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2010.11.28

第33節山形戦採点「正念場」

リンク: 平山のゴールも勝利につながらず、終盤に追いつかれホーム最終戦は引き分けに終わる .

FC東京 1-1 山形

 「開幕戦は平山が決めて勝ったから、最終戦も平山が決めて勝つんじゃね」なんて試合前に言っていたら、その通りの展開になりつつあったのに、最後に田代に決められて引き分け。ホームゲームは味スタで1勝、国立で1勝だけ。

 それでも残留争いに踏みとどまれているのは、アウェイで積み重ねた6勝があるから。ちなみに京都はホームゲームで2勝1分け13敗。最終節は京都に勝って残留しましょう。

 で、この試合の振り返り。

 出だしから硬いなーというか、重苦しい試合。選手は神戸が勝ったことを知っていたはずで、そうなるのも仕方ないこと。連戦ということもあって、体も重かっただろうし。大熊体制になってからの思い切りの良さがちょっと失われていた感じ。

 羽生が入った4-4-2だと、羽生がボランチの手助けに入るから、梶山あたりが積極的に攻撃しないといけないが、ヨネがボールが足につかない感じで、中盤でうまくボールが回らない。右サイドからの攻撃は見られたけど、シュートまでいけずに主導権は握っているものの、山形のプラン通りといった印象。ゴール前の守備が堅い。

 ナオが足を痛めて、リカと交代。こうなると左サイドからの攻撃が増える。基本的にドリブルしかないので、確実にチャンスになるとはいえないが、抜き切ったときは大きなチャンスになる。ボールを奪われてカウンターを受けるリスクはあるけど、膠着した試合では有効なカード。

 後半に入って早々に4-4-2を維持しながら大黒→前俊という交代。大黒は最近別メニュー調整が多く、早い交代は想定内。ただ、前俊で良かったのは疑問。後から4-2-3-1に変化させて、サイドに持って行くことも考えていたはずだが、3枚目の交代が羽生になるのは足の状態から確実だったので、中盤で運動量を確保できる選手を入れておくべきだったかも。ここで前俊を使っちゃうと(4-2-3-1なら森重入れるので)重松や松下、達也を使うオプションが事実上なくなるからね。

 詰まった試合日程の影響もあって、中盤が空き気味になって、カウンターの応酬に。勝ってJ1残留を事実上決めたい東京は、森重を入れて名古屋戦と同じ梶山トップ下の4-2-3-1に移行。やっぱり森重はいい意味で図々しいので、こういう試合ではアクセントになる。攻撃はボールを失わないように、どうしても丁寧に行きたくなるけど、そういうのに関係なく縦パスをつけられるメンタリティは頼りになる。

 先制点は森重が縦パスを梶山につけて、そこからボールを受けた平山が(前半は何度も失敗していた)ターンでゴールに振り向いて、ねじ込んだ形。普通はこれで試合は決まりなんだが、今年の味スタはこれじゃ終わらない。

 時間を使いながらクローズしたかったところが、全体が妙に焦り気味。権田がゴールキックを変なところに蹴ってみたり、前線にキープ力のある選手を置いているのに、そこまでボールがつながらない。平山めがけて長いボールを蹴るのは時間稼ぎには効果的じゃないのに。気持ちは分かるが…。

 失点シーンは山形にうまくボールを動かされて、田代にヘッドでここしかないというコースに決められた。あえて言うなら、パス交換から上がっていった小林を離しちゃったところが…。最後に人を掴みきれなかったところは悔やまれる。山形が中央を突破してくることは考えづらかったので、サイドを徹底的に封鎖しておきたかった。これは結果論だけど、先制点が遅い時間になって、サイドで追い回せる選手を入れる交代枠が残ってなかったのが痛かった。

 終盤はスクランブル体勢で猛攻をかけたけど、決勝点を奪うまでには至らず。J1残留の行方は最終節へ持ち越し。

 引き分けたことで、最終節、神戸は勝つしかなくなったことも事実。神戸-清水はスカパー!で見たけど、そんなに点が取れそうな感じはないし、中盤の運動量を担保していた田中英雄が出場停止になるのは大きい。追いかける方が楽とはいうけど、向こうだってプレッシャーはあるわけで、東京だけが追い詰められたように思わない方がいい。

 ナオこそ離脱しそうだけど、ようやく連戦が終わったことで、怪我持ちの選手のコンディションは上向きになるはず。最後はきっちり勝利で残留を決めましょう。

 それでは採点です。

権田 5.5 枠内の危険なシュートはあれだけ。悔やまれる失点だった
椋原 5.5 最後に右サイドを破られる。前の選手を動かしたいところ
今野 5.5 きっちり田代に体は付けたが、上から叩き込まれてしまった
徳永 5.5 慎重に守ったが、点を取る必要がある展開で遊びが少ない
中村 5.5 左サイドは安定。攻撃には絡めずも悪くないプレーだった
米本 5.5 残留への緊張と肉体的な疲れがあったのかパスミスが多い
梶山 6.0 この人の攻撃参加がないと、攻撃力が上がっていかない
石川 5.5 怪我で前半に交代。早々にいなくなったのは誤算だった
羽生 5.5 気の利いたプレーはあったし、惜しいチャンスもあったが…
大黒 5.0 疲れもあるのか、決定機らしい決定機は迎えられなかった
平山 6.0 見事なゴールだったが、それまでにもチャンスはあった

リカ 6.0 ドリブルで相手を翻弄。チャンスを作ったがシュートも欲しい
前田 4.5 何のために投入されたのかが分かっていなかったのでは
森重 6.0 プレーを見ると最初から入れておけば違った展開もあったか

大熊 5.0 先制点までは及第点も、勝ち切るためのプランが曖昧。高さがないDF陣を考えれば、平山を低い位置で守備させる手もあった。京都から勝ち点3を持ち帰れる策を徹底的に考えてほしい

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