祐介頑張れ。

 それでは、採点です。

権田 6.5 ビッグセーブでチーム救った。飛び出しも安定
徳永 5.5 SBとしては良かったが、前に上がって存在感低下
ブルーノ 5.5 可もなく不可もなし。早々のイエローは反省点
今野 6.5 人への強さを発揮して、強固な守備網を構築
長友 6.5 最後まで衰えない運動量。そろそろ得点の気配も
米本 5.5 守備は通用したが、攻撃にはあまり絡めなかった
梶山 5.5 最近の試合と比べると落ちる。足はかなり悪そう
石川 6.0 決定機を何度も作ったが、この日は決められず
羽生 6.0 ピッチのあらゆる場所に顔を出し、ボールを繋ぐ
赤嶺 5.0 この日は「5.0」の日だった。ゴール前の迫力欠く
鈴木 6.0 絶妙クロスも通したが、シュートは0本に終わる

田邉 4.5 抜けないドリブル勝負で戦況を悪くしてしまう
椋原 5.5 守備面では計算できることを証明していた

城福 5.5 移籍や怪我人、出場停止で苦しい台所事情をなんとかやりくりして勝ち点1を拾う。あとは祐介を再生してほしいのだが…

2009.09.19

ファンタジーサッカー第26節

 すっかり忘れていたファンタジーサッカーをあわてて編成。

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 今は清水が一番堅いかな、ということで5人を投入。中盤は願望w

2009.09.13

久しぶりにネガってみる

 京都戦、スカパーで見ました。現地で見てない試合なのに、珍しくネガってみる。

 勝ち点3を取りに行って、勝ち点1すら取れない試合をまた見る羽目に。国立での千葉戦に始まり、多摩川クラシコ、平日の山形戦。同じ失敗を何度繰り返せばいいのか。

 交代選手が入る度に減速していくリズム。祐介が入っていないベンチ入りメンバーを見て「追いかける展開にならないといいが」と思っていたら、本当にそうなってしまい、最後はパワープレーすらできない前線になっていた。

 赤嶺の使い方も微妙。エリアの幅で勝負し続けて、89分消えていても1点取ればOKという選手なのに。赤嶺に点を取らせるなら、それなりのフォーメーションが必要だし、ナオをゴールゲッターとして扱うなら、サイドを使える達也を先発で使う手だってあるだろう。

 で、今日のトーチュウを見たら、11敗って去年の負け数と同じだって。6月終わりから7月一杯の確変期間を除いた戦績を見ると、実は降格争いをしていても不思議じゃない事実。

 でも、一番いらっとしたのは、試合後に「カップをつかみ取れー」ってやってたこと。あれはないよ。

2009.09.12

ファンタジーサッカー第25節

 仕事の進行がだんだん破綻に近づいており(汗)、京都戦も見る時間があるのかどうか…。という状況で、ファンタジーサッカーもとりあえず出場するであろう選手を慌てて見繕ってみただけ。

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 まずはFC東京が勝つことを願うのみ。で、4-5-1にしたので、後ろの方の選手が点を取ってくれればなお良し。そろそろ石川のゴールが見られそうな気もするが…。

2009.09.08

ナビスコカップ準決勝第2戦清水戦採点 「コントロール」

 代表のオランダ戦とか、モテキ読んだとか、ラブプラスで優柔不断プレーしてたら100日が過ぎてしまい、強制卒業させられたwとか、いろいろネタはあるけど、本業が忙しく、それどころではない感じ。でも、この清水戦は書かないと。

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西日がバックに差し込んでくると味スタは秋っぽくなってくる

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オリンピック候補地決定も迫ってきた

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試合終了の瞬間。バック2階席も総立ち

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表情にはやり遂げた感じが見て取れた

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みんなで喜べることは嬉しいこと

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この日も簡単なのを外したけど、こんなに守備するブラジル人FWはいない

リンク: 清水に勝利し、5年ぶりのナビスコファイナルへ!.

FC東京 1-0 清水

 開始直後に左サイドから攻め込まれて梶山がCKに逃げたところはヒヤッとしたけど、それ以降は完全にコントロールしたまま終わらせた試合だったかと。スコアこそ1-0だったけど、相手チームを型にはめて何もさせないという試合は、思ったよりも気持ちが良い(笑)。先制した時間も形も良かったし、ゲームプランもばっちり。最後はきっちり守り切った。

 城福監督の志向として、「自分たちのサッカーを貫く」という方向があるけど、この試合は「11月3日に国立競技場で試合をする」という明確なミッションを達成すべく戦い、結果を出したことはこのチームにとって大きかった。こういう試合をものにしていくことが、上位チームの条件なんだろうし。

 この試合、先取点をとった平山は良かったし、そのクロスを上げた羽生も効いていた。ニューヒーロー賞最有力候補の米本はいつも通り働いていて、椋原は今シーズン最高の出来だった。カボレはスピードで相手CBの脅威になり、石川は調子を取り戻してきた。

 でも、もっとも印象に残ったのは梶山。ピッチの中央で鬼神のごとく戦う梶山はちょっと神々しかった。前半早々にスライディングタックルで右膝を痛めたらしく、平山の得点で試合が切れた時点でテーピングを行い、膝はぐるぐる巻き。その状況で読みを生かしたボール奪取に始まり、的確なパスの配給、積極的な前線への攻め上がりを見せていた。さらには最終ライン中央へ下がって、ロングボールを跳ね返していた。もちろんファールも受けるわけだが、それを平然と「この雑魚が」と見下ろす姿も頼もしい(笑)。

