ナイーブすぎる
バックスタンドで見ていましたが、濃霧の影響でメイン側は誰が誰やらさっぱり分からないし、ボールも見失いがち。副審もオフサイド判定はやりにくかったと思う。ということで、今節は採点はしませんというか、できません。
リンク: 後半カボレのゴールで先制するも、その後は鹿島の猛反撃を受け4失点でリーグ戦連敗を喫する.
鹿島 4-1 FC東京
カボレが点を決めるまでは、ゲームプラン通りうまく運んでいたように見えた。で、直後に追いつかれるというのも、ありがちな展開。問題はここから。
Jで一番安定した戦いをするチームにアウェーで1-1は悪い展開じゃないし、追いつかれただけなのにバタバタしすぎ。去年の万博でのG大阪戦を思い出したよ…。あの試合もリードしている状態なのに、何か焦っている感じの戦いだった。ちょっと流れが向こうに行きかけた時の戦い方がナイーブすぎるように感じる。相手にしてみると、五分になった瞬間、勝手に転んで自滅してくれるというか。まだ勝者のメンタリティがないってことでしょうか。
同点後は両チームとも中盤が空いてしまい、カウンターの応酬。こうなると今年のチームでは分が悪い。上から見ている分には、浅利を入れて「しっかり守る」意思統一をした方がよかったと思ったが、大竹投入で勝ちに行ったのはどうだったのか。それなりにやれていた椋原に替えて、後半開始から長友投入というのも微妙な判断だったけど。結果的には左サイドの裏を突かれたわけだし。
ま、完敗でした。次の鹿島戦は第30節(10月26日)。そこまでにもう一度チーム力を積み上げて、挑戦しなければなりません。
それより、次のG大阪戦は中2日で来てしまうわけで、大きな修正は難しくても、何らかのテコ入れは必要だろう。浅利や金沢あたりの出番がありそうな感じだが…。
(12:30追記)
個々の選手について少しだけ。
3点目のところの藤山の対応がねえ。あそこで一か八かで飛び込むのはないよ。読みで前に出る守備は絶品なんだが、エリア内での対応がCBとしてはちょっと…。去年も同じようなことを書いた気がするけど。茂庭や吉本は何をやっているのだ!
エメルソンの球離れがここ数試合悪くなっていて、走り込んでいる羽生やサイドの選手を使えないし、持ちすぎて囲まれるケースも目立つ。1回お休みでもいいかもしれない。
梶山はスペースを狙った長めの勝負パスを出していたけど、精度を欠いて、相手DFに引っかかるシーンが目立った。とはいえ、ボールを持てる梶山がいなければ中盤がもっと不安定になるのは明らか。悩ましい。
あと、サイドを崩した時に、一時期よりゴール前に詰める人数が減っている気がする。期待されるのは両ボランチのどちらかの上がりだけど(エメルソンはそういうタイプじゃないし)、それにはカウンター対策も含めた戦術練習が必要かも。
« メイン側が見にくい | トップページ | 北京五輪に向けて »
「サッカー」カテゴリの記事
- JリーグとNPBの日程発表(2020.06.16)
- 年チケ払い戻し(2020.05.13)
- 2019年JGC修行50回搭乗の軌跡(2019.11.14)
- データだけ見てみる(2015.11.22)
- いよいよ大一番(2015.11.22)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント