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2009.04.29

「1点の呪い」は解けたが

 現地に行かれたみなさん、お疲れさまでした。家で見ていてもだんだんと元気がなくなるような試合でしたが、最後に2点取って少しは持ち直したでしょうか? 今ちゃんのあれが決まってればねえ…。

 こちらはとりあえずブログのデザインを変えてみました。気分転換。

G大阪 4-2 FC東京

 テレビ観戦だったので、思いついたことだけをいくつか投げかけておく。

 前半から前線でボールが収まらなかったなあ。やっぱり平山を使う手はあるのでは。サイドを使おうにも中央が使えてない印象が強いだけでなく、崩したときに中で競り勝つ感じがしないので。カボレと石川は相手DFを引っ張れているし、中でワンクッション置いて羽生の飛び出しあたりが狙い目だろうに。

 失点シーンはあまり振り返りたくないが、2点目がね…。人数が足りているのに強引に抜かれるのはがっかりする。鹿島戦のことを思い出してしまった。

 佐原→椋原の交代だけど、佐原に何かアクシデントがありましたかね? 3点負けていてこの交代だったのでびっくりしたのですが。監督コメントを見る限り、予定外の交代みたいだけど。

 後半始まってから、羽生と梶山の位置を入れ替えた。やっぱりこの役割分担の方が自然だよな…。梶山も前線のスペースに出て行く意識はあるけど、良いタイミングでボールが来た試しがない(汗)。サイドの選手とクロスしていくような動きはあまりないけど。

 羽生が前で梶山が後だと、梶山にボールが入ったときの選択肢が純粋に1つ増えるメリットがある。4-2-3-1でやるならこの方がいいと思う。

 徳永(最近は速いグラウンダーが絶妙なのにFWが感じてない…)と石川の調子がいいので、ここを生かせるように、大宮戦では選手を入れ替えてほしい。

 あとは、やっぱりカウンターの練習かな。これだけ速いアタッカーを揃えられるチームはないし、速いことは単純だけど強力な武器になるわけで、それを生かさない手はないと思うのだが。

2009.04.28

ネットで話題沸騰中の「地デジカ」

Chideji  同業他社の記事ですが、あまりにGood Jobだったので。

 4月27日に民放連が発表した地デジのPRキャラ「地デジカ」。デザインを見た瞬間、「これはいじられるな」と多くの人が想像したはず。早速、二次創作が始まり、それに対する民放連のコメントを取っているのだが…。

リンク: ねとらぼ:「地デジカ」の衣装は「スク水ではない」と民放連 - ITmedia News.

日本民間放送連盟(民放連)が4月27日に発表した地上デジタル放送のPRキャラクター「地デジカ」の衣装が、「スクール水着に見える」とネットで話題になっている。黄色い衣装は確かに、水着やレオタードにも見えるが――

 民放連に真相を聞いてみたところ、この衣装は「水着でもレオタードでもない」そうで、衣装に特に意味はないらしい。

 ということで、スク水ではないという公式コメントが出ました(笑)。公式に問い合わせる方もどうかと思うが、まあ、みんな気になっていたことなので。

 さらにここの記事では、

二次創作キャラクター化された地デジカは、美少女や萌え系のイラストになっているものが多く、なかには卑猥なイラストも存在している。このことに対して日本民間放送連盟は「許されるものではない。断固、厳しく対応する」と当編集部の取材にコメントした。

(中略)

また、「特に、二次創作キャラクターの作成や掲載につきましては、許されるものではありませんので、見つけ次第、厳しく対応していきます」とのことで、地デジカをもとに美少女や萌え系のイラストを創作することは断固として許さない方針のようである。二次創作キャラクターに関しては、地デジカのイメージの妨げになる可能性があるとの事で、厳しく管理していくとのこと。

こんな公式コメントまで取っている。釣りですか?(笑) 本気でこのコメントだったら、「民放連終わったな」って感じ。釣りの方が、まだマシ。地デジ普及が目的なら、萌えでも何でも、盛り上がった方がいいと思うんだけど(汗)

 二次創作画像に興味がある人はbaiduの画像検索あたりで調べてみると、面白画像が見つかるかも。

川崎の企画力は凄い

 いや、まあ、なんていうか、これを実際のツアーとして成立させてしまうのは凄い…。

リンク: JTB「多摩川クラシコエアーツアー」参加者募集のお知らせ.

 今朝のスポーツ紙にも出てましたが、川崎が多摩川クラシコへ飛行機で乗り込んでくるそうな。

味の素スタジアムに隣接する調布飛行場へ飛行機で乗り込もうというツアーです。 試合前夜に横浜より大型客船で伊豆大島へ移動(船内1泊)。伊豆大島到着後は、伊豆大島観光協会協力のもと、大島ミニ観光を行い、お昼過ぎに大島空港よりフロンターレサポーターで埋め尽くされたバックスタンドアウェイ側コンコースの横を通過し、調布飛行場へ降り立ちます。

 わざわざ前夜に船で大島へ移動して、当日の昼に飛行機に乗り、調布飛行場へやってくるという一大スペクタクル(笑)。楽しそう。

 FC東京も何かできないですかね。小さい空港のそばにあるスタジアムはいくつかあるはずなので、「お大尽ツアー」としてチャーター便を飛ばしてみるとか(汗)

2009.04.27

さようならマイネルパシオン

 土曜日は月一回のカイロプラクティックに行っていて、中継も見ていなかったのですが…。

リンク: RUFFIAN TURFMAN CLUB-ラフィアンターフマンクラブ-.

