« 2008年8月 | トップページ | 2008年10月 »

2008.09.30

第27節札幌戦採点 「一歩前進」

Return

 そういえば、ボールボーイへの拍手を試合後に一緒に飲んだ札幌サポーターから褒められました。普段からやっていることなので、特別なことという感じはないのですがね。

リンク: 終盤に赤嶺、大竹のゴールで逆転、8年ぶりの5連勝を飾る! .

札幌 1-2 FC東京

 前の記事で書きそびれたことをいくつか。

 監督のハーフタイムコメントに「一発のスルーパスでは難しい。パスを回しながら狙っていくこと」とあったけど、梶山やエメルソンが中央で持てるから狙いたくなっているのはスタンドからも分かった。パスコースもないわけじゃなかったし。

 エメルソンの良いとき悪いときの判断は簡単で、シンプルにやっている時は良くて、複雑にやりだしてボール離れが遅いときは駄目。だから格下相手の時が意外に良くない。テレビで見た印象より、現地の印象は相当悪かった。

 大竹のゴールは前回対戦のカボレにちょっと似ていた。今回は石川にちょっと引きずられたとはいえ、中央突破してきた選手に対する札幌DFの対応が曖昧で、シュートコースがポッカリ空いたところが。そこを見逃さずコースへ流し込んだ大竹もただ者じゃない。

 こういう苦しい試合を勝てるようになったのはチームが成長したってことでしょう。これまでは「攻めていたけど、少ないチャンスを決められ、悔しい負け」というのが多かったけど。

 それでは採点です。

塩田 6.0 ビッグセーブあった。飛び出しはちょっと微妙
長友 6.0 数少ないオーバーラップから2アシストを決める
茂庭 6.0 ここ数試合よりミスがあったが、まずまずの出来
佐原 6.5 ハイボールへの対応はこの人が軸になっている
徳永 5.5 砂川を見ながら西に対応。他人を使いたい
浅利 6.0 今年中には点を取りそうな雰囲気がある(笑)
梶山 5.5 空間は見えていたが、パスの精度が追いつかず
エメ 5.5 いろいろやり過ぎ。ボール奪われることも多い
石川 6.0 試合終了まで誰よりも走り、目立っていた
カボレ 5.5 後半は前を向けたがシュートの精度欠いた
赤嶺 6.0 シュート1本、1ゴール。消えていたが値千金

羽生 --- 時間短く、評価なし。怪我が心配
ブルーノ 5.5 復帰戦としてはまずまずもダイナミズム欠く
大竹 6.5 ファーストプレーであのゴールはお見事

城福 6.0 3枚目のカードで大竹を選んだことが的中。ハーフタイムで前半の悪さを何とか立て直した。

2008.09.29

札幌から帰ってきました

 画像は厚別のサブグラウンド。イベントで使われていない時は、自由に使っていいらしい。この日もサッカーボールを蹴っている人がたくさんいました。

Sub

リンク: 赤嶺 4戦連発 東京5連勝だ 首位に勝ち点4差 J1 第27節 9月28日(火) vs. 札幌:365日FC東京.

 採点を上げる前に、試合の印象を。

 前半は左サイドをかなりやられた。試合後に、札幌サポと話すと普段とは違う戦いぶりだそうで、試合前から狙っていたプレーかは分からないけど。現地で見ていた印象では、FWに入った砂川が微妙な位置取りをするために、徳永が気になったのか中へ絞り気味。そのスペースに西が入ってきた。

 西を見るのはエメルソンだったはずだけど、真ん中で攻撃に絡んでいたため、サイドの守備がおろそかに。そりゃSBが1対2で見ていれば破られるって。この日のエメルソンはプレーが細か過ぎるのと、カボレしか見えてない悪パターンの日。前半で交代も仕方ないかと。

 それでも前半を0-0で折り返せたのは、札幌に決定力がなかったから。ダヴィがいれば戦い方も違ったはずで、同じような展開になったとは限らないけど。

 後半はエメルソンに代えて羽生を投入。「シンプルかつワイドに」を狙ったようで、確かに雰囲気は出た。しかし早々に負傷退場。プレーに関係のないところで足の柔軟をやっていたから、何かあったとは思いましたが。

 で、投入されたのが、ブルーノ・クアドロス。この交代が微妙。最初は4-4-2のまま、浅利との2ボランチで、梶山をサイドに出したけど、これが機能しない。結局、梶山を少し上げて中央にした4-2-3-1っぽくして落ち着いた。

 赤嶺は得点シーン以外はほとんど消えてました。シュート1本だし。それこそが彼のプレースタイルなんだけど。でも平山がいたら、点取る前に交代だったかも。

 大竹の3ゴールはすべて見たけど、投入後1分で2ゴール取る選手は珍しい。試合後の挨拶に来たら、近くにいた女子の皆様が「かわいい」と繰り返しておりました

 ということで、その動画を上げました。

2008.09.28

札幌滞在中

 土曜日の早朝から北海道にやって来ました。昼間は牧場見学。夜はジンギスカン+飲み+前日の睡眠が2時間で、かなり眠くて、部屋に帰ったら即就寝。すすきのの真ん中にあるホテルに泊まったけど、女の子が出てくる店には行ってません

Shadai

 午前はティックルピンクを見るために社台ファームへ。調教を進めると疲れやすかったらしいが、最近は順調にペースアップできているとのこと。大きな馬体にもメリハリが付いてきた。とはいえ、全体的には「ボチボチ」らしい。

 「先生次第」「あまりのんびりしていても」みたいな話があったので、馬房調整が付けばペースアップしそう。早ければ年内、遅くても年明けデビューは期待できるのかな?

Northern

 午後はノーザンホースパーク→社台スタリオンステーション→ノーザンファーム。休養中のシャルロットノアルを見てきました。馬体は500万下でうろうろする感じじゃない。1クラス上のパドックでも良く見えるはず。

 調教は1ハロン15秒ペースまで進んでいて、近々に復帰がありそう。現状は特に脚元に不安もないとか。レースを見れば分かるように、問題はレースへの意欲みたい。「年内に2戦ぐらいして、1つ勝ってくれればねえ…」みたいな話をしました。

 そういえばノーザンホースパークでこんな馬を見ました。

Gulliver

 1986年のダービー馬、ダイナガリバー。もうかなりのおじいちゃん。目がトロンとしていて、かなり眠そうでした。

2008.09.26

札幌戦を前に

 土曜日は6:30発の飛行機で札幌入りした後、レンタカーで近隣の牧場にいる出資馬を見学。そのまま札幌市内に入って、英気を養う予定。

 札幌戦を前にして、FC東京と札幌に関する記事が上がってました。

リンク: 東京が城福監督に続投要請上位争い評価.

 東京が、城福浩監督(47)に来季続投を要請することが25日、分かった。今季就任1年目で、現在リーグ首位の大分に勝ち点6差の6位と健闘。2シーズン制だった03年のクラブ最高年間4位とアジアチャンピオンズリーグ(ACL)出場圏内(3位)を視界にとらえており、村林裕社長は「今の段階で監督を代える理由はない。今後の状況を見ながら監督と直接話をしたい」と方針を明かした。

 まだしていなかったのかという感じもしますが、Jリークで複数年契約をしている監督は聞かないので、この時期に続投依頼はそれなりに早い方なのかな? 来年の補強ポイントはレンタルで来ている選手を継続できるかと、後ろの方の選手だろうねえ…。

リンク: 札幌・ダヴィが3億5000万円でカタール移籍へ.

潤沢なオイルマネーと、現在も移籍市場が開いていることを背景にカタールのクラブが24日に正式にオファー。この日、本人が代理人とともにカタール入りした。三上大勝強化部長(37)は「本人は前向き」とし、退団は確実。

 札幌は得点ランク2位のダヴィがカタール移籍だとか。こうなった以上、前節に引き続いて容赦なく叩かなくてはなりません。

 今のFC東京は競馬に例えるなら、4コーナーで先頭集団に取り付いて、後は末脚勝負といった状況。ここまで脚は貯めていたと思うので、経験や勝負根性が必要な叩き合いに持ち込むのではなく、勢いで一気に集団を飲み込みたい。そのためにも札幌では絶対に勝利が必要。5連勝を期待します。

2008.09.25

ぬか喜びとはこのこと

 やっぱり2試合の出場停止だったか…。

リンク: Jリーグ公式サイト:ニュースリリース:J1 第25節 退場に伴う 今野 泰幸選手(FC東京)の出場停止処分について.

※9月22日(月)に配信いたしましたリリースでは、出場停止処分を1試合として発表いたしましたが、今回が繰り返しにあたるため、合計2試合の出場停止処分となります。
確認作業に誤りがあったため間違った情報を配信し、関係各位にご迷惑をおかけいたしましたことをお詫びいたします。

 前の記事で書いたように、レッドカード2回目は2試合停止なのに、なぜ1試合となったのか不思議だったわけで。

 羽生はまだ難しいようだが、浅利が好調だし、石川のモチベーションも高いので、札幌戦は赤嶺が間に合うかどうかが最大のポイントになりそう。今更、カボレ1トップに戻したくはないでしょうから。

第26節磐田戦採点 「容赦なく」

 試合終了後に、にわか千葉サポとなった集団で千葉-名古屋戦をテレビ観戦。どう見ても1位-17位のゲームじゃなかったが…。千葉は残留できるかもしれん。それに比べて、FC東京が戦った相手チームは…。

Cloud_2

リンク: 怒涛の5得点で快勝!今季初の4連勝となる .

