2005年の一口出資馬を振り返る
今年の初めに2005年の一口馬主的展望という出資馬がどれぐらい活躍してくれるかという記事を書いているのですが、さてどうなったのでしょうか。
2005年の出資馬の成績はこんな感じになりました。
1 クロニカ 3-0-2-3/8 2800万
2 マイネルパシオン 2-1-1-4/8 2010万
3 スプートニク 1-0-1-4/6 2300万
4 マイネルプロメッサ 0-0-1-3/4 180万
5 マイネルエクストラ 0-0-0-5/5 0万
合計では6-1-5-2-2-15/31、7290万円。引退馬が多かったので例年より出走数が少ないのですが、勝率が19.4%もあって、単勝回収率が370%、複勝回収率でも192%ありました。全体的には2004年をちょっと上回るぐらいでまずまずといったところでしょう。それでも平均的な一口馬主よりはかなりいいとは思うのですが…。
今年頑張ったのは何と言ってもクロニカ。2月に地方から復帰して福島・新潟で500万下を3連勝。続く1000万下の麒麟山特別も3着。でもその後はちぐはぐな競馬を続けたあげく、屈腱炎で引退。実働半年で2800万も稼いでくれたので感謝してますが、まだできた馬だったので残念でした。
そして穴をドカンと開けたのがマイネルパシオン。5月に骨折から復帰すると、4戦目の未勝利戦で初勝利。次の500万下で凡走して、「このクラスでは駄目かな」と思わせておいて、11月の府中で12番人気であっさり逃げ切り。思ったより評価されて出走したゴールデンサドルトロフィーは名手キネーンだったけど、中団から流れ込んだだけ。クラス慣れが必要だろうと思ったら、次走のノエル賞でゴール前まであれよあれよと逃げ粘って馬連10万馬券。速い脚が使えるタイプではなさそうなので、現状では逃げたほうがいいのかも。また人気を落とした時に買ってみてください。
スプートニクはリフレッシュ休養が長くなり、この1年は6戦だけ。春は叩かれつつ上向きになり葉山特別で逃げ切り。連闘の湘南Sでは追い込んで4着。秋はダートで凡走後に芝で一変して3着。叩き良化型で芝マイル向きがはっきりしましたね。このクラスでは安定勢力になったので、いつ勝ち上がるかだけだな。
マイネルプロメッサは10月東京でデビュー。まだ馬が子供子供していて競走に集中していない感じ。それでもそこそこの競馬になっているので能力はあるのでしょう。暮れは阪神に2度遠征。とりあえず3着まで来たので来年に期待が繋がりました。本当に良くなるのは古馬になってからかもしれません。
故障から復帰できなかったのが、マイネルマクロスとイカルスドリーム。マクロスは屈腱炎で厳しいかと思っていたのですが、案の定調教中に再発して引退。イカルスも復帰直前で鼻出血を再発して引退。この両馬は無事に走ってくれれば、勝ち星が計算できたんですけどね。
で、結局どうにもならなかったのがマイネルエクストラ。自分的には史上最高の6000万の馬だったのですが(クラブは違いますがハーツクライと一緒ですね…)、新馬を勝ったあとはひどい成績で終わってしまいました。本質的にスピードが足りなかった感じ。引退後は岩手で走っていますが、A2に編入したこともあるのか、こっちでの成績も散々。展示会のビデオでは良く見えたのですが…。あんまり立派に見える馬は良くないのかもしれません。
長くなってしまったので、2006年の展望は別記事で。
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