マイネルパシオンは、25日(土)、東京4Rの障害未勝利戦に出走しました。水濠障害を飛越した際に落馬転倒し、競走を中止。右肩を骨折しており、残念ながら安楽死の処置がとられました。冥福をお祈りいたします。

 施術が終わって、速報メールを見たら「競走中止」。あの豪雨だし、不良馬場だったので他の馬に巻き込まれたりといったアクシデントはあるかもと予想していましたが…。

 それでも状況は分からないまま、帰りがけに車検に出していた車を引き取って帰宅。録画を見ると、正面の水壕障害で前脚を折りたたんだまま滑り込むように着地して落馬。滑っているような感じだったので、大丈夫かなと思いつつWebサイトを見ると、予後不良…。

 2歳の札幌でデビューして、3歳夏に勝ち上がり(ちょうど30数回目の誕生日でした)、東京の500万下を単勝87倍で勝ち、中山のノエル賞では10番人気で2着。10万馬券をプレゼントしてくれました。その後もコンスタントに走って、5歳時は500万下を勝ち、なぜか人気急落していたアプローズ賞を10番人気で勝ち、単勝18倍をがっつり取る。賞金もかなり稼いでくれたけど、馬券でも貢献してくれました。

 1600万下は敷居が高かったけど、入障初戦の前走では3着好走と障害のセンスも見せていて、今後の活躍を期待していたのですが…。

 38戦も走ってくれてありがとう。冥福を祈ります。

 この馬の登録抹消に伴って、ラフィアンを退会する予定。いろいろと出費を減らしている緊縮財政(汗)の影響もあるけど、社長が代替わりしてあまり魅力が無くなったのもあるし、情報提供などのサービスが他に比べて劣るというのも理由。最近は成績も落ちてきているし。もともとダイタクヘリオス産駒に出資するために加入したクラブだったので、目的は達成したかなと。

 今後の一口馬主は社台/サンデーとユニオンで頑張ります。

2009.04.26

苦笑する石川(汗)

 確かに後ろから抱え込まれているので、PKでもおかしくない。でも、赤嶺はうまくやったと思う(汗)。

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大分 0-1 FC東京

 連続1得点記録をそろそろ調べた方がいいのではないだろうか(笑)。シュート28本って、おそらくクラブ史上最多シュートじゃないのか?

 大分、大阪、広島には行けないので、自宅でスカパーを見る。エジミウソンが退場になり、FC東京が圧倒する試合になった。カボレには前半だけで3回の(本物の)決定機があったが、2回は枠外で、1回はGK正面…。あそこで1つ入っていれば、楽勝だったかもしれない。

 後半はミドルレンジからのシュートも多かったが、西川をヒヤッとさせたのは梶山のシュート。あとはカボレ→長友の連続シュートと、達也のループぐらい。ほかは可能性が低かった。

 赤嶺も投入直後から消えていたけど、最後に演技賞を受賞。PKも蹴るかと思ったけど、さすがにほとんどボールに触ってない状況では譲ったということか。と思ったら、梶山が「自分が蹴る」と主張したみたい。

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 スペースが空いていたこともあるけど、今野が珍しくサイドチェンジで長いボールを蹴ったり、中盤の底から簡単に捌いていたり、組み立て面でいい感じ。梶山はアウトサイドで蹴るボールがことごとくコントロールミス。裏へのパスの距離感もちょっと変。調子悪いのかね? まあ、あのプレッシャーの掛かるPKを決めたのは良かった。

 あれだけクロスが上がるなら、平山がいればなあ…と思ったのは事実。ベンチに椋原、金沢、米本と入っていたけど、誰か1人削って、(練習試合では調子が悪かったらしいが)平山を入れとくべきじゃなかったのかなあ?

 アフターゲームショーでは今日も切れていた石川がインタビューされていて、カボレについて質問を受けていた。そのくだりが面白かったので書き起こしてみる。

野々村「今日は、ほんとに、前半特に、良いラストパスを供給したにもかかわらず、カボレが点取ってくれなくて、どう思ったそれ?」

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石川「あのー、終わった後、謝られましたけど(苦笑)」

野々村「謝ってた? カボレ」

石川「そうですね。まあただ僕自身も外したシーンもありますし、あの、両サイド特に良いリズムで攻撃できていること多いんで、あのー、1点入れば、とは思いながらも、決めてほしかったというのはありますね」

野々村「今、ちょうどモニター見えてるでしょ?」

石川「見えてます」

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野々村「これ、これ、これは何とかしてほしかったよね、これもね」

石川「そうですね。あの、最近中での仕事が多いんで(笑)、(カボレが)力入っちゃってますけど。まあ、僕はこういうシーンをどんどん増やしていきたいなとは。周りも見えてきているし、アシストも増やしていきたいなとは思いますけど」

野々村「あのー、まあカボレを責める訳じゃないんだけど、カボレって、あのぐらい、例えば前半みたいに決定機外すと、どんな心境になるタイプの選手なの?」

石川「結構、あの、おとなしい選手なんで、シュンとなっちゃってることが多いと思うんですけど、その辺はうまく盛り上げながら。まあ、あのー、今メンバーも外国人1人なんで、言葉もなかなか通じない部分があるんですけど。難しいですけど、積極的に」

 というインタビューの一部でした。そうか、カボレはシュンとするタイプなのか。ブラジル人っぽくないな(笑)。

 何はともあれGW連戦の初戦を勝てたのは良かった。

2009.04.22

かぶせたらいかんだろー

 写真が面白かったので、とりあえず載せてみる。

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 妙に似合っているのが笑える。この像は相当大きいらしいので、かぶせた物件もかなり大きなサイズだと思う(笑)

リンク: 琴桜像の顔に下着 市長が発見、カンカン 倉吉 - NetNihonkai-日本海新聞.