FC東京 5-1 磐田

 画像は他のブログでも上がっているように、バックスタンド側からきれいに見えた夕焼けで。試合開始から後半途中までのバックスタンドは直射日光を浴びまくりで、汗だくになっていました。

 壮絶な戦いとなった多摩川クラシコから中2日で迎えた磐田戦。赤嶺、羽生を怪我で欠き、今野は出場停止、試合前に届いたメールではベンチに入っていたブルーノがなぜか欠場。「すんなりは行かないのだろう」と思っていたのに、終わってみれば5-1の圧勝。相手が自ら転けていった感じはあるけど、素直に喜べばいいのかも。

 序盤はどうしても勝ち点が欲しい磐田ペースだったけど、エメルソンのスルーパスを受けたカボレが相手DFと競り合いながらエリア内に進入して、左足であっさり先制点を決める。カボレはここに来てシュートがうまくなっている?

 前半の攻撃は「手数を掛けずカボレのスペースへ蹴っておけ」という感じ。おそらくスカウティング通りだろう。磐田のサイド攻撃に対する防御力が極端に低かったことは、徐々に明らかになっていくのだが。

 2点目はセットプレーの流れで前線に残っていた佐原が石川の速いクロスを押し込んだ。その直後に石川が「あれはないよ」というバックパスで1点を与えてしまうことになったが…。

 3点目は大竹の縦パスを受けたカボレがスピードで1枚外してクロス。中に詰めていた石川に体を合わせていたDFがオウンゴール。裏には平山が詰めていたので、抜けても1点だったでしょう。

 4点目は平山から左サイドでボールをもらったカボレの外を梶山が入ってきて1人引きつける。空いたスペースをカボレがドリブル突破、右サイドから斜めに入ってきた石川へ合わせた。カボレの一瞬の速さで、相手を置き去りにするドリブルは何度見ても凄い。

 2~4点目は、サイドに奥深く侵入して速いクロスに合わせるというパターンが一緒。中に人数を掛けてきちんと詰められるようになったのはFC東京の進化だけど、石川もカボレも適当にクロスを入れてる訳じゃない。突破した後で、入ってくる選手をしっかり狙って蹴る余裕があった。あんなにサイドをあっさりやられてしまう守備で終盤戦どう戦っていくのか、他人事ながら心配になるよ…。

 5点目は相手DFのクリアミスをかっさらった鈴木達がGKを交わし、戻ってきたGKを切り返し、落ち着いて流し込んだ。今年のレンタルは佐原といい、鈴木達といい大当たりだな。場内インタビューも最高でした。

 最後に平山について。点差があったとはいえ、ピッチ内もスタンドも「点を取らせたい」という気持ちが強すぎ。だから最後に余計なハンドをしてしまうわけで。普通にやらせておけばいいのに。ゴールキックの競り合いもできていたし、しっかりボールを追っていたし、クロスにはしっかり詰めてるし、ニアへの飛び込みもあった。やれる仕事はしっかりやっていたと思う。

 梶山や平山は良くも悪くも目立つんだ。梶山は厳しい時にもボールが集まってくるからミスが即ピンチになる。城福監督が負け試合のコメントで「ボールに触りたがらない選手がいた」とよく言ってたけど、梶山はその逆だ。そこでミスを防ぐために無難に後ろに戻したら存在意義を問われるよ。平山は単純にでかいからよく目立つ。速そうに見えない走り方も独特だし(見た目ほど遅くない)。赤嶺の悪いときは存在感がなくなってしまい目立たない これは選手のタイプの違いだから、文句を言っても始まらないと思うのだが。余談でした。

 それでは採点です。

塩田 6.0 石川の「あれ」への対応以外は問題なくプレー
長友 6.0 時折見せたオーバーラップがアクセントになった
佐原 6.5 茂庭とのコンビが安定している。2点目はご褒美
茂庭 6.5 3点目の起点はこの人の良い守備&パスから
徳永 6.0 サイド突破も見たいが、今はこれでいいのかも
浅利 6.5 中2日でベテラン選手のこの働きには頭が下がる
梶山 5.5 判断とパススピードがちょっとずつ遅くなっていた
エメ 6.0 カボレへのスルーは魅せたがピッチを広く使いたい
石川 6.5 バックパスは減点も、得点に絡む動きは抜群
カボレ 7.0 分かっていても止められない突破は素晴らしい
平山 5.5 得点以外の仕事はまずまず。でも決めないとね

大竹 6.0 スイッチまではいかなくても、特徴は出していた
鈴木達 6.5 柏は本当に良い選手を出してくれたと思う
金沢 6.0 試合をクローズする役割をしっかり果たす

城福 6.5 開幕当初の臨機応変な采配が戻ってきた。ハーフタイムの修正も的確。先行集団に取り付いたここからが、本当の腕の見せ所か。

2008.09.23

1試合で済んで良かった

リンク: Jリーグ公式サイト:ニュースリリース:J1第25節 退場に伴う 今野 泰幸選手(FC東京)の出場停止処分について.

【処分内容】 1試合の出場停止

 今ちゃんの出場停止は1試合なんですね。札幌には凱旋できると。シーズン2回目のレッドカードだったので、Jリーグの出場停止基準にある

退場による出場停止につき、一つの大会で懲罰基準の同一項目による処分を繰り返し受けた場合は、同基準に定める出場停止試合数の2倍となります。

に当てはまるかと思ったけど。前回は「得点機会阻止」で今回は「乱暴な行為」と理由が違うからなんですかね? 詳しい方に教えてほしい感じ。

 まあ、この記事の趣旨は、2試合の停止より1試合で良かったってことなんだけど

2008.09.22

欠場者多数の磐田戦

 明日は中2日での磐田戦。前節が激しい試合だっただけにコンディションが心配。

リンク: 羽生 左足痛で次戦も欠場:365日FC東京.

 今節にも復帰と予想されていた羽生は、患部に痛みがあり欠場が濃厚とのこと。赤嶺も骨折ではなかったが、この試合は到底無理な状態。

 そして、不可解な判定とはいえ、今期2枚目のレッドカードをもらった今野は、2試合の出場停止が濃厚。

 疲労を考慮すれば浅利の先発は考えづらく、4バック以外のメンバーは大幅な組み替えがあるかも。カボレも足の状態が悪く、長時間の出場は難しそう。近藤が使えればいいが、日曜の練習試合にも出ていないようなので…。

 4-3-3で行くならブルーノを底に置いて、梶山とエメルソン(金沢)を付け、平山1トップ、サイドにカボレと石川か?

 一時期多用していた平山1.5列目の形を復活させるなら、カボレ1トップで、両翼にエメルソン、石川、ボランチに梶山と金沢というパターンも。

 磐田は17位千葉の足跡がはっきり聞こえ始めているはずで、中2日のアウェーなら「勝ち点1」を持ち帰るべく、慎重に戦ってくる可能性が高そう。最近、攻撃参加を自重していた両SBが相手のWBを押し込めるかどうかがカギかもしれない。

続きを読む "欠場者多数の磐田戦" »

2008.09.21

第25節川崎戦採点 「命名の意義」

Totoroki

 「多摩川クラシコ」と名前が付いていなかったら、こんな試合はできなかったかもしれない。それほどまでに選手の集中力は素晴らしかった。試合終了後にバタバタと倒れる白いユニフォームの選手を見たら、それは涙も出るって。

リンク: 退場者を出す中、赤嶺の1点をチーム一丸となって守りきり、3連勝を飾った .

川崎 0-1 FC東京

 開始早々から川崎が攻勢に出て、結構なピンチに。5分にカボレが追いかけてもらったCKから、ファーサイドの赤嶺が左足でニアを破って先制点。直前にジュニーニョが絶好機を外していたのに対して、勢いに乗っているFWの力を見せた。

 その後も川崎ペースで進む。14分に赤嶺が井川と交錯して右腕を負傷。すぐに「×」が出て、アップもなしで平山投入。ただトーチュウによれば「骨に異常はない」とのこと。筋肉を痛めたようだが心配だ。

 さらに今野が41分に中村憲をブロックしたのをひじ打ちと見なされ、一発レッド。確かに肘は当たっていたけど、腕を振っているわけじゃないし、この日の松村主審はカードの基準がばらついていた。

 10人になって、フォーメーションはカボレ1トップの4-4-1。その後にカボレと平山の位置を入れ替える。それまでも押されていたこともあり、8人で守備ブロックを作って、しっかり守る態勢に。

 ここからの守備が凄かった。1対1で体を張り、シュートを体を投げ出して防ぎ、クロスへの制空権は譲らない。前半はそれほど有効ではなかった平山も、後半は相手に囲まれながらボールを収めて、ファールをもらう。惜しいシュートも2本。

 あの戦いぶりを見せられてはアウェー席全体のテンションも高くなる。後半のほとんどは向こうサイドでのプレーだったけど、一つ一つのプレーにサポーターも集中。試合終了と同時に沸き上がった地鳴りのような歓声は、ちょっと忘れられない。

 これで中断を挟んで3連勝。次の中断までは磐田、札幌、清水の順。不調の2チームをきっちり叩き、上り調子のチームを蹴落とせば、何かが起こる雰囲気が出てくるかもしれません。

