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2006.06.06

水を運ぶ選手

リンク: オシム監督(千葉) W杯共同インタビュー.

 スポーツ紙で内容の一部が取り上げられているオシムのワールドカップについてのインタビューがJ's GOALで全文掲載されてる。非常に興味深いものだったので読んでみるのがおすすめ。

全力の尽くし方として、国のいろんなメディアの皆さんを納得させるために、いちばん良い選手たちを西ドイツ戦に起用したんです。ただ、いちばん良い選手・名前的に良い選手を集めたチームと、いちばん良いチームとはまた別だということなんです。それを国の人にわかってもらうために、敢えてそのメンバーを組んで戦いました。実際にそのメンバーを組んで負けたわけです

 要するに技術を持っていると思われている攻撃的な選手だけを使ったのではチームとして成立しないということ。バランスを保つために目立たないけど水を運ぶ選手(いい比喩だ)が必要と強調してる。

 ここで気になるのが、福西以外の水を運ぶ選手が誰かということ。あらためて中盤のメンバーを見ると、攻撃的なメンタリティが強い選手ばっかりなんだな(笑)。遠藤や稲本も前に出るのが持ち味だし。今野とか浦和の鈴木啓とか人に強いタイプが1枚いてもよかったよなあ。守備を固めて逃げ切るシーンがどうにも想像できない。

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