鳥取県倉吉市東仲町の琴桜赤瓦観光駐車場に建立されている、同市名誉市民で第五十三代横綱琴桜関(前佐渡ケ嶽親方)の銅像の顔に女性用下着がかぶせられて いるのを二十日、長谷川稔市長が発見した。銅像は市の観光の顔と言える場所にあり、二十六日には琴桜関を顕彰する桜杯争奪相撲選手権大会(桜ずもう)も予 定されていることから、長谷川市長は「市の誇りをばかにされた」とカンカンだ。

 写真はストレートに面白いけど、発見者が市長というのも笑える(汗)

 絶対に「究極!!変態仮面」を読んでいた年代のやつが犯人に違いない…と思うのですが、この推理は間違っているでしょうか?

2009.04.21

カルチョビットの続編が出ます

 珍しくJRA-VANのWebサイトを見たら、ダービースタリオン作者である薗部さんのインタビューが載ってました。聞き手はパソコン競馬ライターの市丸さん。って、両方ともパソコン通信時代からの知り合いというか友人というか、世話になっている2人です。この2人の対談を読むのは変な感じ(汗)。

 で、まだ正式に発表になっていない新タイトルの話が…。

リンク: JRA-VAN | 私の競馬はちょっと新しい.

市丸: そのほかのゲームはどうですか? 「ベストプレープロ野球」や「カルチョビット(サッカーチーム育成シミュレーション)」、あと「(競艇WARS)マクル6」とか。個人的には「マクル6」大好きなんですよ(笑)。

薗部: 「マクル6」出したいんですけれど、マニアック過ぎて(笑)。「カルチョビット」は今年中には出せると思いますよ。

 おおっ、サッカーゲームで一番愛しているカルチョビットの続編が出るのか。かなりうれしい。親指が激痛に襲われる競艇ゲーム「マクル6」も好きなんだが、さすがにこっちは出ないのか。久しぶりにやってみたいが、ディスクはどこにしまったかな…。

 ベストプレープロ野球やダービースタリオンも同様だが、薗部さんのゲームの特徴は「引き算の発想」にある。野球や競馬、サッカーといった種目は無数の要素から成り立っているが、ゲーム化にあたって余計な部分はばっさりと削ってしまう。それによって、その競技の本質だけが浮き上がらせるテクニックというかルールの決め方が凄い。

 初代ダビスタなんか、8頭立てで直線はセパレートコースだったのに、ちゃんと競馬になっていたわけで。

 カルチョビットもこの時代には珍しいドット絵の選手が小さなフィールドを動き回っているだけなんだが、ちゃんとサッカーの試合になっている。「超絶トラップからのシュート」なんていう絵を脳内補完してしまう(汗)

 またやってない人はゲームボーイアドバンス版で予習をしておくと良さそう。もう安いし(笑)

2009.04.19

第6節千葉戦採点「意思統一」

 「3番人気から買う」までは良かったけど、トライアンフマーチは持ってない。レース終わった後に気づいたが、単勝買えば良かったんじゃないのか?(涙)

 昨日の国立で2番目に盛り上がったシーンの写真(もちろん1番は石川の先制点)。

Fire

 昨日書いたことを繰り返すのは意味がないので、書いていないことだけを付け足し。

 佐原は調子落ちなのかね。1失点目は目の前のボールを見送るだけだった。何も反応できないのは…。左右から何気ないクロス、それも低いボールが入った時の対応が遅い。背中の選手が見えていないというか、GKのコーチングが足りないのかもしれない。磐田戦でもスルーして決定機を与えた場面があった。ハイボールは強いけど。2失点目の股抜きにはがっかりした。

 開幕戦のレビューにも書いたけど、試合の流れが読めていないから、どこで押してどこで引くのかというチームとしての守備観があいまいになっている。1-0で終わらせればいい試合で、どうしてこうバタバタしてしまうのか。あの時間帯はべったり引いてしまっても構わなかった。カウンターで攻めてもいいが、人数を掛ける必要はない。何度も繰り返すが、脆弱な守備は個人レベルの問題ではないと思うので、組織と戦い方を徹底的に見直さないと苦しい。そういう状況なのにGW開催で試合間隔が詰まるのは厳しい…。

 攻撃は崩して1点は取れるが、追い打ちが掛けられない。速い選手が多いのに、カウンターがうまくないのは明確な課題。それといろいろコンバートした結果、選手間の連携が希薄になっているのではないか。まずは選手を本来のポジションで使ってほしい。

 もう1つ。前半からゴールキックは徹底してカボレを狙って蹴っていた。確かに権田のキックは正確だし、カボレもまずまず競り勝ってたし、相手の攻撃も試合途中までは手詰まりで、カウンターも怖くなかったけど、ポゼッションを目指していたチームとは思えなかった。「蹴ったらいかん」とは言わないが、もう少し組み立てていく意識があっても良いのでは。