 それでは採点です。

塩田 6.5 枠内は多くなかったが、安定したセービングを見せた
長友 6.5 1対1で負けない。カウンターの起点にもなっていた
佐原 6.5 クロスを徹底して弾き返す。キャプテンマークに応えた
茂庭 6.0 苦しい展開を中央で踏ん張る。去年のリベンジ果たす
徳永 6.0 速い外国人選手を押さえて、サイドを封鎖していた
浅利 6.5 危ないゾーンを埋め続ける。豪快に外したミドルも(笑)
今野 5.5 攻め上がって決定機作る。レッドカードは不運だった
梶山 6.0 守備で奮戦。苦しい時間にボールを持ってくれた
エメ 6.0 ボールタッチ微妙も、SBと連携して守備面で貢献した
カボレ 5.5 怪我の影響か見せ場少ない。それでも脅威だったが
赤嶺 6.5 最初のチャンスをきっちり決める。3試合で4得点

平山 6.0 後半は苦しい1トップだったが、体を張りボールキープ
鈴木達 6.0 左サイドで守備をしつつ、時折見せるドリブルが◎
藤山 6.0 中盤に入るオプション。平山と見せた攻撃がセクシー

城福 6.5 前節に続いて想定外の事態が続いたが、交代選手の役割を引き出し、勝利に結びつけた。次節は中2日で苦しい人繰りになるが、ここが腕の見せ所。

2008.09.17

ニュースいろいろ

 11月15日の鳥取往復のチケットを購入。飛行機は朝イチなので、試合前に鳥取砂丘を見てみようかと。その前に4回戦を勝ち抜いてもらわないといけないのだが。

リンク: ブルーノ全体練習参加 順調な回復ぶり:365日FC東京.

 左足のかかとを痛めていたFC東京のブルーノ・クアドロス(31)が約2カ月半ぶりに全体練習に復帰した。ブルーノは「久々にみんなとプレーできてすごくうれしい。早く試合に出たい」と意気込みを語った。

 ようやくブルーノが帰ってきたという良いニュースがあったと思ったら、今日の練習試合をカボレが欠場しているみたい…。ちょっと気がかり。あと台風もなあ…。

 羽生の怪我は「多分、捻挫です」と自己申告。23日の磐田戦は微妙かもしれないが、28日の札幌戦には間に合うのか?

2008.09.14

第24節大宮戦採点 「リスタート」

 照明から水分に乱反射する光の筋が浮き出ているのが分かるように、蒸し暑かった味の素スタジアム。

Aji

 2点目の呪縛はあっさりと解けた。直接FKでの得点(PK除く)は、去年の広島戦で梶山が約30mの無回転を叩き込んで以来のはず。3点目のカウンターは爽快でした。ああいうのを決めると強そうに見える。

リンク: 後半に怒涛の3得点で逆転勝利、味スタで連勝を飾る!.

FC東京 3-1 大宮

 監督にしてみれば、2枚目までの交代は想定外だったはず。エメルソンの出来が悪くて前半で交代なんてプランはなかっただろうし、羽生が怪我で交代なんて予想できるはずもなく。

 この交代で入ってきた石川と大竹が大活躍なんだから、サッカーは分からない。

 というよりも、前半の大宮がうまく東京対策をしてきたという感じ。左サイドはカボレを走らせないようにワイドに構える。右サイドはエメルソンが絞るスペースを使って波戸がオーバーラップして、長友の攻撃力を使わせないようにしていた。攻撃ではラフリッチに簡単に合わせてリズムを作る。

 失点シーンは長友が体を当てたけど、バランス崩さずにクロスを上げた波戸が技あり。ラフリッチはフリーだったけど、徳永が付けというのは安直かも。視野に入ったデニス・マルケスが気になったはずだし、誰かがコーチングしないとあの位置取りは見失いがちではあったろう。ボランチの戻りがなかったのも気になった。

 東京はカボレへボールを供給して、決定機を何度か作る。羽生からの浮き球を合わせたのは、「うまいんだけどゴールに嫌われる」カボレっぽいプレー。エメルソンはアクセントを付けようという狙いは分かるものの、長めのパスの精度を欠くなどボール扱いが落ち着かない。

 中盤ではアンカーに入った浅利がボールを捌いたが、急所を突くというわけにはいかず。梶山がやや前目に入ったことで、ボールが入ってキープはできても窮屈そう。

 ブーイングされるほど酷いとは思わなかったが、逆転に必要な2点は取れそうな感じもなかった前半。赤嶺も消えていたし。

 で、後半。

 縦へ切り崩し、ゴール前にも飛び込んでくる石川の投入で、ペースを掴む。石川に引きずられて、中央にスペースが生まれる。梶山がゲームコントロールできるようになり、赤嶺にもボールが入り始める。これが形になったのが50分。赤嶺が足元を粘って、右サイドから進入してきた石川へパス。これを速いボールで折り返し、GKが弾いたところを赤嶺、梶山が連続シュート。ビッグセーブに防がれたものの得点の臭いが。

