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2007.09.01

発言が軽いK会長

リンク: NIKKEI NET SOCCER@Express.「北京」への難関.

●気になる「川淵発言」

 気になるのは、チームに余計なプレッシャーがかかっていることだ。U-22の試合があると、スポーツ紙は日本サッカー協会の川淵三郎会長のコメントを大きく報道する。そしてこの最終予選では、「ベトナムに勝てなければ監督解任」、「サウジアラビアに引き分け以下だったら監督解任」などと示唆したと報道されている。

 こんなことがプラスに働くわけがない。U-22代表のプレーぶりや反町監督の仕事に対するメディアからの批判は当然必要だが、このような形で行われるのは間違っている。川淵会長も、叱咤激励しているつもりなのだろうが、口を慎むべきだ。もし監督を代える必要があると判断したのなら、記者たちに語る前にすみやかに断行すればよい。

 NIKKEI NETに載った大住良之さんのコラムだけど、今までこういう意見が出てこなかったのが不思議というぐらいの正論だよな。クラブに置き換えたら分かりやすいと思うけど、降格圏を争っていて、社長が「次の直接対決に引き分けたら解任」なんていうのはおかしいでしょう。仮にそう考えていても、表向きは現体制をサポートするのが筋。チームにとって何の益ももたらさない発言だし。それに、もてはやされている元U-20組だって、去年のAFCユース選手権では薄氷の思いでU-20ワールドカップの出場権を確保したことを忘れているとしか思えない。

 この人、思ったことを言わずにはいられない性格なんだろうけど、それが災いして発言が軽いんだよな。会長の仕事はマスコミにネタを振りまくことじゃないだろうに…。

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