むやみに褒めないようにしましょう
週末は世界ユース、コンフェデ杯と日本代表の試合を見ました。結果はともかくどちらも課題が残ったのではないでしょうか。
まず世界ユースの1次リーグ最終戦はオーストラリアに何とか追いついて勝ち点1をゲット。2分け1敗の勝ち点2で1次リーグ通過を決めました。勝ち点2で抜けられるってのも極めて珍しい事態ですが、内容も褒められるのは追いついたことだけ。A代表もそうなんですが、1つ型を決めちゃった方がいいんじゃないかと思ったりしています。平山の頭に合わせるならそれでもいいので、愚直に続けること。そうすれば1回ぐらいはうまく行くのではないかと。そしてたまーに違う攻めをすればアクセントになりますから。これからトーナメントに入って引き分けはなくなるので、積極的なサッカーが見られると期待しています。
あとFC東京を応援するものから言わせていただくなら、「増嶋、落ち着け」ということでしょうか。責任感とかは放っておいて、図々しくやればいいと思うんだけどね。
コンフェデ杯の方は、1-0でしたがスコア以上に日本の快勝でした。まあブラジルに勝たないと準決勝に進めないのですが。っていうか、UEROの時のギリシャ代表とは全く違うチームでした。あの時は守備のしつこさ+攻撃の速さという要素が合体していたのですが、日本戦の時のチームは守備はともかく、サイド攻撃が効果的ではありませんでした。三都主側をもっと狙えばよかったと思うのですが、日本の右サイドばかりでしたね。“ニュータイプ化”した加地の敵ではありませんでした。
攻めは枠内にシュートが飛ばないのは、今更批判する気にもならないのですが、問題はMOMを取った中村でしょう。確かに得点シーンのラストパスは中村ならではのものでした。が、中村がボールを持つと攻撃のスピードが必ず落ちるのですよ。これが問題。脚が速くないのは仕方がないのですが、もう少し速いパスを駆使してほしいのです。
攻撃的MFは4-4-2だとサイドに流れるシーンも多くなります。中村はテクニックでDFを交わそうとするのですが、交わしきれず後ろに戻すシーンが多すぎ。テクニックがあるのは分かっていますが、そこは自分を抑えてシンプルに攻撃を組み立ててほしいのです。あの試合、加地が好調だったのでチャンスは右サイドから生まれていました。サイドチェンジの速いパスを出す手はあったと思うのですがね。
次のブラジル戦は日本の特徴である組織力と速い攻めを出さないと難しいでしょう。下手するとメキシコ戦のVTRのような試合になりかねないと思っています。どんな試合になるか期待半分、不安半分で見守ることになりそうです。
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