 54分に負傷の羽生(次節は出場停止。ゆっくりお休みください)に変わって、大竹を投入。正直、それほどボールタッチは多くなかったと思うけど、中央で時折ボールを受けてドリブルで運ぶのは効果的。右に石川、中央に大竹、左にカボレという「縦への道筋」ができたというか。

 得点シーンは見たままだけど、直前のプレーがそれぞれ良かった。カボレがCKを取ったり、石川がFKをもらったり、長友に3点目を取るための速攻の意識があったりと、全員の集中力が高かったのは評価したい。この試合は全員の働きが良かったかと。

 個人的には鈴木達が入ってからの4-2-3-1でサイドのスピードを生かすような攻撃がやっぱり好きかもしれない…

 ということで採点です。

塩田 6.0 1点目は仕方なし。決定機をしっかり防いでいた
長友 6.0 上がりは控えめで守備重視。3点目の起点になる
今野 6.0 ラインコントロールはともかく、対人守備は堅い
茂庭 6.0 スピードが戻ったことで、自信も復活したようだ
徳永 6.0 100試合出場。サイドをしっかりとケアしていた
浅利 6.0 中盤の底でバランスを取る。安定したプレー
梶山 6.0 この人にボールが入れば攻撃のリズムできる
羽生 6.0 よく動き、急所を突いていた。負傷交代は残念
エメ 5.0 動きはまずまずも、判断とパスの精度低い
カボレ 6.0 決定機をいくつも作る。あとはゴールだけ
赤嶺 7.0 得点以外にも決定機を演出。日本人得点王

石川 7.0 集中力高く試合に入る。チームに推進力与えた
大竹 6.5 あのFKは素晴らしい。大竹スイッチ復活へ
鈴木達 6.0 柏で信頼されていたことが分かるプレー

城福 6.5 予想外の展開にうろたえることなく、的確な選手交代で流れを呼び込む。少しずつ監督も成長している。

続きを読む "第24節大宮戦採点 「リスタート」" »

取り乱してしまいました

 何か起こりそうな予感がしたので、デジカメのムービーを回していたら、取り乱してしまいました

 ムービーを撮っている場合じゃなくなり、放りだしてしまった

 それにしても、大竹のゴールはいちいち劇的だな。

 そして試合後の石川インタビュー。

 「1月まで」行ってもらいましょう!

2008.09.13

ブラジル料理食べたい

 金曜日は某社でディスプレイ一体型パソコンをばらしてきました。来週中にはどこぞのWebサイトにフォトレポートで載せる予定。メーカーの技術者と作業をしながら雑談を小一時間。話したたわいのないことが、後々役立つわけで、会社に引きこもっている場合じゃないなとも思う。

 会社に帰ってきて、エレベーターに乗ったら、面識はあるけどあまり話したことのない後輩から「良いストラップしてますねー」と言われる。今年の開幕戦でもらった味スタとFC東京のロゴが入ったやつを社員証に付けていたのだ。社内には数人のSOCIOがいるらしい。地道にロゴ付きグッズで布教活動をしていこう…。PCにもシール貼ってるし…。

 で、土曜日は味スタで大宮戦だ。

 日立台に行けたので、久々に勝ち試合は見たけど、やっぱり味スタで勝つところを見たいのが心情。首位とは勝ち点9差で、霞の向こうにかろうじて見える程度かもしれないけど、ここから連勝すれば追いつけない差ではないわけだし。

 佐原は出場停止。徳永が戻ってきたので、DFラインは徳永、今野、茂庭、長友で、アンカーに浅利、やや前目に梶山、羽生とエメが流動的に動きながら、左前方にカボレ、1トップ赤嶺という形でしょう。

 徳永や梶山は出場していると叩かれやすいけど、いなくなると有り難みが身にしみるタイプなんだろう。徳永は明日もおそらく「もっと出来るんじゃないの?」と思わせつつきっちりポイントを押さえたプレーをするのでしょう。

 対する大宮は新外国人ラフリッチが調子を上げているようで、デニス・マルケスとの2トップはやりやすい感じはしない。中盤でやられることはないと思うし、サイドも蹂躙されるようなことはないだろうから、互角以上の展開は期待できる。あとは決定機できちんと得点が取れるかだな。

 そろそろカボレ祭りが見たいぞ。ブラジルデーだし。

 試合後は都内某所で行われる旧友の集まる宴会に合流予定。テンションを上げて行けるような試合を期待したい

2008.09.12

日本とは違う世界の話

サッカー批評最新号を買ってきた。今号は「ルチャーノ・モッジ インタビュー」が出色。カルチョの世界で成り上がるということは、こういうことなのだろう。

Italy

2008.09.11

青赤目覚ましに必要なもの

 ワインは3本申し込みましたが…。

リンク: 『「Jリーグ参入10周年記念グッズ」第七弾』販売のお知らせ .

