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2008.08.04

ファンクラブ改革を考える

 SOCIOに送られてきた「各会員制度の見直しについて」を見ましたが、目標が高すぎて何とも言いようがない

 現状1000人しかいないファンクラブ会員は増やせるだろうが、今のFC東京のファンクラブには、あえて入ろうというメリットが乏しい。グッズ券と選手カード、SB指定ご招待だけではねえ…。

 自分がなかなかSOCIOにならず、5ゲームチケットなどでお茶を濁していたのは、SOCIOになっても年間数試合欠席すると元が取れない割引率だったから。このような理由で「年間チケットは敷居が高い」と思う人は少なくないだろうし、ファンクラブは年間チケットを購入までには至らないライトファン向けの制度としてリニューアルすればいいのでは。

リンク: ファンクラブ | 東京ヤクルトスワローズ.

 ファンクラブといえば、参考になるのはやっぱりプロ野球。プロ野球のファンクラブは、年間チケットを買うほどではないが(試合数も多いので高価)、それなりに球場で観戦する層に向けた特典が充実している。

 例えば東京ヤクルトスワローズのファンクラブは、「キッズ/レギュラー/プレミアム」の3層構造。レギュラーとプレミアムの違いは特典がジャンパーとVネックジャケットという点だけで、実際は中学生以下とそれ以上という分類。

 キッズは3500円で外野自由席は公式戦全試合フリーパス。レギュラー(5000円)とプレミアム(10000円)は外野自由席に5試合入れて、それ以上は1試合につき500円引き(1500→1000円)。このチケット代だけで会費の元は取れる。

 で、試合数の少ないサッカーのファンクラブはどうすべきか。

 中学生以下は3000円/年のジュニアファンクラブとして「ホーム自由席入場特典」を付けて(全試合ではなく、半分でも可)、一般のファンクラブは5000円で「ホーム自由席チケット2枚+全試合のホーム自由席割り引き(+グッズ)」でどうでしょう。

 これならかなり割安なので、「(今日と)もう1回来るなら、ファンクラブに入った方がお得!」という売り方もできる。未加入者もその日から特典利用できるようにすれば、味スタでの加入者が増えそう。

 ジュニアファンクラブに入った子供の親がやってくる可能性も増えるはず。代わりにジュニアファンクラブを導入した代わりにSOCIOの「ファミリー」は廃止。そもそもファミリーの適用範囲が広すぎて何を狙いにしているのかあやふやだったし。親がSOCIO、子供がジュニアファンクラブでも負担はほとんど変わらない。

 あとSOCIOの特典はそれほどいらないが、選手カード配布やお宝グッズ抽選ぐらいはSOCIO限定にせずやればいいと思う。

 ビッグフレームスはどれだけ制度を変えても10000人にするのは難しいと思う。そもそも見返りを求めるような仕組みじゃないだろうし。

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