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2008.06.03

ナビスコカップ第5節清水戦採点 「策士」

 まずはアルウィンで撮った写真を3点ほど。

Matsu1

バックスタンドの低い位置で見ていたら、羽生が目の前にいました。

Matsu2

試合終了後になにやら話し込んでいたFC東京のブラジルトリオ+清水の人。佐原との絡みにでも触れていたのでしょうか…。

Matsu3

羽生さんの肩の落ち具合が尋常じゃない…。0-5で負けたみたいだ…。

 先発メンバーを知らせるメールが届いて最初に思ったのは「ベンチにボランチいないのか…」。こういう直感は妙に当たるわけで。

リンク: [ J's GOAL ]【ヤマザキナビスコカップ F東京 vs 清水】レポート:首位攻防戦のドロー決着に明暗。F東京は1-0のリードを生かしきれず。.

 前節と同様に前半は流れるような攻撃を展開しながら1点しか取れなかった。後半は藤山と塩田を中心に耐えていたのに、佐原退場で与えたFKを流し込まれて引き分け。退場になる前から、佐原はかなりカッカしている感じで、バックスタンドからは「佐原、落ち着け!」という声も掛かっていた。

 後半に入って明らかにセカンドボールが拾えなくなる。ブルーノが疲れたこともあるけど、そもそも浅利=ブルーノという組み合わせが、前半から4-4-2のセンターの動きじゃないと感じていたが…。ブルーノが上がって、浅利が1ボランチのように構えてもいいけど、それなら中央にはもう1人、気の利く選手を置いた4-1-4-1にしないとバランスが悪い。ブルーノは行ったきりになってしまうことも多いし、守備にはあまり期待しない方がよさそうだ。

 この日の後半のように、中盤でボールが持てないと、平山がフォローに下がって来てしまう。そこでボールが取れたとしても、その位置から全速力でゴール前に詰めるプレーを毎度求めるのは間違っている気もする。

 平山は前半は高さでは勝てていた自信があったようで、バックスタンド側で羽生と話してからは、ゴールキックをフリックオンで裏へ流す形が何度も成功していた。ボール収めて叩くまでのプレーは安定している。あとはゴール前に詰めたり、スペースに出て行ったりする動き。得点シーンではきちんと詰めて、うまくつぶれていたけど、これが継続的にできれば…。後半に関しては前述の状況もあって、あまり責める気にならん。

 ブルーノが守備では無力化していて、どう交代枠を使うのかと思ったら、最後は茂庭を入れて、藤山を1列上げた。正直、この交代は策におぼれた感がある。あのタイミングで欲しかったのは極端に低下していた中盤の運動量の絶対値だったはずで、そこへ読みで守備をする藤山を上げてもね。ベンチから外れていたガミちゃんの調子はどうなんでしょうか? こういう時に栗澤がいると重宝するのだけど…。

 ということで採点です。

塩田 6.0 ビッグセーブ連発も最後のFK処理は悔やまれる
徳永 6.0 守備は及第点。攻撃ではもう少し工夫が欲しい
藤山 6.5 獅子奮迅の活躍。迷わなければ良いパスも出る
佐原 5.0 退場以外は良いプレーだっただけに残念ではある
金沢 6.0 求められているプレーをそつなくこなしていた
エメ 5.5 いつもよりリズムが単調。複雑にやり過ぎる面が出た
ブルーノ 6.0 攻撃力は素晴らしいがスタミナと守備は課題大
浅利 6.0 バランスを取っていたが後半は段々と厳しい状況に
羽生 6.0 先制点のアシストは動きだし、クロスともに良かった
平山 5.5 全部動けと言わないが、ゴールへの嗅覚を思い出せ
カボレ 5.5 生かされるタイプなのに、あまり良いボールが入らず

石川 6.0 なんとか試合を打開しようとする意志は見えていた
赤嶺 5.5 チャンスは少なかったが、惜しいシュートあった
茂庭 --- 時間短く、評価なし

城福 5.5 「策士策に溺れる」という感じのゲームにしてしまった。どう試合をクローズするのかという部分で、ベンチに残した選手、使った選手、入れたポジションがかみ合わなかった。

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