 噂の目覚まし時計ですが、声で登場するのは監督、ナオ、今ちゃんの3人で、お気に入りの人を選択できるようだ。

 個人的には、長友が漫談をするとか、平山がボソッとつぶやくとか茂庭が調子良く浮かれるといった、ぶっ飛んだ企画を期待してたんだが

 せめて100回に1回ぐらいの割合で三田涼子アナ登場といったサプライズはないのだろうか?

2008.09.09

もはや「シード」とは呼べない

 来年のACL枠拡大に伴って、ナビスコカップはどうなるのかと思っていたら、凄い方式が採用されるようだ。

リンク: 来季ナビスコ杯の方式変更 ACL出場チーム数増で.

 ACL出場の4チームはシードされ準々決勝から登場。そして残りの4チームは、

ナビスコ杯に参加するJ118チームのうち、残りの14チームが2組に分かれて1回戦総当たりのリーグ戦を行い、各組2位までの計4チームが準々決勝に進む。

という方式で決めるのだとか。決勝トーナメント進出チームの半分がシードで決定という大会に意味があるのか疑問だが…。ただでさえ注目度の低いカップ戦の価値が下がってしまう気がする。

 7チームで2位抜けだと、早い段階で可能性がなくなるチームが出てしまう。消化試合が多くなりそうで、良い方式とは言えないだろう。

 せめてリーグ戦の3~4位の4チームとACL出場チームが決勝トーナメント進出を掛けて、ホームアンドアウェーか、中立地の1試合で戦うような仕組みがあれば、1次リーグ最終節まで興味を引っ張れるはずだが。

2008.09.07

明け方は寝る時間です

 最終予選を見るつもりだったけど、試合前に酒を飲み過ぎて、前半早々に沈没(馬鹿だ…)。起きたらやっていたNHK-BSの再放送を見ました。

 暑いのもあるだろうけど、最後はちょっと危なっかしい。1人少ないバーレーンの放り込みぐらいはしっかり受け止めてほしい。

 で、バーレーンに行っている今ちゃんさんと長友の話題がスポーツ報知に。

リンク: 長友&今野帰国即合流!「時差ボケ」には練習あるのみ…F東京.

 F東京の日本代表DF長友佑都(22)、MF今野泰幸(25)が6日のW杯アジア最終予選バーレーン戦(マナマ)後、8日早朝に帰国して即、チーム練習に合流することが6日、分かった。

 時差ぼけ対策もあって、帰国即練習合流だそうな。罰ゲームじゃありません。出場停止の佐原に替わって、大宮の大型FW対策で今ちゃんがCBに入る可能性もあるのかな?

 10月4日までの5試合を3勝2分以上で行ければ、ACL圏内への道はまだ残りそう。今年の優勝ラインは60台前半だろうから、全勝しない限り難しいけど。

2008.09.05

徳永が復帰へ

 鈴木健児の再登録が認められたようで良かった。

リンク: 徳永8日合流へ…F東京:Jリーグ:サッカー.

右足関節ねん挫で戦線離脱しているF東京DF徳永悠平(24)が8日にも全体練習に合流する見込みになった。「来週からやれればいいと思っている」と徳永。

 徳永は思ったよりも長くかかりましたね…。怪我が8月14日なので、大宮戦に復帰できたとしても約1カ月。記事によると川崎戦からが濃厚みたいだけど。

 ミスター東京のSBも柏戦では悪くなかったけど、どうしても攻撃が片方に寄ってしまう傾向があって、サイドが強いチームだと主導権を取られそうな感じが…。日立台は水が浮いていて、太田のスピードが殺されていたこともあるし。徳永だと成功率はともかく、時折見せる突進は相手も警戒せざるを得ないのでね。

続きを読む "徳永が復帰へ" »

2008.09.04

新戦力合流

 オフ明けで365日FC東京の更新も復活。

リンク: 鈴木達 走って走って猛アピール:365日FC東京.

