記者会見に出ると
パソコン雑誌の記者も記者会見や記者発表といわれるものに出席します。大抵は新製品や新技術の発表で、たまには決算などの経営についても。プレゼンの後に質疑応答があって、その後でいわゆる「囲み取材」があるのが通常パターン。質疑応答で正面切って聞くのか、囲みで直接聞くのか(ないときもあるので注意が必要)、広報に確認するだけでいいのかを使い分けるのがポイントだったりします。
で、ジャパンカップの日にハロン編集長の斉藤さんや月本さんと話していてびっくりしたのですが、ジャパンカップダートの共同インタビューで「ダートで松田調教師はワンツーだったのだが断然人気のアドマイヤのほうが負けて「質問は勝ち馬に関してのみにしてください」という、なんともはや…という規制。」があったとのこと。
記者会見の質疑応答で規制がかかることはたまにあります。多いのがゲストで登場した芸能人に対してワイドショーが質問できなくするとか、製品発表でその製品に関係ない質問はさせないようにするとか。といっても「この製品を一緒に使ってみたい人は誰ですか」とかスキャンダル渦中のタレントに聞くレポーターもいます。変な規制なら無視して質問する記者は結構います。なめられたら終わりですからね。
今回、不思議だったのはなぜ質問を勝ち馬に限定しなければならないのかということ。誰にメリットがある規制なのか全く分からない。っていうか、大本命の馬が2着に完敗したのに、その調教師に話を聞くななんて言われて「ハイそうですか」と受け入れるほうもどうかと思うぞ。