第11節京都戦採点「もう一息」
アウェー側が空いていたといえ、18000人程度だとスカスカ感がある味スタ。集客するには勝つ以上の薬はないんだけど。さすがに永田さんにそこまでの集客力はない(汗)
リンク: 終始リズムよく攻撃を仕掛けるも決定力を欠き、スコアレスドローに終わる.
FC東京 0-0 京都
両チームとも明らかに動きが落ちた75分には引き分けを覚悟しましたが、そこまでは攻撃については良かったかなと。
前節までとリズムが変わった原因は平山。前線で起点になって、決定機を演出。羽生のポスト直撃弾や赤嶺へのパスは上出来。入ってきたクロスに対しては高さを生かしたヘッドでシュートまで持ち込んだ。セットプレーでもチャンスがあったわけで、後はシュートの精度だけ。1点取れれば、続けて取れそうな雰囲気はあるんだけど…。
もう1つのポイントが簡単なボールであれば米本がさばいていたので、梶山の負担が軽減されたこと。トップ下構想の名残なのか、最近は高い位置取りとシュートへの意識が強い梶山だが、米本があれぐらいできるのなら上がって行きやすい。大きなサイドチェンジができればなお良いが、そこまで要求するのは難しいか。
サイドの選手をコーナーフラッグ方向へ走らせるパスは梶山からしか出ないのが、最近のFC東京の常識だったけど、ブルーノからも長いボールが出るので、攻撃のバリエーションが増えているのも好材料。
ボールは支配できているから、あとはエリア内にラストパスを出すことと、エリア内に侵入する動きを磨くことだけ。ここが一番難しいと言ってしまえばそれまでだが…。達也を先発で使ってみる手はあると思うけど。あとは新外国人の補強でしょうか。
守備は無失点だったけどまだ安心できない。京都はパウリーニョに当ててディエゴと攻める形だけ。そのパウリーニョを今野が完封していたため、最終ラインが崩されるシーンはほぼ無し。もう少し攻撃力というか機動力があるチーム相手じゃないと、守備が立ち直っているのか自信が持てない。気掛かりなのは、長いボールを入れられた時に、両CBがヘディングではじき返せてないこと。多摩川クラシコではそこを攻められるかもしれない。
まあ、でも勝たないと行けない試合だった。「きっかけを掴めば変わりそう」は「ずるずると底なし沼へ引き込まれる第一歩」の可能性もあるので、まずは次節で勝ち点3を。
それでは採点です。
権田 5.5 ピンチらしいピンチは無く、あまり仕事もなかった
徳永 6.0 長友より目立たないが、クロスの質では上回った
ブルーノ 6.0 攻撃面では明らかにプラス。守備は微妙だけど
今野 6.5 パウリーニョへのボールを寸断。完封の立役者
長友 6.0 左サイドで主導権を握る。守備でも素早いカバー
梶山 6.0 継続してシュート意識高い。最後は展開力が低下
米本 6.0 J1に慣れてきた。つなぎは○も勝負パス精度欠く
石川 6.0 切れていたがボールを離すタイミングは要検討
羽生 5.5 ポストを叩くシュート。ややイージーなミスが出た
赤嶺 5.5 何度も決定機はあった。去年よりシュート精度低い
平山 6.0 ポストの質はかなり高い。シュートが枠に行けば…
大竹 6.0 中盤を活性化する意識見えた。CK/FKはもう一つ
鈴木 5.5 惜しいシュートがあった。裏での勝負もありかも
近藤 5.5 もはや周りが疲れていて、効果的な攻撃できず
城福 6.0 攻撃については持ち駒を生かして打てる手は打ったかなと。守備は相手がカウンターしかなかったので保留。個人技でも攻めてくる次節の横浜FM戦で真価が問われる。
次節は日産スタジアムでのナイトゲーム。会社から行くことになるのだろうか…。
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