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2007.07.16

オシムの考えを推理する

 会社にいるように、暇じゃないんだが、夜のベトナム戦も気になる…。で、RSSを見ていたらこんなコラムが見つかった。

リンク: 【後藤健生コラム】vol.52暑さの中で厳しいトレーニングを続ける日本代表.

アジアカップで勝つための戦いをするのは当然のことだ。オシム監督も、カタール戦では1点のリードを守れなかった選手たちに激怒。それに応えて、選手たちは第2戦ではリードをしっかり守って勝って見せた。また、オシム監督はこれまでになく相手に応じた戦術を指示して試合に臨んでいる。やはり、勝ちにはこだわっているのだ。

だが、同時に(あるいはそれよりも優先的に)、この戦いは2010年ワールドカップ・アジア予選の準備でもあるのだ。

勝つための戦術的指示は行なう。だが、勝つためにトレーニングの負荷を下げたりするような妥協はしない」というのがオシム監督のやり方なのだ。

代表監督の悩みは、世界中どこでも同じ。「合同トレーニングをする時間が足りない」ことに尽きる。オシム監督も、再三そのことについては語っている。

そこで、1か月近く一緒に過ごすことのできるアジアカップは、ワールドカップ予選への準備の中でも非常に大きな意味を持つのだ。

したがって、トレーニングの内容については一切妥協できない。しかも、暑い中できついトレーニングを積み、暑い中での「人は動かないサッカー」をして試合に勝ち抜くことは、やはり厳しい条件で戦わざるをえないワールドカップ予選のための絶好のシミュレーションにもなるのだ。

 オシムにとってのアジアカップはワールドカップ予選に向けたトレーニングマッチという位置付けという後藤健生さんのコラム。確かにトレーニングも厳しいし、いつもの親善試合より口が堅いのも、こういう考え方ならつじつまが合うな。

 でもアジアカップを捨てている訳じゃない。練習期間を長く取るという意味でも、勝ち進まないといけないし。邪推だけど、厳しいワールドカップ予選を考えるなら、あえて2位通過で各国を転戦するほうがいいとさえ考えていそうだ(汗)

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