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2009.09.23

シルバーウイークの自由研究「FC東京の失点について」

 どの試合の中継だったか忘れたけど、上位チームの完封数のデータが出ていた。確かFC東京も完封多かったよなと思って調査を開始。だんだん嫌な気分になるデータが出てきました。

 データはすべて第26節までのもの(鹿島、川崎は25試合消化時点)。

 FC東京の完封数は13試合(9勝4分け)でJ1で断トツの1位。この4分けはすべてホームゲーム。イメージに反して守れるチームであることは証明できている。問題は失点すると歯止めが効かず、引き分けにも持ち込めないこと。

参考までに上位チームの完封数をまとめてみた。
鹿島 9試合(8勝1分け)
清水 10試合(7勝3分け)
広島 8試合(4勝4分け)
川崎 6試合(6勝)
G大阪 7試合(5勝2分け)
新潟 9試合(6勝3分け)
浦和 8試合(7勝1分け)
名古屋 6試合(5勝1分け)

 失点した試合を調べてみると、1失点で終わったゲームは清水戦の○2-1と、山形戦の●0-1の2試合だけ。あとの11試合は2失点以上という体たらく。2失点が6試合(大宮戦だけ○3-2で残りは負け)、3失点が3試合(鹿島、川崎、浦和)、4失点が2試合(新潟、G大阪)。

 1点でも取られると13試合で2勝11敗って酷すぎないか?

 勝ち試合の平均失点は0.27で、負け試合の平均失点は2.55って、計算間違えたかと思ったよ(涙)。0点に抑えないと勝てないってのはなあ…。

 無得点で負けたのは広島戦(0-2)と山形戦(0-1)の2試合だけ。そして引き分けはすべてスコアレスドロー。1点で踏ん張っていれば勝ち点を拾えた試合はあったはずで、それこそが上位争いから離されつつある現状に繋がっているかと。1試合の重要度が高く、失点を防ぐ意識が強いと思われるカップ戦で決勝まで行けたのは、その裏返しなのかも。

 ちなみにホームとアウェイの差もはっきりしていて、アウェイは10位京都まで(鹿島、広島、川崎、G大阪、浦和、京都)全敗。まあホームも上位相手に勝ったのは清水と名古屋だけなんだけど…。現状の順位も仕方ないかも。

 次回はもう少し景気の良いデータを探すようにしたいと思いました…。

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コメント

あ、その件、言っちゃいますか?(笑)正直、ムラだとかそういったレベルの問題じゃないでしょうねコレ。

>CHONOさん
調べていて「救いのないデータ」ってのは、このことだと思いましたw
思い返せば「1点取られて、攻勢を強めた挙げ句に2点目を取られてずるずる」という試合を今年は数多く見た気がします…

改めてこの研究結果を見せられると、眼を覆いたくなります。
でもこれが現実。

選手の気持ちか指揮官の力量か。
どちらにせよ一皮剥けないとね。
チームはもうその直前まで来ていると思ってますが。

大変貴重なデータに感謝いたします。

>PENETRATEさん

13試合も完封できていることは、上位に行ける力の証明ではあると思うのですよ。その割に堅守のイメージが薄い(連勝中以外は)のはあれなんですが…。

解決策は点取られても慌てずに同じサッカーをやることでしょうね。味スタはようやく自陣でポゼッションしていても焦れなくなってきましたが、選手も落ち着いてやってくれればいいんですけど。

実は時間帯別の失点数を見ると、前半が11点、後半が20点。どのチームも後半の失点が多いのは確かだけど、1:2の比率はちょっと大きめ。このあたりは城福さんが守備的な交代を嫌うからかもしれません。

 私のところにコメントありがとうございました。磐田戦は同点に追いつかれただけでここを思い出し、負けを覚悟してしまいましたが、まあ、記録は破られるためにあるということなのでしょうね。

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