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2008.03.22

ナビスコカップ第1節清水戦採点

清水 3-1 FC東京

 FC東京ホットラインで、1点目のPK取られたプレーが出てましたが、あの臭い芝居に引っかかる主審がどうかと思うよ…。前半が1-1だったら、勝つチャンスもあっただろうに。

リンク: F.C.TOKYO 平山のヘディングで追いつくも、その後試合巧者の清水に2失点を許し初戦は勝利で飾れず.

 梶山がいい意味でも悪い意味でも目立っていたというのは、「fct fan」のknさんが言う通り。一つ付け加えるなら、梶山への他の選手の信頼度が高すぎること。「1対1ならまず負けない」まではいいけど、囲まれそうならフォローに行ってやらないと。パスミスやボール奪われるシーンが目立つということは、それだけボールを貰ってることの裏返しですからね。ボール渡したら動いてパスコース作るように。どうも梶山に渡して「あとはお任せ」気分になっている選手がいるような、いないような…。

 タイムアップが近づいてもボールを回していましたが、2点負けてるわけで、放り込みでもよかったのでは。臨機応変にプレースタイルを使い分けるほど、成熟してはいないのは承知してますが。

 それでは採点です。中継がなかったこともあり、短評はいつもよりやや長めで。

塩田 5.5 PKだったり、セットプレーからゴール前で左右に振られたりという失点は仕方ない。悔やまれるのは1点目か。DFラインを引き締めていきたい

徳永 6.0 右サイドでフリーになること多く、縦へ切り込んでチャンス作った。守備はまずまずだったが、もっとしつこく行ってもいい

茂庭 5.0 あのPK判定は微妙だったが、1点目で相手に付ききれなかったのは減点材料。クリアが中途半端になるシーンも。半袖は寒そうだったが…

吉本 6.0 高さでは十分に通用している。前に出た時に、マークの受け渡しなどが怪しい場面も見られた。キックは無理するな(汗)

長友 6.0 若者らしいはつらつとしたプレー。ライン際でボールコントロールが怪しい場面が散見されるのは要修正。裏に蹴られたのはスピードで対処していた

栗澤 5.0 正直物足りない出来。一番の見せ場がフェルナンジーニョとの小競り合いでは寂しい。縦に抜ける動きが欲しい

浅利 5.5 フェルナンジーニョを見る形。悪くはなかったが、よく効いていたかと言われると? 1点目は緩く行かせ過ぎ。平山へのアシストは見事でした

梶山 5.5 良くも悪くも中心選手。ボールが入った時にフォローが少なく囲まれること多い(キープ力を信頼されすぎか)し、難しいパスを出して相手に引っかかることも多い。でも、徳永やカボレを走らせるパスはここからしか出ない両刃の剣

石川 5.5 栗澤よりは良かったが、前2節と比べると物足りない。シュートへの意識も少なかった。3列目がいつもほど流動的じゃなかったのが影響したか

エメルソン 6.0 動いている割にボールこなかった。前からのチェックを献身的に行うし、ボール扱いのうまさも見せたが、攻撃の最終場面に絡むことが少ないのは課題

平山 6.0 得点はヘディングした瞬間、「入った」と思わせる完璧なもの。開幕戦もそうだが、ボールが良く収まるのは高評価。そこに2列目の選手が絡んで欲しい。後半は平山が落としてゴール前のカボレに繋ぐ形も見られ、熟成すれば面白そうな感じ

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カボレ 5.5 一瞬の切れがまだまだ。コンディション足りないのか? どこでボールが欲しいのか、ほかの選手と意思疎通ができてない感じ。最終ラインの裏に抜け出したいように見えるので、そういうボールを供給したい。ロングボールからの競り合いには強くないかも。CKからのヘッドは枠内に飛ばして欲しかった

大竹 6.5 ボールタッチ数は多くなかったけど、印象に残るプレーを連発。大竹が入るまでは2列目で収まる感じがなかったが、うまく攻撃のリズムを作り出した。久しぶりに登場したプレースキッカー。枠に飛ぶ(汗)。梶山とは違った感じでスルスルと抜けていくドリブルも見物。これから出番が増えていきそう

赤嶺 5.5 正直、大竹の印象が強すぎて、あまり覚えていない(汗)。ボールを引き出そうという動きはあった。ただし、いろいろ理由はあるにせよ、2点ビハインドで出てきたFWがシュート0本はいただけない

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城福 5.5 得点差ほど悪い内容ではなかったが、本当にこのスタメン、このフォーメーションで良かったのか、疑問がなかったわけでもない。ナビスコカップの勝ち抜けだけを考えれば、引き分け狙いでもっと手堅く行く手もあっただろう。

 ナビスコカップで決勝トーナメント進出を果たすには、2位抜けを考えても勝ち点10は必要。残り5試合で10点は簡単じゃないけど、不可能な数字ではないはず。まずは日曜日に最低でも引き分け以上という結果を持ち帰ること。

 U-23代表は24日から調整らしいので、梶山と長友も磐田戦に出られる? 平山は残念でした(見返してやれ!)が…。

 日曜はLIVREのバスツアーに参加しようかとも思ったけど(満員になったようでなにより)、長時間のバス移動は腰にまだ辛いということを考慮し、今回は車ではなく新幹線で参戦予定。おそらく、フリーゾーンの上の方にいると思います。

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コメント

TBありがとうございます。確かに、周りの動きが少なかったですね。

梶山のキープ力に対する信頼が、周りの足を止めてしまったのであれば、本末転倒だと思います。むしろ、キープ力を信頼して、ボールを受けようとして欲しいです。

2005年のホーム磐田戦で、今野はまさにそういうプレーをして、決勝点をアシストしましたね。
http://www.fctokyo.co.jp/home/index.phtml?cont=result/result&game=5157581&year=2005

梶山は何か人と違うものが見えているんで、信じて走ればいいんです。

木曜も浮いていた徳永はもちろん、カボレをスペースに走らせたりしてるわけで。

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