 今更、「たられば」を言っても仕方がないが、徳永が蹴り込んだゴールはオフサイドだったか? 徳永は確実にオンサイドだった。佐原がオフサイドポジションにいて、相手選手をブロックして「相手選手に干渉」したことが取られたのだと思うが、微妙…。あの時、去年の雨の国立を思い出したのは自分だけではないはずだ。

 最後に「全体が慌ただしすぎる」ことを挙げておく。「自分たちのペースでボールを動かせば疲れない」と言うけど、前半からあれだけ攻守に飛ばせば最後は疲れる。終盤は近藤、梶山、羽生というセンターラインにはエネルギーが残っていなかった。これも暑さが増す時期への課題だろうな。

 それでは採点です。

権田 5.0 まだ守備を引き締める威圧感は備わっていない
徳永 5.5 攻守に破綻はしなかった。幻のゴールは残念
佐原 4.5 失点以外にもバウンドさせて頭を越されピンチに
今野 5.5 相手FWをよく押さえていたが、最後に競り負けた
長友 5.0 安全に行っていい場面でイエローカードもらう
羽生 5.5 飛び出す意識はあるが、せわしない印象もある
米本 5.5 初出場とすれば上出来。展開力は出せなかった
石川 6.0 攻撃面では欠かせない選手。フル出場してほしい
梶山 5.0 展開しようにも前向きでボールが入ってこない
カボレ 5.5 ライン裏への飛び出しをもう少し狙っていきたい
近藤 5.0 シュートは枠内に入れないと絶対に入らないよ

鈴木 5.5 カウンターから攻め切る姿勢は見せていた
浅利 5.0 相手の攻勢に対して、効果的な対応ができず
赤嶺 --- 時間短く、評価なし

城福 4.5 そのうち2点目は入ると思うが、守備面の再構築は必須。交代した時にどういう狙いがあるのかあやふや。選手を入れ替えるのもいいが、メンバー間の連携を深めることも必要だと思う…。

3番人気を買うが吉

 朝起きたら、頭がガンガンに痛かった。二日酔いかと思ったけど、そんなに飲んでないし。頭痛薬を飲んで休養していたら、次第に回復中。

 で、皐月賞なんだが。

 3強対決ムードになった皐月賞を振り返ると、

90年 優勝ハクタイセイ(3番人気)、2着アイネスフウジン(1番人気)、3着メジロライアン(2番人気)

93年 優勝ナリタタイシン(3番人気)、2着ビワハヤヒデ(2番人気)、4着ウイニングチケット(1番人気)

98年 優勝セイウンスカイ(2番人気)、2着キングヘイロー(3番人気)、3着スペシャルウィーク(1番人気)

という感じ。オッズ的には他にも3強っぽいレースがないわけじゃないけど(2008年とか)、押し出されるようにそういう組み合わせになることもあるのでね。

 これだけ見ると、軸には「3番人気を買う」しかないな。アンライバルドか…。相手も1番人気か2番人気の馬。

 ちなみにここ10年で1番人気が勝ったのはディープインパクト、ネオユニヴァース、アグネスタキオンの3頭だけ。その前をさかのぼってもナリタブライアン、ミホノブルボン、トウカイテイオーと、皐月賞を1番人気で勝つにはこれぐらいの器が必要とされるらしい。

 ここ20年で単勝で1倍台の馬は1.3倍アグネスタキオン、1.8倍スペシャルウィーク、1.6倍ナリタブライアン、1.4倍ミホノブルボンで3勝3着1回。

 要はロジユニヴァースがそこまでの器かということが問われるレースということだ。戦歴にけちは付かないし、レース振りも問題ないけど、母父Cape Crossがちょっと引っ掛かるので、ここは無謀を承知で蹴飛ばして見ようかと。

 ということで、勝負馬券はアンライバルド=リーチザクラウンの馬連。12時18分時点で13.7倍ならリスクを取る手はあるだろう。あとは前走の凡走で一気に人気を下げたリクエストソングをちょっと買ってみる。

なんと言っていいのか

 疲れがたまっているのに自転車に乗ったからか、腰痛が再発して歩行困難な状況で観戦。で、あんな逆転負けを見せられると、席から動く気力がなくなるよ。

 何とか家に帰り着いて、とりあえず風呂に入って、ビール飲んで、酎ハイ飲んで、湿布貼って(汗)、まだもやもやした状況だが、少しだけ吐き出しておく。

 4-2-3-1になって、梶山が一番割を食っている感じ。GKからのボールは頭の上を通過してるし、ハイボールを競っていたり、前からボールを追い回したり、その挙げ句に後半途中でガソリン切れになっている状況を見ると、「与えられている役割が違う」という違和感が。スペースに走るシーンもあるんだが、それを感じてパスを出せる選手は中盤にいないんだよな…。

 前節もそうだが、石川が引っ込んでからリズムを失う傾向が明らか。石川と鈴木は微妙に互換性がない。鈴木は川口っぽいというか戸田っぽいというか…。

 米本はデビュー戦にしては良くやっていたと思うが、機能していた前節の中盤の構成を入れ替えてまで出す必要があったかどうかは?

 そういう意味では采配が微妙だった。途中交代もね…。米本→浅利はどうだったか。米本の足が攣っていたので交代は妥当だろうけど、スペースを埋めるより、激しい試合だったので、人に強い選手が中盤に欲しかったかと。試合後にこの人と「茂庭投入で今野を1列上げる手はあった」という話をする。

 最後のカボレ→赤嶺も微妙。これで4-4-2にしたんだけど、キープ力ある平山の1トップにして時間を使うところだよなあ…。近藤も梶山もバテていたわけだし。

 だんだん眠くなってきたので、続きは明日の採点と一緒に。

2009.04.18

勝っちゃいました

 阪神1Rに出走したティックルピンクですが、勝っちゃいました。

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 パドックの映像を見ると、好馬体は目立ったけど、かなりムキムキでダート向きといった感じ。落ち着いているというか、のんびりしているというか…。

 スタートはもっさりで、スタート後の芝で中団まで押し上げられそうだったけど、ダートに入った地点では後方でした(汗)。向こう正面から押し上げを開始して、外を回しながら直線入り口では4番手の外。直線では1番人気ブラストアートとの一騎打ちを手応え良く制してデビュー勝ち。ロスの多いというか、安全運転みたいな競馬でも勝てたのだから、それなりに能力はあるんだろう。

 勝ちタイムは1.25.6と水準以上。上積みもあるだろうから、500万下でも通用しそう。アンカツのコメントは「捌きが堅いので、現状はダート向き」とのこと。ただ、この先にダートの500万下で適鞍がない。5月2日に京都で牝馬限定戦があるけど、1200mはあのスタートだと難しいかも。1800だと牡馬相手なのでね。早めにもう1つ勝てば、ダートグレード路線も視野に入るので、頑張ってほしいのう…。

思ったよりも人気らしい

 会社にいると、最近はモチベーションが下がることばっかりでね…。FC東京が調子良くて、競馬も勝てれば、持ち直せるんだが(汗)

 ということで、土曜阪神1Rのディックルピンクだが、思ったよりも人気らしい。インターネットのコラムでは丹下日出夫が評価していた。

リンク: netkeibaPOG -ペーパーオーナーゲーム- 丹下日出夫【POG大魔王の注目馬】 .

ティックルピンク(フレンチデピュティ×ブラッシングプリンセス) 牝・松田博

 「ダートに替われば、ゴッドフェニックスはOPまでノンストップ」という原稿を用意していたのだが、あらら。なんだ、このティックルピンクの調教の動きは。

 例によって、マツパク流の上がり重点の稽古ながら、DW・86.1-69.9-39.9-11.3秒と、1Fの切れはケタ違い。なんと、キタサンガイセン(3歳OP)を1.5秒もチギり捨ててしまった。

 フレンチ×Crafty Prospectorの、ムキムキの栗毛。相当ダートは走りそうだなぁ。さすがのゴッドフェニックスも、急仕上げ気味の見切り発車では、やられてしまうのかなぁ(1勝を予定していたのになぁ)。

 11.3は正直怪しいと思うが(ブックだと39.8-11.9)、併せ馬で負けてないのは事実。このあたりが評価されたんだろうが、ブックの予想オッズでは4.6倍の2番人気。初出走組が人気みたい。前走着順がいい馬も着差が大きいからかな?

 相手は良く分からないので、単勝を買う予定。

 マイラーズカップのアブソリュートは意外と人気ない。東京新聞杯を勝ったとはいえ、あの道悪だったのが評価を下げているのかも。まあアブソリュートも道悪専用ってわけじゃないし、人気がないのは配当妙味と考えればいいかと。

2009.04.17

ぎりぎりで間に合った

 今節は山形-G大阪戦の都合で、ファンタジーサッカーの締め切りが1日早かったのをすっかり忘れていて、慌てて入れ替えるはめに。どの選手がスタメンで出るのかすら調べていない(汗)。

Vol6

 その上、今節は勝敗が微妙なカードが多い。ということで、勝ってもらわないと困るFC東京の選手を主体にしてみました。キャプテンにした梶山は確実にボーナスポイントが期待できるので、あとは点さえ取ってくれれば…。

 前節は1人も勝利チームの選手がいないという状況でしたが、キャプテンにしていた西川がPKストップで12ptの活躍。ちょっとでも順位を上げられたのはなにより。

2009.04.16

今週は皐月賞ですが

 競馬の定石として、「三強対決はその内の2頭で決まり、1頭は飛ぶ」という経験則がある。同様に「2強対決はその2頭では決まらない」というのもある。

 皐月賞はアンライバルド、リーチザクラウン、ロジユニヴァースの3強対決という触れ込み。どいつを蹴飛ばせばいいのか、まだ迷う。馬連でも1点で仕留めれば、それなりに儲かると思うので…。

 土曜は阪神でマイラーズカップ。今の差しが決まる馬場なら右回りでもアブソリュートでもう一丁行けると思うのだが…。こっちは頭から買えば配当妙味もあるはず。

 ちなみにその日の阪神1Rではようやくティックルピンクがデビュー予定。鞍上は安藤勝己。ゲート試験合格後に急仕上げという印象だけど、併せ馬ではアドマイヤアゲインやキタサンガイセンに先着続き。最終追い切りもDWで86.1-69.9-54.5-39.9-11.3と終いは切れた。初出走は不利だが、それほど不格好な競馬にはならないんじゃないかと期待。

 夜の千葉戦がなければ阪神に行ってたかもしれないが(薗部さんにたかりたいし(汗))、おとなしくグリーンチャンネルで観戦します…。

2009.04.13

第5節鹿島戦採点「リスタート」

 カウンターがカウンターになっていない件とか、クロスに対する待ち受け方など課題はあるけど、今年観戦した7試合で一番良い内容だったのは間違いないわけで。これまでの6試合分の決定機の数をまとめて見たような気もする(汗)。

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リンク: 赤嶺のゴールで1点差とし、後半立て続けにチャンスを作るも鹿島の堅守を崩せず敗戦.

