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2009.09.01

第24節大分戦採点「目指すものは何か」

 週明けから忙しくて死にそうです。水曜はアウスタには行けませんが、味スタへ決勝進出の可能性を持って帰ってきてくれればと思っています。

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リンク: カボレで先制し、とどめは米本の目の覚めるようなゴールが決まり勝ち点3を得る.

FC東京 2-0 大分

 完全に出遅れたので、「前半は苦しい試合だった」とか「やっぱりナオがいると違うなあ…」とか「ヨネキャノンすげー」と書いていても遅すぎる(汗)。ということで、ちょっと違った視点でとりとめもなく振り返りたく(ビールとチューハイだけで酔っぱらったし)。

 後半に梶山がシュートできそうな場面でパス出して、FWが反応できずに「シュートと打て」コールが起こったシーンがあった。確かに得点力不足に悩むチームなのだから、シュートチャンスに打たない消極性に対する納得できるコールではあった。

 でも、振り返るとちょっと考えてしまう。あそこで一手間を掛けて、相手を崩しきることが今年狙っていたサッカーなのではと。まあ、梶山の「味方まで引っ掛かる」シュートフェイントからのラストパスに対応するのはかなり難しいけど、それを狙うのが、開幕前の梶山2列目構想だったと思うわけで。

 連勝中にナオがゴールを量産していたものの、どれもファインゴールなのがちょっと引っ掛かっていた。アタッキングサードまで行けているのは確かだけど、そこから崩しきった回数はそれほど多くなく、ナオの個人技に頼っていたのかもしれないと。

 この試合の1点目は石川の縦への推進力が効いていたとはいえ、徳永→平山→石川→大竹→石川→カボレという速いパスワークが原動力になっている。で、石川の逆サイドの2列目で起用されている大竹が絡んだのが大きかった。今の羽生の動きだとあそこに入ってくる確率はそれほど高くないからね。確かに大竹起用は「ポジショニングの鬼」羽生に比べると守備面でリスクはあるけど、アタッキングサード攻略ということに関しては分があるのかもしれない。

 最近は、平山とカボレの2トップで固定されているけど、フォーメーションの変更も含めてまだまだ発展途上のチームなんだなと思い知らされた一戦でした。個人的には、平山1トップに見せつつ、事実上0トップで運用する方向に可能性があるような気がしますが…。

 それでは採点です。

権田 5.5 危険なシーンもシュートは正面。危なげなく完封
徳永 6.0 高い位置取りで再三攻め上がったが崩しきれず
ブルーノ 6.0 ああいう攻撃パターンのチームなら安心できる
今野 6.0 決定的に崩されることなく、無難に守りきった
長友 5.5 敵陣深く入ったときにどうするかが課題だろう
梶山 5.5 パスミスあったが、与えられたタスクはこなした
米本 6.0 高い位置でのパス出し不安も、最後にゴラッソ
石川 6.0 抜ききれないのが休み明け。1点目をお膳立てした
羽生 5.5 守備で効いていたのは確かだが、攻撃に絡みたい
カボレ 6.5 先制点は値千金。意外とああいうシュートうまい
平山 6.0 安定したポストプレー。高い位置でも期待したい

大竹 6.0 復調気配は間違いない。惜しいシュートもあった
鈴木 5.5 シュートチャンスに恵まれなかったが動きは上々
赤嶺 --- 時間短く、評価無し

城福 6.0 交代カードとして、大竹を最初に投入した采配が当たる。ナビスコ準決勝第一戦が久しぶりのタイトル奪取への最大関門だと思うので、何とか引き分け以上で戻ってきて欲しい

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コメント

>梶山がシュートできそうな場面でパス出して
単純に5月に痛めた足首がまだ痛いらしいです。
スカパー録画でも足首気にしている姿が映ってました。

>愛恋青赤さん

足首の怪我長引いてますね…。最近、梶山は長いボールの供給も少ないように見受けられて心配です。

本当は休んで欲しいところですが、替えが効かない選手なので仕方ないのかなあ…。

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