 「ナオくんよりも内、羽生さんよりも前のポジションが得意」と話す鈴木達。ミニゲームで1得点を決めるなどゴール前で鋭い動きを連発した。FC東京はここ10試合で8得点と極度の得点力不足。指揮官が「途中でも、先発でもアタッキングサードでの動きを期待している」と期待する背番号40が、攻撃陣にプラスの化学反応を生み出す。

 柏からレンタルでやってきた鈴木達。「ナオくんよりも内、羽生さんよりも前」ということだと、現状では羽生かエメルソンとの途中交代が有力なのかな。

 控えメンバーとしてはFW枠なら川口、MF枠なら石川と争うことになりそう。FC東京には、名古屋の杉本のようなスーパーサブっぽい選手が見あたらないので(開幕当初の大竹は別にして)、そういう働きをしてくれるとうれしい。

 まずは13日の大宮戦でのデビューを期待したい。

「くりぃむナントカ」が終わっちゃいました

 ゴールデン進出当初から先行きが危ぶまれていた「くりぃむナントカ」ですが、最終回が終わってしまいました。

 番組の雰囲気がどう見てもゴールデン向きじゃなかったので、苦戦するとは思ってましたが、あっさり終わっちゃいましたね。テレ朝の23時台のバラエティは「ゴールデンに出世→終了」の繰り返し。23時台のCMを見ていると、いろいろとやりくりは苦しいのでしょうが…。

 次は「アメトーーク!」あたりが、このパターンに乗っかってしまいそうで心配。Qさまも深夜帯の時は見ていたのに…。

 大木ちゃんが号泣のシーンはちょっと泣けた。大木ちゃんは女子アナっぽくなくて、ちょっと好みだったりする。

2008.09.02

大丈夫なのか?

 FC東京がオフでネタが不足。たまにはサッカー界全般の話題を集めてみようかと。

リンク: タクシン元首相所有のマンC UAE企業が買収へ.

イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティーがアラブ首長国連邦(UAE)・アブダビのビジネスグループに買収されることになった。現オーナーのタクシン元タイ首相と同グループが1日、交渉合意を明らかにした。

 マンCはタイ資本からUAE資本になるわけか。そしてロビーニョもやってくると。プレミアは相変わらず景気良いかと思うと、リバプールが新スタジアム延期とか、そうでもなさそうなニュースもある。今後はユーロとポンドの状況次第という感じもするけどね…。ドルが高くなるとバブルがはじけそうな予感も。

 日本では、ジュビロの新監督がオフトに決定。

リンク: 磐田ゴタゴタの中、オフト氏が監督復帰.

自身の意に反した結論に、馬渕社長は練習前のミーティングで決定事項を選手に伝えると、報道陣には「辻にすべて聞いてほしい」と言い残して帰宅した。

 スポニチによると外部招聘を考えていた社長の意向とは違った結論だったとか。30日の静岡新聞では

関塚・前川崎監督のほか、原・元FC東京監督も候補の1人。オシム・前日本代表監督や、磐田戦を観戦していたというアマル・オシム前千葉監督の可能性を指摘する声も出ている。

なんて出ていたわけで。まあ、この4人も現実味は薄かったのだろうけど。特に原博実はこういう状況ではチャレンジ過ぎると思うw(゚o゚)w。今の磐田がプロビンチャとは言わないが決してビッグクラブではないわけで、身の丈に合わせた戦略が必要だろうに…。

 最後に日本代表。練習試合で普段とは違ったスタイルで戦った流経大に0-1で負けたとか。

リンク: 岡田ジャパン弱い…流経大に0―1完敗.

 別に狙いがあるなら、負けるのは構わないけど(FC東京も一時期はよく練習試合に負けていた)、ここまで言われるのはどうかと…。

31日に天皇杯予選の茨城県決勝を戦い、連戦だった流経大の選手たちから「今までの代表の中で、一番悪いんじゃないですか」、「鹿島のサテライトより弱い」、「調整段階ということを引き算しても、心配ですよね」と酷評された。

 フォーメーションは4-2-3-1だろうけど、攻撃面で何を狙ったサッカーなのか、選手も判断しかねているような気がして、今までにない不安を感じてしまう。バーレーンはどうせ蹴ってくるから、落ち着いてやれば負けることはないはずなのに。

2008.09.01

札幌行き手配済み

 久しぶりに北海道に上陸してみようかと。前回は馬券で散々な目に遭った記憶だけが残っているが…。

 9月28日の札幌戦に向けて、飛行機のチケットだけ確保しました。先月から安いツアーも探したけど、日曜便が早い時間帯しか取れないため断念。予約したのは、27日の行きはJALの一番早い便、帰りはADOの一番遅い便。JALのキャンセル待ちはやはり無理。マイル獲得よりもコスト重視です

 到着後は、何もないヒラ開催の札幌競馬場に行って、遠征費用を取り返すべく努力するか、レンタカー借りて社台ファーム、ノーザンファームへ出資馬見学に回っているか、どちらかを予定。

 ホテルはまだ決めていませんが、1人で泊まる安いホテルはいくらでもあるので。

リンク: さっぽろオータムフェスト2008.

 当日の札幌ではこんなイベントがあるようなので、1人でも食事には不便はないだろう。

 今年の遠征はこれで打ち止めかもしれないなあ…。天皇杯のとりスタには行ってみたいけど。

続きを読む "札幌行き手配済み" »

« 2008年8月 | トップページ | 2008年10月 »