FC東京 1-2 鹿島

 1失点目は上から見ていると「マルキーニョス、上手いな…」という感じでしたが、映像を見ると今野に当たって弾道が変わったおかげで入ったゴール。強いて言えば、「もうちょっと間合いを詰めるべき」だろうけど、あれは「とりあえず打ってみた」方が偉いのだろう。

 ちょっとがっかりだったのは2失点目。エリア内で2人の間をこじ開けられたあげくに、ニアサイドをぶち抜かれるってのはね…。あれだったらまだ押し倒してPKの方がましと思うのは自分だけ?

 前半に攻撃が機能したのは右サイド。石川はライン裏を狙ってみたり、中へ切れ込んでみたり、サイドへ飛び出したりと好調持続でしたが、徳永の暴走機関車ぶりが凄かった。スピードもあるし、体もあるので、あの突進は止めにくいと思われ。ワンツーを狙ったり、足技で相手を交わしたり、動きと頭もキレていた。

 得点シーンは走ったコースと赤嶺を狙ったクロスで羽生の合わせ技一本。ポスト直撃のシュートもあったけど、ようやく羽生所長をあのポジションに置いた意味が出てきたように感じる。赤嶺はあれを決めるのはいいが、くさびのパスをもう少し2列目に落としてくれるとボールが回るのだが…。それでも今日は縦へのパスを入れようという意識は全体的に高かった。横が使えたから縦にもスペースができたというのはあるだろう。

 後半は今にして思えば、開始3分間の猛攻で点が取れなかったのがすべてだったかも。今日の石川はクロスバーに当てない代わりにGKに当ててるし、今野はあまりに絶好球が来たので丁寧に行き過ぎて枠外しているし…。あの時間帯で追いついていたら、この日の鹿島だったら勝てた可能性は高かっただろうに。

 この試合で良くなかったことといえば、セットプレー。リーグ戦6試合で37本のCKがあったのに、1点も決まらないってのは重症。単純に「セットプレーに参加する選手の大きさで負けている」というのはあるだろうけど、それにしても…という感じはする(汗)。蹴っているボールがそんなに悪いとは思わないけど、もう少し工夫があってもいいかなと。ショート蹴ったり、ニアへ速いボール入れたりね。

 サイドを使えるシステムに変更したことで、攻撃の停滞感は払拭されたし、全体の試合内容を見てもここからリスタートだろうけど、システム上、中盤の選手の負荷が高いのはちょっと気掛かり。後半の途中からは押し上げが厳しくなって高速カウンターを発動できる感じじゃなかった。暑くなると厳しそうなので、監督が選手交代を含めてうまくやりくりしてほしいが…。

 ということで、とりとめの無いまま採点です。

権田 5.5 1点目は仕方なし。2点目も厳しかったかも…
徳永 6.5 前半に右サイドを突進して流れを引き戻す
佐原 5.5 2失点目は対応が少し曖昧になってしまった
茂庭 5.5 もっと前からガツガツと行っていいかもしれない
長友 6.0 クロスの質はあれだが、チャンスは作っていた
羽生 6.0 運動量を活かして積極的に攻撃に絡んでいた
今野 6.0 ボール持った時も割とシンプルに動かしていた
梶山 6.0 運動量もシュート意識もあったが最後は疲れた
石川 6.5 交代後に攻撃が停滞したのが活躍の証拠
カボレ 5.5 何度か見せ場あったが、シュートは1本だけ
赤嶺 6.0 ゴールは見事だったが、もう少しポストプレーも

鈴木 5.5 献身的に動いているが、効果的でないことも
大竹 6.0 ロスタイムのFKとエリア内でのチャンスは惜しい
平山 5.5 サイドから崩せている時間帯に投入してほしい

城福 6.0 交代策は微妙だったが(石川はもう少し引っ張りませんか?)、前節までの苦しい戦いから、ここまで立て直しただけでも評価できる。

2009.04.12

まずは写真から

 昨日ほどは暑くなくて、日陰の席で観戦している分には快適だった。

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プレミア昇格のバレーボールチームはネタを仕込んでいました。

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さすがに観客も多くて、32000人超え。

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4-3-3にしてサイドが使えるようになったのは良かったかなと。

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試合後はかなり疲れていた羽生と佐原。次はナイトゲームなので、少しは楽になると思います…。

 あ、桜花賞ですが、記事で触れた4頭が全部掲示板に載ったのに当たり馬券がありません…。

桜花賞なんだが

 ひねって買ってもなあ…(汗)。

 ブエナビスタを飛ばして買おうとすると、取りこぼしたら目も当てられないので、手広く買わなきゃならない。だったらブエナビスタから馬連で10倍ぐらいのところを大本線で仕留める方が買いやすい。ちょうどタイキシャトルからビッグサンデーで12.9倍つけたマイルチャンピオンシップの感じだな。

 気持ちがあるのは社台のカタログを見たときから良い馬だと思っていたジェルミナルと2着が混戦ならどさくさ紛れに突っ込みそうなルージュバンブー。あとワンカラットも気になるけど、1600向きには見えない。

2009.04.11

久々に小平へ行ってきました

 あまりにいい天気だったので、仕事場とは正反対の方向にある小平へ。

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抜けるような青空。帰ってきたらずいぶん日焼けしてました(汗)。