 ヨンセンに入るボールはブルーノと梶山がケアする形に見えた。フィジカルの強い2人が当たりに行き、こぼれたボールは茂庭とヨネが拾うという役割分担。この4人の守備は素晴らしかった。それに加えて石川と羽生の早めのチェックによって、簡単に長いボールを出させないことが相乗効果を発揮。ヨンセンのシュートを0に抑えただけでなく、第1戦でやられた「ヨンセン落とし→枝村」という攻撃はほとんど見られなかった。

 最後は平山に代えて佐原を投入し、さらに石川に代えて平松を投入する超守備的な布陣。カップ戦で勝ち上がるためにはこういう戦い方も不可欠。放り込んでくるチームへのオプションとしては有効だろう。なぜ第1戦で用意しておかなかったのかという話もあるが(汗)

 それでは採点です。

権田 6.0 クロスに対する反応が良く、ピンチを未然に防いだ
椋原 6.5 守備はもちろん、長いフィードに反応し右サイドを躍動
ブルーノ 6.5 ヨンセンと良く戦った。堅実なビルドアップ見せる
茂庭 6.5 足技はともかく、ゴール前では強固な壁を築いていた
徳永 6.0 慣れない左サイドながら、市川の上がりを抑えていた
梶山 7.0 攻守にわたって中盤に君臨。やっぱり東京の王様だ
米本 6.5 梶山の忠実な家臣として、ピッチのあらゆる場所へ顔出し
石川 6.0 切れは確実に戻ってきた。惜しいシュートを連発する
羽生 6.5 先制点の絶妙クロス。手を負傷するが感じさせないプレー
カボレ 6.0 シュートこそ外したが、相手守備陣の脅威になっていた
平山 6.5 ポストの切れはいつもより欠けたが、値千金の先制弾

鈴木 6.0 羽生と交代した意味を理解し、縦横無尽に走り回る
佐原 --- 短い時間だったが、制空権を確保
平松 --- カボレへのラストパスにはセンスを感じた(汗)

城福 7.0 リードしてからのゲームプランは完璧。ようやく用意しておいた守備的布陣も披露できた。

 なんか川崎サイドは「バイバイン作戦」を決行するらしいので、こちらも負けないようにチケットを確保しましょう。SOCIO優待チケットはもとより、明日9日発売開始の準決勝入場者限定チケットもゲットして、友人や親戚縁者を動員すべきかも。

2009.09.01

第24節大分戦採点「目指すものは何か」

 週明けから忙しくて死にそうです。水曜はアウスタには行けませんが、味スタへ決勝進出の可能性を持って帰ってきてくれればと思っています。

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リンク: カボレで先制し、とどめは米本の目の覚めるようなゴールが決まり勝ち点3を得る.

FC東京 2-0 大分

 完全に出遅れたので、「前半は苦しい試合だった」とか「やっぱりナオがいると違うなあ…」とか「ヨネキャノンすげー」と書いていても遅すぎる(汗)。ということで、ちょっと違った視点でとりとめもなく振り返りたく(ビールとチューハイだけで酔っぱらったし)。

 後半に梶山がシュートできそうな場面でパス出して、FWが反応できずに「シュートと打て」コールが起こったシーンがあった。確かに得点力不足に悩むチームなのだから、シュートチャンスに打たない消極性に対する納得できるコールではあった。

 でも、振り返るとちょっと考えてしまう。あそこで一手間を掛けて、相手を崩しきることが今年狙っていたサッカーなのではと。まあ、梶山の「味方まで引っ掛かる」シュートフェイントからのラストパスに対応するのはかなり難しいけど、それを狙うのが、開幕前の梶山2列目構想だったと思うわけで。

 連勝中にナオがゴールを量産していたものの、どれもファインゴールなのがちょっと引っ掛かっていた。アタッキングサードまで行けているのは確かだけど、そこから崩しきった回数はそれほど多くなく、ナオの個人技に頼っていたのかもしれないと。

 この試合の1点目は石川の縦への推進力が効いていたとはいえ、徳永→平山→石川→大竹→石川→カボレという速いパスワークが原動力になっている。で、石川の逆サイドの2列目で起用されている大竹が絡んだのが大きかった。今の羽生の動きだとあそこに入ってくる確率はそれほど高くないからね。確かに大竹起用は「ポジショニングの鬼」羽生に比べると守備面でリスクはあるけど、アタッキングサード攻略ということに関しては分があるのかもしれない。

 最近は、平山とカボレの2トップで固定されているけど、フォーメーションの変更も含めてまだまだ発展途上のチームなんだなと思い知らされた一戦でした。個人的には、平山1トップに見せつつ、事実上0トップで運用する方向に可能性があるような気がしますが…。

 それでは採点です。

権田 5.5 危険なシーンもシュートは正面。危なげなく完封
徳永 6.0 高い位置取りで再三攻め上がったが崩しきれず
ブルーノ 6.0 ああいう攻撃パターンのチームなら安心できる
今野 6.0 決定的に崩されることなく、無難に守りきった
長友 5.5 敵陣深く入ったときにどうするかが課題だろう
梶山 5.5 パスミスあったが、与えられたタスクはこなした
米本 6.0 高い位置でのパス出し不安も、最後にゴラッソ
石川 6.0 抜ききれないのが休み明け。1点目をお膳立てした
羽生 5.5 守備で効いていたのは確かだが、攻撃に絡みたい
カボレ 6.5 先制点は値千金。意外とああいうシュートうまい
平山 6.0 安定したポストプレー。高い位置でも期待したい

大竹 6.0 復調気配は間違いない。惜しいシュートもあった
鈴木 5.5 シュートチャンスに恵まれなかったが動きは上々
赤嶺 --- 時間短く、評価無し

城福 6.0 交代カードとして、大竹を最初に投入した采配が当たる。ナビスコ準決勝第一戦が久しぶりのタイトル奪取への最大関門だと思うので、何とか引き分け以上で戻ってきて欲しい

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