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入念にセットプレーの練習をしてました。相手CKからのカウンターや相手カウンターの対処など、素早い切り替えの意識付けをしていた模様。

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長友は左膝にテーピングしてましたが、動きは問題なく見えた。

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米本もベンチ入りする模様。念入りにフィードの練習してました。平山もベンチ入りみたい。

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全体練習後にFKの練習をしてましたが、大竹以外は決まりそうな感じがない…。距離があれば決まりそうなシュートもあったけど、壁超して落とせるボールは大竹しか蹴れないらしい(汗)。

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鹿島戦の重要人物。マルキーニョスを完封できれば勝利が近づく。

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羽生“所長”と達也と引き上げる石川。ファンサで所長に突っ込みたかったけど、次の用事もあったので途中で帰りました。でも、今日の目的の一つである「10番ユニに梶山のサインをもらう」ことには成功。

 4-2-3-1というか4-3-3というかはともかく、今節のポイントはCBに茂庭を戻して、今野をボランチに使うこと。浅利を使ってゾーンでスペースを埋めるより、人に強い今野を使って小笠原対策をするということなのかも。

2009.04.10

ファンタジーサッカーやってます

 ファンタジーサッカーは開幕戦のチーム編成を忘れる大ポカがあった上に、第2節でFC東京がひどい目に遭って49ptしかもらえない最悪のスタート。しかし、第3節、第4節とFC東京守備陣の奮闘に助けられ、ローカル関東で真ん中ぐらいの順位まで上がってきました。

 去年は最終戦のあれがなければイースタンに上がれていたはずだった…(涙)

 今節は迷うところだけど、大分の守備陣+G大阪の攻撃陣を基本に組み立てようかと。ということで、適当に組んでみたのがこんなメンバー。

Tekito

 予算の都合もあって中盤はFC東京の選手ばかり。ポイントはFC東京のイケメンDFを入れてみたことでしょうか(笑)。茂庭は期するところがあると思うので頑張ってほしい。

2009.04.08

鹿島戦のフォーメーションを考える

 磐田戦こそずぶ濡れで観戦していたけど、その前後は相変わらず忙しいまま。今週は連日の秋葉原取材。急に暑くなると外回りは結構辛い。土曜日に仕事すれば、日曜の鹿島戦は行けると思うのだが…。

リンク: TOKYO MX *FC東京ミタテキ.

今日は鹿島戦を見据えての、フォーメーション確認も。
攻撃陣のポジションを少々変更した布陣も試していて、
日曜日がかなり楽しみになりました☆
詳細は控えますが、トップ下やサイドの選手の
積極的な飛び出しが見られるかも・・・?!

 4-4-2の機能不全がひどいので、前をいじるってことなんだろう。守備はまがりなりにも2試合連続で完封しているので、4バックと2ボランチまでは継続しそう。

 となると、「トップ下やサイドの選手の飛び出し」という表現からも、4-2-3-1しか考えづらい。フォーメーションはこんな感じなのかな?

     赤嶺
 カボレ 羽生 石川
   梶山 浅利
長友 今野 佐原 徳永
     権田

 「飛び出せるトップ下」に当てはまる選手でピンと来るのは羽生しかいない。大竹は自ら飛び出す感じじゃないからなあ…。去年の3-2で勝った試合のようにサイド攻撃に重きを置いた撃ち合いを仕掛けるのかも。梶山の位置を下げるなら、相手DFライン裏への長いボールも増えそうだ。

 何はともあれ、鹿島戦は序盤戦の山場なのは間違いない。結果も重要だけど、「今年の戦い方の指針が見える試合」になって、終了後にポジティブな会話ができるようだとうれしい。

2009.04.06

第4節磐田戦採点「GKで勝った日」

 磐田へ向かう途中で雨が降り出した。予報では小雨程度のはずだったが、スタジアムに着いてみると本降り。ポンチョは着ていて撥水加工もある程度効いていたが、裏側に水がしみ出す状況。本当に寒くてね…。

 売店で飲食物売っていても、バックスタンド側は雨だと食べるところないし…。屋根がないならテントぐらい張ってくれればいいのに。

リンク: 緊迫した展開の中、赤嶺が一瞬の隙を確実に活かしてゴール!連勝を飾る .

磐田 0-1 FC東京

 やりたいことはナビスコ神戸戦よりははっきりしてきた感じ。でも、それなりにボールは回るけど、大竹や羽生などが守備が厚い中央へ突っ込んでいって自爆するパターンが頻発。浅利が同様に突っ込んでカウンターを食らった時はやられたかと思ったよ。

 局面ごとには面白いことをやっているのだが、長友はほとんど上がれないし、クロスも上がらないし、FWは相手DFラインの間に入って戦っているだけでスペースと時間が作れない。スピードアップする場面がないというか…。梶山が下がってきてボールを引き出して、大竹と縦関係になった時はいい感じになったけど(羽生も前に出られるので)。ということで前半はほとんど決定機がなかった。

 そんな攻撃陣のふがいなさをカバーしたのが権田。開始直後に佐原を振り切ったジウシーニョとの1対1を顔面セーブ。34分はこぼれ球を拾った山本康との1対1を左腕一本で止める。そして前半終了直前には右からのクロスをダイビングヘッドした前田のシュートを体に当てて枠外へ追いやった(ゴールキックになったけど(汗))。

 前半は0-0で儲けたなという感じ。

 監督のハーフタイムコメントが「サイドをシンプルに使おう」。赤嶺がサイドに流れてもあまり意味がないので、カボレがサイドに流れてボールを受けることを想定していたはずだが、これが後半もうまくいかない。

 スペースを作る動きがないわけじゃないけど、広い敷地があるのに四畳半一間の家を建てようとしている感じ(汗)。大外にスペースがあるのに、そこがどうにも使い切れない。ついにはサイドのスペースへの飛び出しを得意とする石川と鈴木を投入して、4-3-3に近い形に変更。劇的な効果は出なかったものの、全体の意識はスペースを広く使う方向へ変わったかと。

 得点シーンは徳永がアバウトに前線目掛けて蹴ったボールを鈴木が浮き球で赤嶺に落とす。赤嶺はうまいターンでDFを交わしてGKを見定めてコースを狙ったシュート。シュート1本で1ゴール。赤嶺らしい1日でした。シュートを打ってリズムを作るタイプじゃないし、攻撃の組み立てに参加するタイプでもない。あくまで得点を取ることだけに特化した純粋ストライカー。使い方が難しいのが悩ましい。

 赤嶺が点を取った後は磐田が意気消沈した感じ。セカンドボールが拾えるようになり、左サイドでは長友がライン際を走ったり、右サイドでは石川がコーナーフラッグに向かってドリブルしたり、きっちり時間を使って1点を守りきった。

 ともかく勝ってよかった。帰りのバスではみんなずぶ濡れだったけど、明るい感じだったし。

 日曜に録画したのを見直すと、前半のボール回しで出てくるのは、梶山、大竹、カボレの3人がほとんどで徳永と羽生が時々絡んでくる感じ。関わる人数が少ない上に、意外性もなく単調。相手チームの守備が守りやすそう。

 まあ、今できる現実解としてはこのあたりなのかもしれない。選手、監督は問題点を把握しているようなので、これからどうやって改善していくのか、楽しみでもあり、不安でもあるかな。差し当たってフォーメーションをいじってくる可能性はありそうだが。

 ということで採点です。

権田 7.0 大ピンチを3回防ぐ。試合ごとに成長が感じられる
徳永 6.0 特に大きなミスもなく、前半から攻撃にも絡んでいた
佐原 5.5 前半の被決定機を招くミスがあった。後半は持ち直す
今野 6.0 対人守備は安定感あり。サイドへつり出されることも
長友 5.5 後半途中までほとんど上がれず。選手交代で活性化
浅利 5.5 スペースは埋めたがそれだけ。攻撃に絡めなかった
羽生 5.5 カウンターしか攻撃面の良さがない。前目で使いたい
大竹 5.0 細かなテクニックは見せたが中央突破だけでは苦しい
梶山 5.5 2列目なら小回り効くFW必要。最後はキープ力見せる
カボレ 5.5 左サイドのスペースでボール受けたいがうまくいかず
赤嶺 6.5 1回のチャンスで試合を決めたが、ボールは収まらない

石川 6.0 試合の流れを好転させた。今のチームには欠かせない
鈴木 5.5 サイドに起点を作ろうとした。決勝点のアシストはOK

城福 6.0 メッセージを込めた交代策で何とか決勝点を得た。何もできていなかった赤嶺を変えなかったのは結果的に吉と出た。

 内容が悪いながらもリーグ戦もナビスコカップも5分の成績。去年の夏より良いペースで勝ち点を積み上げている。次節の鹿島戦のスケジュールはACLがない分、FC東京が有利なのは明らか。ある程度、内容も問われる試合になると思うが、大丈夫だろうか…。

 あとバレーボールチームのプレミア昇格、おめでとうございます。

2009.04.05

とりあえず赤嶺のシャーだけ上げてみた

 去年と違って看板の外側でやったので、ゴール裏の人も見やすかったのではないでしょうか。

 インタビュー後だったのと、雨降っていたためか、早回し風になってます(笑)。動画取り損ねた権田のシャーは3回目の煽りが長めでした(汗)。

 採点は今日中に上げますが、権田7.0、赤嶺6.5までは決まってます。

2009.04.04

アウエーは雨ばかり

アウエーは雨ばかり
磐田も雨だし…

屋根ないし…

2009.04.03

明日は羽生に期待したい

 のんびりしていたわけじゃないけど、気付いたら校了日まで2週間を切っていた(汗)。ということで、今週は更新もせず、珍しくまじめに働いたり、歯医者に行ったり、慌ただしく過ごしていました。家には巨大な段ボール箱が当初の予定より早く届いているけど、開ける暇がない…。届いたブツは後日紹介予定。

 でも土曜の磐田戦には、予定通り行きます。

 その磐田戦はどうやら神戸戦と同様の戦い方になりそう。だったら羽生がキープレーヤーだろうな。羽生が前を向いてボールをさばかないことには、神戸戦の前半と同様に攻撃が滞る可能性が高い。個人的には浅利をアンカーに置いた4-1-3-2っぽい攻撃的なサッカーが見たい。梶山と大竹をサイドに張らせても意味ないわけで、羽生が中盤前目でうまく流動性を生み出してくれればなお良いって感じかな。

 CBに入った今野は流れの中でも意外と上がれていたので(監督の狙いなのか?)、それで磐田DFが混乱してくれれば、赤嶺にチャンスが回ってくるかもしれないと期待しておく。

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